私立恵泉女学園中学・高等学校の英語/数学について
恵泉女学園中学・高等学校は、高校入学のないキリスト教を母体とした中高一貫校であり、「聖書・国際・園芸」の3つの教えを柱としています。
多感な時期である貴重な6年間のなかで、自分自身はもちろんのこと、人間を含めた他者への思いやりを育み、学園独自の教育プログラムを通して、世界に通用する、芯の強い女性を育て上げることを目標としております。
教育方針と取り組み
恵泉女学園は、私立中高一貫の利点を最大限に活かせるように、前期(1・2年)、中期(3・4年)、後期(5・6年)と、3期に分けてカリキュラムを作っています。
1年生では、英語と数学(代数)、英会話、園芸を、ホームルーム半分に分け、少人数で目の行き届いた授業を行っています。低学年のうちから、学習習慣をしっかりと身につけるための、予習・復習はもちろん、特に英語と数学は、単元ごとの課題や確認テストが綿密に組まれてあり、合格点に及ばない生徒には、補習などで手厚くフォローアップを図っています。
英語に関しては、生徒それぞれ、テスト後の「直しノート」があり、担当教師からのアドバイスなどのやりとりの後は、ノートが自分独自の参考書になるわけで、これは弱点克服とともに、生徒本人の大きな自信へとつながります。
また、後期では、進路別の選択授業が増えますが、そのためのクラス分けは行いません。様々な進路希望者のいる、現代文や倫理などのクラス単位の授業では、多面的な考えが見られ、学園の教育理念を感じさせるものであります。
私立恵泉女学園中学・高等学校の英語について
英語の恵泉と言われている通り、「読む・書く・聞く・話す」をバランス良く学ばせるためのプログラムが組まれています。
前期1年生はクラスを半分に分け、ネイティヴな教員による英会話やリスニングを重視、2年では、英単語をもとに英文法をしっかりと定着させることを目標としています。中期では長文読解や速読を心がけ、4年生からの習熟別クラスでは、それぞれの進路実現に向けて、より高度な内容を進めていきます。
後期では、英文法の体系的学習と進路に応じた選択授業で、一段とハイレベルな問題に取り組んでいきます。
時事英語や実際の入試問題まで各自さまざまなプログラムを組みますが、その一方で、英検やTOEIC受検もあり、5年終了時までに英検ならば2級取得を目指します。
私立恵泉女学園中学・高等学校の数学について
数学に関しては、算数から移行する大きな変換期に、苦手意識をもたせない工夫を凝らしています。
幾何はクラス単位で授業ですが、代数は、1年生で少人数クラスにし、一人ひとりの能力を開花できるようにしています。数学の基本である計算などはもちろん、方程式、不等式、平面・空間図形など、前期ではこれらに重点を置いています。
中期の4年生からは、習熟別クラスに分けますが、学園独自のプログラム「S-Park」というもので、特に強化を図っています。
これは、主体的に勉強を進めたいという声を元に、英語などとともに、やる気に満ちた人向けの、土曜日・長期休暇限定の補習授業であります。
数学の得意な人はもちろん、このプログラムも習熟別なので、どうにか苦手を克服したいと考えている生徒には大変好評です。
学園では、後期の具体的な進路決定に向けて、長期休暇開講時には、全学年のなかでも、4年生だけは、夏・冬休みの両方を開講しています。
また、放課後には、卒業生チューターが教えにくることもあり、生徒には何かと心強いものがあります。
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