【中高一貫】ニュートレジャー完全攻略!おすすめの使い方を徹底解説
中高一貫校で使用される教科書の一つに「NEW TRESURE(以下、ニュートレジャーと呼ぶ)」(※)があります。
検定教科書よりも語彙数が多い、教科書ガイドが存在しないなど、学生にとって難易度の高い教材になっています。
そのため、
「ニュートレジャーはどうやって使えばいいの?」
「ニュートレジャーで詰まってしまった…」
などと考え、ニュートレジャーで苦戦する人も多いでしょう。
今回は、そんなニュートレジャーの使い方について紹介していきます。
うまく使えれば、定期テストや受験の対策にもなるため、ぜひ実践してみましょう。
ニュートレジャーの使い方
Key pointsを熟読
ニュートレジャーを勉強するにあたって、まず目を通すべき部分はGrammer中のKey pointsです。
Key pointsには、そのLessonで重要な英文法の事項がまとめられています。
文法の解説に加えて、実際の使用例が示されており、初学者でも理解できるようになっています。
解説を読んだ後は、例文を暗記しましょう。
例文を覚えることで、使用方法の理解だけでなく、英作文にも応用できるようになるからです。
本文を音読
Key pointsの熟読が終わった後は、その横の本文を読みましょう。
学校で日本語訳をもらっている場合、その訳と照らし合わせての読解がおすすめです。
すべての文章の意味がわかったら、声に出しながら読む段階に移行します。
音読による勉強法には様々なメリットがあります。
以下の記事で紹介していますので、あわせて参照してください。
【大学受験・英語】正しい音読のやり方!速読力を伸ばす最強の勉強法
Readに挑戦
Grammerの文章が音読できたら、次は応用であるReadに挑戦してみましょう。
Readの文章は2ページにもわたり、より実践的な内容になっています。
まず、Grammerの文章と同じように音読をしましょう。
読んでいて意味がわからない単語に遭遇した場合、その単語をノートや用紙にメモしてください。
この作業によって、自分が覚えられていないものだけを集めた「単語帳」が完成します。
この単語帳の単語を覚えられたら、2回目以降の音読を始めます。
そうすることで、新しく覚えた単語の定着や、英語の長文に慣れることが可能です。
音読の回数は、合計で5~6回がおすすめです。
WORKBOOKの使い方
ニュートレジャーには「WORKBOOK」というシリーズがあります。
WORKBOOKは、ニュートレジャーに対応した問題集です。
ニュートレジャーと併用することで、さらなる英語力が望めます。
問題だけでなく、音声も付属するため、リスニングやディクテーションの練習もできます。
ニュートレジャーの確認
WORKBOOKの中身は、主に「単語の書き取り」「文章の穴埋め」「並び替え」です。
単語や文法の知識が前提となっている問題のため、はじめからこちらを解くことはおすすめしません。
反対に、ニュートレジャーの内容を学んだあとなら、WORKBOOKを解くことができるようになります。
ニュートレジャーで覚えた単語や文法の確認のために使用しましょう。
書き込むのはチェックだけ
WORKBOOKでは、間違えた問題にはチェックをいれながら進めていきましょう。
2週、3週…と学習を進めていく際に、チェックが複数つく問題がわかるからです。
チェックが複数ついた問題とは、自分の苦手な問題であり、それらを洗い出して苦手をなくしていくことを目標にしましょう。
WORKBOOKに取り組む際は、2周目以降に答えがわからないようにするためにチェック以外を教材に直接書き込まないようにしましょう。
文法問題集の使い方
ニュートレジャーを使っている人の中には、文法問題集を持っている人もいるでしょう。
文法問題集には、文法の解説と実践的な問題が載っています。
問題は、各セクションごとに「Basic」「Standard」「Exercise」の3つで構成されています。
加えて、全5回の「まとめの問題」と、全3回分の「まとめの問題」も収録されています。
学期末に習った範囲を復習
文法問題集の特徴の一つとして、文法の解説が簡潔にまとめられている点が挙げられます。
そのため、教科書に比べて、短時間で仕上げることが可能です。
この特性を利用して、学期末の復習として使用することをおすすめします。
夏休みや冬休みなどの長期の休みを利用して、前の学期で習った文法を完璧にしましょう。
間違えた問題にはチェック
文法問題集も、WORKBOOKと同様に、間違えた問題にチェック→チェックがついた問題を重点的にやる、という使い方をします。
2~3周するころには、苦手な文法や問題形式がわかってくるため、それらを中心に対策をしましょう。
また、文法問題集には、穴埋め、並び替え、英作文など、実際の入試で問われる形式の問題が収録されています。
つまり、この問題集を周回すれば、入試の文法問題に対処できる実力がつくということです。
まとめ
- ニュートレジャーは、Key points→本文の音読→Readの順でやる
- WORKBOOKは、ニュートレジャーを完璧にした後、チェックを入れながら何度も解きなおす
- 文法問題集は、長期の休み中に、復習として解きなおす
検定教科書よりも難しいとされるニュートレジャーですが、正しい使い方ができれば、ほかの学生と差をつけられます。
ぜひ、本記事で紹介したやり方を実践してみてください。
なお、「一人でニュートレジャーを完璧にできるか不安……」という人は、個別指導塾WAYSの「定期テスト対策コース」がおすすめです。
定期テスト対策コースでは、ニュートレジャーに対応した個別指導も行っています。
そのため、ニュートレジャーの内容の理解だけでなく、それをもとにした定期テストの対策も可能になっています。
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