実践女子学園中学校3年生―学習リズム形成と理解重視学習&反復演習で成績アップ!
今回は実践女子学園高校の成績アップ事例を紹介します。
この生徒さんは中学3年の2月に入塾してくれました。中3の後期中間テストでは、数学が32点と平均点を14点下回っている状況でした。
しかし、入塾から1ヶ月間、当塾で学習していくことで、中3後期期末テストでは76点と苦手な数学の成績を大きくアップすることができました。なぜ、運動部での厳しい活動と勉強を両立しながら、苦手な数学を克服し大きく学力を伸ばすことができたのか? その理由をお伝えします。
入塾時の勉強方法
入塾時の数学の範囲は、高校数学の入り口に差し掛かかったところでした。当初の生徒さんは、宿題を一生懸命こなしているのに「どこが分からないかが分からない」という状態でした。
部活と勉強の両立は中高生の永遠の課題とも言えます。運動部に所属していて、部活後にダラダラ過ごしてそのまま寝てしまう。そのような悪いサイクルが習慣化しがちです。
座席について勉強に取り掛かるまでに時間が掛かってしまい、なかなか勉強が進まないといった経験、他人事ではない方も多いのではないでしょうか。
難易度を落とした基本的な参考書からのステップ作り
実践女子学園では教科書の他に、やや難しめのサクシードという問題集が配布されています。また、教科書とサクシードの間を埋めるために、大量のプリント課題が宿題として課されます。
定期テストは教科書レベルの基本的な問題が中心です。学校の授業後に、教科書の復習なしでサクシードの演習をするよりも、基本問題の演習を挟み、学習のステップを作ったほうがよいでしょう。
しかし、数学に苦手意識がある場合、問題演習に取り組んでも「わかった!」という感触をつかみにくいです。どうすれば苦手意識をなくし、効率的に学習を進めることができるのでしょうか?
この生徒さんの場合は、解答の書き方を覚えてもらうために学校教材以外の参考書を使用しました。
高校数学では問題が解けたかどうかだけでなく、答えに至る過程も含めて採点対象となります。けれども、最初のうちは丸つけをする際に、途中式よりも解答が正解かどうかに意識が向かいがちです。
そこで、問題のすぐ下に解答・解説が配置され、答案の書き方を確認しながら使うことができる『白チャート』を最初に演習しました。その後、他の問題集へとステップアップしていきました。
学習リズム形成と理解重視学習&反復演習で成績アップ!
苦手な数学を克服し、32点→76点へ44点アップという飛躍を遂げた彼女ですが、これを達成できた背景には二つのポイントがあります。
一つは、一定時間集中して座席について勉強に取り組む習慣がついたこと。もう一つは、基本的な参考書で解答作成のポイントが習得できたことです。
1コマ120分という比較的長めの学習時間はWAYSの特徴でもあります。120分の中で基本問題の演習をメインに学習することで、不明点を解消した上で答案作成のポイントを押さえることができました。さらに、それが効率的な学習へと繋がりました。
結果として、答案内の必要な文言の欠如や、式変形時の途中式の紛失、問題文から得られた仮定・条件の見落としなど、細かいミスを短期間で減らせました。加えて、学校の授業もよく分かるという状態へ持っていくことができたのです。
今後の目標
現在この生徒さんは留学中ですが、WAYSで身につけた学習習慣と「学び方を学んだ5か月間」の財産があります。語学留学を終えた1年後、磨かれた英語力を武器に一層飛躍してくれることでしょう。1年後の再会が今から楽しみでもあります。
1年先の彼女の目標を今から設定させていただくと、帰国後のキャッチアップで平均点+20点をキープし続けることになります。
個別指導塾WAYSでは、このような部活の優先順位が高く、短時間で効果的な学習を進めていきたい生徒さんも大歓迎です。
答案の書き方レベルの改善から始め、学習のリズムを作り上げます。もちろん部活とのバランスを取りながら成績を上げていくことも可能です。学校の成績でお悩みの方は、是非ともお問い合わせください!
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