芝中学校2年生―予習型サイクルと完成ノート2周で成績アップ!
芝中学校の成績アップ事例を紹介します。
この生徒さんは中学2年の8月に入塾してくれました。入塾前の1学期期末テストでは、代数が71点、幾何が56点という状況でした。
しかし、入塾から3ヶ月間、当塾で学習していくことで、2学期中間テストでは代数が96点、幾何が94点と、大きく成績をアップすることができました。
なぜ成績が大幅に上がったのでしょうか? その理由をお伝えします。
入塾時の勉強方法
入塾時の生徒さんの特徴として、途中の式を書かないといった情報整理に問題を抱えていました。途中の計算でのミスによる失点を減らす必要がありました。
上記の状態は中高一貫生が抱える問題の典型的な症状といえます。
「暗算でできるものは暗算で処理せよ」という中学受験での教えを忠実に守ることで、途中計算の書き出しを怠ってしまい、結果として計算ミスの誘発につながることがよくあります。特に、平均点の高い学校の場合では小さなミスも大きな得点ロスにつながってしまいます。
また、教科書の予習など授業準備に割く時間もほとんど取れていませんでした。中高一貫生の多くは教科書の予習をおこないません。
中学受験では丁寧な導入授業があり、予習前提の授業ではありません。その延長として、中学生になっても予習習慣のないまま教科書の読み方・使い方がわからない生徒もたくさんいます。
予習中心学習への切り替えで、学校授業の吸収力をアップ
WAYSに入塾して以降は、数学の学習時間を「毎週120分×2コマ」継続して学習する時間を確保することができました。
平均点が高い学校では高得点勝負となるため、簡単な問題の小さなミスの発生原因ですら極力潰して、ゼロへ近づけていくことが必要です。十分な演習時間を確保するため予習型の学習スタイルへ変えていきました。
事前に準備をおこなって学校の授業に臨むことで、授業内容の理解度や定着度も大きく変わってきます。教科書の使い方を学ぶことで、情報の検索力も大きくアップするため、不明点が発生した場合の欲しい情報へのたどり方もうまくなってきます。
完成ノート2周で大幅に成績アップ!
芝中学では体系数学の完成ノートを使っています。テスト範囲の教材を試験直前にバタバタやっつけで処理しているようでは、心に余裕がもてません。試験本番で出題されて困る問題は大体出題されるものと考えてください。
テキストに未着手の問題が残らないよう余裕をもってスケジュールを立て、2周3周の解き直しで処理のスピードを高めていきました。
スケジュールに余裕が出てきたら、類書(体系問題集)で標準レベルと発展レベルのみを解き、数字を変えただけの出題であっても確実に得点できるように訓練を積みました。
その結果2学期中間テストでは代数が71点→96点、幾何が56点→94点と大きく成績をアップすることができました。
今後の目標
このまま代数も幾何も9割キープを維持することが目標です。高い状態を維持するためには、よりいっそうの努力の継続が必要となります。
なぜその方法で問題が解けたのか、その方法以外に早く正確に答えが出せるやり方が他にないか、などと解法の研究を進める余地もあります。難易度の高い問題をスマートに処理する方法など、別解の研究に取り組んでみるようにこの生徒には強く勧めています。
個別指導塾WAYSでは、学習リズムをどう作り上げていったらよいか悩んでいる生徒さんも多く入塾しますが、日々の学習サイクルに関する適切なアドバイスに従ってレベルアップを果たし成績を上げていっています。
日々の学習サイクル構築にお悩みの方は、是非ともお問い合わせください!
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