【中高一貫校生】高2の今がチャンス!志望校合格をつかむ大学受験対策
中高一貫校で高校2年生になると、
「そろそろ大学受験の準備をした方がよいかな」
「もう受験対策を始めている人もいるみたいだし、今からじゃ遅い?」
と、大学受験を意識し始める人もいます。
たしかに、最難関大学を狙う生徒はすでに対策を始めている人もいるため、焦りを感じるでしょう。
しかし、2年生ならまだまだ挽回は可能です。
この記事では、高2から大学受験対策を始めるメリットや対策方法についてご紹介します。
忙しい学校生活を送るなか、時間を有効に使いながら、効率よく大学受験対策を進めましょう。
中高一貫校の受験対策は高2からがおすすめ!4つのメリット
高2から受験対策を始めると、さまざまなメリットがあります。
ここでは4つのメリットを確認してみましょう。
この4つのメリットを知るだけでも、すぐに大学受験対策を始めようという気になるはずです。
高校3年生から対策を始める人と差がつけられる
中高一貫校に入学する際、大学受験まで意識して学校を選んでいる人もいるでしょう。
しかし、大学受験対策をすぐに始める人はまれです。
本格的に対策を始めるのは、部活動も落ち着く高校3年生頃からという人が大半です(※)。
「だったら自分も3年からでよいかな」と考えるのは安易です。
高2から始めれば、大きく差をつけられるチャンスです。
周りに合わせて、高3になってから焦って大学受験対策をする必要はありません。
(※参考:大学進学を意識し始めた時期・受験対策を始めた時期)
受験に必要な学習時間を確保しやすい
大学受験に必要な学習時間は、およそ1,500~2,500時間といわれています。
超難関大学や科目数が多くなる国公立大学ともなると、その時間は3,000時間を超えます。
2,000時間勉強すると仮定して1年間でこなそうとすると、1カ月あたり160時間以上必要です。
つまり1日5時間以上勉強しなければいけません。
学校から帰宅して5時間毎日勉強するのは、相当な覚悟がなければできません。
では1年半前から始めたらどうでしょう?
1月に必要な勉強時間はおよそ110時間。
1日当たり3.5時間ほどで済みます。
早く始めることで、集中して学習できる長期休みの日数も増えるため、平日の学習時間はさらにゆとりができるでしょう。
ゆとりをもってスケジュールが立てられる
多くの単元にじっくり取り組めるようになることも、メリットのひとつです。
早めに対策を始めることで、基礎の定着や弱点克服・応用問題など、それぞれの勉強に時間をかけられるようになり、「あれもやりたい。これもやりたい。でも時間がない!」とは、なりません。
さらに、中高一貫校は、一般の公立校と比べ授業進度が速く、高2の段階でも授業はかなり進んでいます。
その分、大学受験対策が進めやすく、スケジュールも立てやすいでしょう。
授業の進みが速いことは、中高一貫校生にとって大きなアドバンテージです。
ぜひこのアドバンテージをいかして、対策を開始しましょう。
自分に合った勉強法を見つけやすい
大学受験対策をするにあたり、多くの単元にじっくり取り組めるようになる自分に合った学習法を見つけることは、効率よく学習するうえで重要なポイントです。
時間にゆとりがあるということは、学習法をいろいろと試してみる時間があるということ。
暗記ひとつとっても、単語帳を見て覚えられないのであれば、ノートに単語を何度も書くことで覚えられるタイプなのかもしれません。
3年生に上がってから大学受験対策を始めた場合、失敗を振り返りながら、最善策を見つけるほど時間に余裕はないでしょう。
だからこそ、早めに始めることに意義があるのです。
中高一貫校生の高2からの大学受験対策法
とはいえ大学受験はまだまだ先の話で、どのような対策からすればよいのか分からない人もいるでしょう。
2年生からでもできる対策で最初にやってほしいのは、「勉強習慣を身につける」ことです。
これまで、毎日学習する習慣がなかった人が急に大学受験対策を始めるのは無謀です。
まずは、予習・復習で勉強習慣を身につけましょう。
さらに、次にご紹介する方法を順に試してみてください。
志望校を決める
まずは、志望校を決めます。
私立・国立・文系・理系などによって受験科目が異なるため、今後のスケジュールを立てるために必要です。
さらに、試験は筆記かマーク式か、科目ごとの配点バランスはどうなっているかなどもチェックします。
志望校が決まることで、学習に対するモチベーションも上がるでしょう。
短期・中期・長期の目標を立てる
志望校が定まったら、目標を立てます。
もちろん最終的な目標は、志望校合格です。
そのほかに、短期・中期の目標も決めてみましょう。
短期目標なら、毎週の小テストで毎回満点を取るなど、数週間の間に結果が出る目標を決めます。
中期目標は数カ月で結果が出る模試や定期テストなどを目標にしてみましょう。
点数や順位など、明確な目標の方がやる気が出やすくなります。
目標を学習スケジュールに落とし込む
さらに、志望校決定の時点で、学習スケジュールを立ててみましょう。
自身の状況によって、どこに時間をかけるべきなのか判断します。
たとえば、定期テストで平均点までいかない科目なら基礎を徹底的に学ぶ、基礎が完璧なら演習問題に時間をかけるなどです。
学習スケジュールの順番は、次の通りです。
弱点の克服・基礎固めをする
スケジュールを立てるうえで、まず過去の定期テストや小テストを振り返ってみましょう。
間違えた部分を分析することで、基礎が身についていないのか、ちょっとしたミスなのかが分かります。
何度も同じような箇所で間違えているのであれば重点的に学習し、理解度を上げます。
どの難関大学を受験するとしても、基礎だけはしっかり身につけなければなりません。
基礎固めは、学校で渡されたプリントや問題集の基礎問題を解いてみましょう。
演習問題を繰り返す
基礎が身についたところで、次は演習問題を解いていきます。
1冊の問題集を最後まで解くようにし、3回程度は繰り返しましょう。
繰り返すことで、定着度が増します。
どの科目を重点的に行うかも悩むところですが、基本的には英語や数学のように、知識を積み上げる科目を重点的に行った方がよいでしょう。
問題集は、志望校のレベルに合ったものではなく、現在の自分のレベルに合うものから挑戦し、徐々にレベルを上げていきます。
志望校の過去問にチャレンジする
高3の秋頃までには、過去問にも挑戦していきましょう。
過去問は、自分自身のレベルを知るよい機会です。
また、志望校のテストレベルや出題方法の確認もできます。
間違えた問題は、必ず解き直しをしましょう。
まとめ
大学受験対策は、早く始めればそれだけ効果も大きくなります。
早くから対策を始めている人を見ると、高2から始めたら遅いかな…と不安になるかもしれません。
しかし自分に合った勉強法を見つけ、適切なスケジュールをたてて努力すれば、志望校合格も夢ではありません。
今この記事を読んでいる高2のあなたは、ぜひ今日から大学受験対策を始めましょう。
もしも「ひとりで勉強するのは不安」「自分に合った勉強法がなかなか見つけられない」といった場合は、塾へ通うことも検討してみてください。
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志望大学に合わせた対策をするからこそ、効率よく学習が進みます。
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