私立桜蔭中学・高等学校の英語／数学について

2015年07月25日

学校紹介

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桜蔭中学校は、東京都文京区にある女子学校で、現在の御茶ノ水女子大学の同窓会である桜蔭会が寄付を募り1924年に開設した歴史ある学校です。中学受験においては女子御三家とも言われるこの中学校は、かなり高いレベルを誇り、偏差値では、駒場東邦中学、筑波大学付属中学と同程度となります。

教育方針と取り組み

私立桜蔭中学校は、高校からの入学生を受け入れない完全中高一貫の女子学校となります。時代に応じた学習と道徳の指導を行い、建学の精神でもある「礼と学び」の心を持った、品性と学識を備えた生徒の育成を図っています。

知・徳・体の調和のとれた教育の実践のために、体育教育、礼法、キャリア教育、誇りを育む性教育にも力をいれ、さらに、自主的な活躍の場としてクラブ活動や様々な学校行事を用意しています。

国語・英語・数学・理科・社会といった主要5科目もかなりレベルの高い学習をおこなっていますが、さらに、音楽・美術・家庭科・書道・体育・情報とすべてのカリキュラムに実践要素を加えた学習を行い、発表の場を用意することで高いモチベーションを持たせています。

通常の学習に加え、英語の発音や音のリズムになれるための授業をLL教室で行っています。

また、ALT（アシスタントランゲージティーチャー）制度を導入し、中学1年時からティームティーチング方式による授業を行っています。

中学3年時には、少人数制による英会話の授業を行い、スピーチ・リスニング能力のさらなるレベルアップを図ります。

英単語や英文法は検定教科書の範囲内ですが、多読用の副読本を用い、英語に接する機会を増やし読解のスピードを上げる指導を行っています。

また、自習用にNHKの基礎英語を用い読む・書く・聞く・話す能力の強化を図っています。さらに、劇やスピーチ、歌、スキット等の発表機会を設けることで学習意欲の向上を図っています。

中学では代数・幾何の基礎を確実に学ぶことを目標とします。とはいえ、中学1年の1学期には中学1年の教程が終了するレベルの生徒が多いため、2学期には中学2年の教程に入る生徒も多く、先取りした勉強を進め、中学3年時には高校の教程に入っていきます。

代数の学習では、計算は当然のこととし、数の持つ魅力に触れながら文字式や関数の楽しさを学びます。また、図形や空間を学ぶ幾何の学習では、ユークリッド幾何学の体系を学びながら論理的な弁証と思考の力を育成し難しい問題の解を導き出せるようにしていきます。

特に証明問題の演習に力をいれ、他者の演習の解にも触れながら多くの演習問題を解く機会を与えます。中学における数学の知識と思考は社会に出ても役立つものと考え文系理系といった進路の希望を問わず高いレベルでの学習を促します。