大学受験対策で中学生から塾に通うのはアリ?注意点とおすすめの塾を紹介
6年間の小学校生活を終え、いよいよ迎える中学生活。
進学に伴い、小学校とはまた違ったライフスタイルになることが予想されます。
そんな中、「中学校からお子さんに大学受験の対策を始めさせたい!」と考え、塾に通わせようとする人もいるでしょう。
実際、中学生のうちから塾に通っておくことで、複数のメリットが得られます。
とはいえ、中学生が大学受験対策の塾に行くのに、さまざまな疑問が出てくることもあります。
「中学生からでは早すぎるのではないか?」
「大学受験対策に便利なのはどんな塾?」
など、不安になることもあるでしょう。
そこで今回は、中学生から大学受験対策をするメリットや注意点、そしてそれができる塾について紹介していきます。
お子さんの大学受験が失敗に終わってほしくないという人は、最後まで読んで参考にしてみてください。
中学生から大学受験対策として塾に通うメリット
大学受験を中学生からはじめることには、さまざまなメリットがあります。
今回は、その中でも2つのメリットを紹介します。
ほかの受験生と差が付けられる
中学生から大学受験の対策を始めるのは、受験生の平均から見ても早い方になります。
ベネッセ教育総合研究所の調査によると、中学生から大学受験を意識した人の割合は14.4%しかいないそうです。(※)
大学受験対策は、やるべきことが複数あり、時間がかかります。
しかし、早くから始めることで、そのやるべきことにより多くの時間を割けるようになるのです。
とくに、苦手対策などに使える時間が増えると、ほかの受験生と差をつけることもできます。
(※参考:大学進学を意識し始めた時期・受験対策を始めた時期
勉強習慣を確立できる
新たな習慣を確立するには、長期間、同じことを続ける必要があります。
中学生から勉強を始めておくと、より長い期間勉強を続けられ、勉強の習慣を身に付けることができるのです。
今まで勉強をサボっていたお子さんの場合、いきなり勉強し始めるのは無理があると思うかもしれません。
しかし、塾に通うなら話は違ってきます。
塾は「勉強するための空間」なので、今まで勉強してこなかった人でも、強制的に勉強習慣を身に付けることが可能なのです。
中学生から大学受験対策をする塾に通う際の注意点
中学生から大学受験用の塾に通うのは、必ずしもメリットがあるだけではありません。
場合によってはデメリットになってしまう可能性もあります。
以下では、デメリットに陥らないように、注意するべき点を紹介していきます。
定期テスト対策を怠らない
大学受験対策をしようとすると、どうしても大学受験のことばかりに意識が行ってしまうおそれがあります。
しかし、中学生にとって最も目先にあるのは「定期テスト」です。
定期テストの対策をしないで大学受験対策だけにのめり込むと、その定期テストで良い成績がとれないこともあります。
定期テストの成績が悪いと、最悪の場合、留年などに繋がってしまうのです。
中学校の定期テストは一見、大学受験とは関係しないように思えます。
ところが、大学受験の基礎は、中学校の定期テストで出題される内容と重なる部分があります。
ですので、定期テスト対策は、間接的に大学受験対策にもなっているのです。
いきなり高校の範囲の勉強をしない
大学受験対策は、主に高校の範囲を学習することになります。
そんな中、中学生の内から、早く高校の範囲を完璧にしようと、難易度の高い高校の範囲に挑んでしまう人がいるのです。
場合によっては、高校生で使用する教材を先取りすることもあるでしょう。
しかし、高校の範囲は、中学生にとっては難しい場合があります。
中学生の全範囲を前提にしていることがあるからです。
そのため、高校の範囲を勉強したいのであれば、まずは中学レベルを完璧にする必要があります。
中学の基礎を完璧にした後に余力があれば、高校の範囲を予習してもよい、という風に考えましょう。
費用について考えておく
中学生から塾に通う場合、その費用についても確認しておくべきです。
とくに中1から通うとなると、3年分の費用を想定する必要が出てきます。
塾にかかる費用は、何も授業料だけではありません。
設備費やサポート費、通学費などがかかる可能性があります。
想像よりもお金がかかってしまうこともあるでしょう。
塾の費用を抑える方法については、次の記事で紹介しているので、あわせて確認してみてください。
大学受験で予備校に通うための費用相場は?抑える方法はある?
中学生から大学受験対策を始めるのにおすすめの塾
以上の注意点を踏まえたうえで、中学生から大学受験対策を始めるに当たって、おすすめの塾の特徴を紹介します。
結論から言ってしまえば、上記の注意点を解消できる塾が理想です。
具体的にどのような塾かを説明していきます。
定期テストと大学受験の両方を対策できる塾
中学生の大学受験対策では、定期テストの対策も欠かせないものでした。
そのため、「定期テスト」の対策を行っていることは必須です。
しかし、それだけでは、大学受験の対策に繋げるのは難しい場合があります。
定期テストに特化しているだけでなく、大学受験に対しての情報が揃っていることも必要です。
そこでおすすめなのが、「定期テスト対策」と「大学受験対策」の2つがある塾です。
2つの対策をしている塾は、定期テストと大学受験対策の両方が可能な講師が在籍していることがあります。
そのような講師は、単に定期テスト対策を行うだけでなく、定期テストの内容がどのように大学受験の内容に繋がるかも指導できます/span>。
定期テストと大学受験を繋げられれば、どちらかに偏ることなく、勉強を進められるのです。
お子さんのレベルに合った塾
前述の通り、高校の範囲は、中学生の範囲を完璧にしてから進まなければなりません。
「中学生の範囲は完璧だよ!」というお子さんがいる一方、「中学生の範囲はまだ学習中…」というお子さんもいるでしょう。
この2パターンのお子さんが、同じ塾やコースで指導を受けることはできません。
各塾にも、対象としている生徒のレベルがあります。
たとえば、「予備校」「集団塾」や「個別塾」などの区分では、それぞれの対象がはっきりしています。
「中学生の範囲が完璧」なお子さんが「予備校」「集団塾」、「まだ勉強中」のお子さんは「個別塾」がおすすめです。
塾選びの方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。
中高一貫校生の大学受験対策におすすめの塾とは?塾選びの注意点
まとめ
中学生から対策を始めることで、大学受験を有利に進めることができるようになります。
つまり、中学からの大学受験対策は「早すぎる」わけではないのです。
とはいえ、早く始めるにあたって注意点もあります。
注意点を意識しながら、現在の目的やお子さんに合った塾を選びましょう。
中高一貫校生専門塾個別指導塾WAYSでは、家で勉強ができない中高一貫校生を対象にしています。
中高一貫校生は、もともとは中学受験を突破できるだけの学力があるお子さんです。
現状を分析したうえで、その能力を引き出す勉強法を個別に指導します。
もちろん、「定期テスト対策コース」と「大学受験対策コース」の両方を設置しています。
定期テスト対策をしてから、大学受験対策に移行するといったことも可能です。
最短で成果を出したい!とお考えの方は、ぜひ無料学習相談・体験指導へお越しください。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 2023年3月21日学校紹介【中高一貫校】武蔵野大学中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
- 2023年3月20日学校紹介【中高一貫校】東京都立武蔵高等学校・附属中学校の教育・評判を徹底解明
- 2023年3月19日学校紹介【中高一貫校】日本工業大学駒場中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
- 2023年3月18日学校紹介【中高一貫校】大阪星光学院中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明