【朝活で効率的に記憶を定着】最速で長期記憶を作る早朝復習のコツ
最近、大学生、ビジネスマンの間で自分磨きのための朝活が流行っています。
定期テスト勉強をしている中高生、長期計画で勉強している受験生にとっても朝の勉強時間はとても大事です。
ここでは、朝すべき勉強について書いていきたいと思います。
朝起きて最初にすべき勉強は何か
それは『前日の復習』です。
「前日やったことなんて忘れるわけ無いじゃん!」って思ってる生徒が多いと思います。自分もそう思っていた頃がありました。
しかし朝に前日の復習をやってみて、あることに気付いたのです。
つい昨日やった内容なのに8割型忘れているのです。
なぜ忘れてしまうのか
エビングハウスの忘却曲線によると、
初回の学習では、1日後には、74%を忘却してしまうそうです。
前日にやってて忘れても「自分、記憶力ないな。やっぱ暗記苦手・・」とか思わないでください、極めて自然なことです。
さらに1週間後には、77%を忘却
1ヶ月後には、79%を忘却
するので1日後に復習しても1カ月空けて復習してもあまり変わらない結果となります。
よって早く覚えてしまうためには1日後に復習した方がよいです。
なぜ朝に復習するのがいいのか。
それは頭が空っぽだからです。
人は寝ることで1日で得た情報を整理し、仕分けします。些細な情報は短期記憶として忘却され、残った情報は長期記憶となります。1、2回目の学習内容は短期記憶として忘却されやすいため、確認をする必要があります。
朝に復習するということは、脳の情報が仕分けされて更新された後、すぐに何がなくなったのかを確認する作業なのです。
暗記は寝る直前にすべし
寝ることで長期記憶になれる情報は、寝る直前に覚えている情報のみです。
昼間に得た情報のほとんどは寝るまでに忘却されるので、情報の大部分が長期記憶争いに参加出来ません。
そこで、寝る直前に暗記することで、暗記した情報ほぼ全てを長期記憶争いに参加させることが出来るのです。
最速で長期記憶を作るには
数学でも効果抜群
説明してきた復習法は主に暗記色の強い科目に有効ですが、数学の公式や解法の暗記などでもとても効果的です。
前日に解けなかった問題の解法を頭の中で再現します。大まかな解法の確認なので紙に書いたり、計算したりはしません。
具体的には「平方完成して、頂点だして、グラフ書いて、微分して、接線出して・・」と言った感じです。
数学は、解けなかった問題を再度解くまで時間が空いてしまう科目なので、確認の回数が少なくなってしまいます。この復習法を利用すれば、短時間で通常の2倍の回数確認ができるため、効率よく数学の学力を上げることができます。
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