中高一貫校の勉強についていけない!その理由とは?今からできる対策紹介
「人生の選択肢を増やしてあげたい」
そのように思って、頑張って入学させた中高一貫校で、お子さんがついていけなくなってしまった…。
このようなことは、成績のよい生徒を対象として授業を進めていく中高一貫校では、少なくありません。
中高一貫校生が学校の授業についていけないことには、いくつか理由があります。
その理由を把握し、適切な対応ができれば、挽回できるチャンスは十分あるでしょう。
そこでここでは、中高一貫校で勉強についていけなくなってしまう理由と対策方法をご紹介します。
お子さんの成績に不安を感じたら、早めの対応がカギです。
ぜひ参考にしてください。
中高一貫校の勉強についていけない理由
中学受験をして入学している中高一貫校生は、入学時には学習レベルの差がほとんどありません。
しかし、しばらくすると、その学力に差がでてきます。
その理由は、どこにあるのでしょうか?
もちろん、中高一貫校では、ハイレベルな授業が速いスピードで進むことも理由のひとつと考えられます。
しかし環境はどのお子さんも同じです。
そのため、ほかにも原因があるはずです。
ここでは、考えられる3つの理由をご紹介します。
勉強方法が間違っている
ついていけなくなってしまう理由として、今の勉強方法が間違っていることが考えられます。
多くのお子さんは中学受験の際、ご両親や塾で学習方法や学習内容を指示されて学習してきているでしょう。
しかし入学後は、それらを教えてくれる人はいません。
自分自身で考えながら学習していく必要がありますが、自分に合った勉強方法を見つけられなかったお子さんは、ついていけなくなってしまう可能性があります。
集中して勉強できる環境がない
もうひとつの理由として、集中して家庭学習ができていないことが挙げられます。
中高一貫校では、スピードの速い授業内容の定着をはかるために、多くの宿題が出されます。
授業は、理解できていることが前提で進められており、宿題をしっかりこなして定着させなければ、ついていけなくなってしまうでしょう。
とくに英語や数学など、積み上げが重要な科目は、一度つまずいてしまうとそのまま落ちこぼれてしまう可能性もあります。
学習量が少なすぎる
学習量が少なすぎるというのも、理由のひとつです。
中高一貫校でも上位に入るお子さんは、自宅での学習量が圧倒的にほかのお子さんと比べ多い傾向があります。
お風呂の時間や寝る前の数分など隙間時間も無駄にせず、平日でも1日3時間程度は学習時間を確保しているといわれます。
ただし長い時間学習すればよいわけではありません。
「問題を10問解く」「必ず4ページ進める」など、学習の量を増やさなければ定着は難しいでしょう。
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中高一貫校の授業についていけない!対策方法はある?
お子さんが学校の授業についていけなくなったとき、周りの大人にできるのは、悩みに寄り添って解決への糸口を見つけることです。
学校の授業についていけなくなり、成績が伸び悩むお子さんを叱っていないでしょうか?
実はお子さん自身も、どうしてついていけないのか、理解できずにいるのかもしれません。
ここからは、これからどのように対処していけばよいのか、4つの対策方法をご紹介します。
重要なのは、この中でどの方法がお子さんにとってベストなのか見極めなければならないということです。
授業についていけない理由を考えながら、最善の策を見つけましょう。
公立校に転校する
ひとつ目の方法は「公立校に転校する」という方法です。
しかしこれは、本人も望んだ場合の最終手段。
頑張って入学した学校を自ら辞めるのは、お子さんにとってはつらい選択です。
もう少し頑張りたいと考えているお子さんもいるでしょう。
まずは、何のために中高一貫校に入ったのか、もう一度考えてみましょう。
「本人のやりたいことができる」「選択肢の幅を広げられる」など、お子さんが、将来的に自由に生き方を選べるように入学させたご家庭も多いのではないでしょうか?
転校して、その目的は果たせるでしょうか?
この最終手段を実行する前に次にご紹介する3つを試してみましょう。
先生に相談する
ついていけないと感じたとき、まず行うべきなのは、「学校の先生に相談する」ことです。
先生は、お子さんの成績や授業態度なども把握しており、現状をもっとも分かっている人です。
先生としても、自分の教え子が落ちこぼれてしまうのはあまり好ましくないため、話を聞いてくれるでしょう。
分からないところがはっきりしているのであれば、個別で指導してもらう方法や、宿題以外に苦手科目の課題を出してもらうなどもありますし、学習方法の相談もできるでしょう。
部活を休部する
学区で分かれている公立校の場合は、通学に時間がかかりませんが、中高一貫校生は片道1時間以上かかることもあります。
部活動をしていれば、自然と帰宅時間も遅くなり学習時間の確保が難しくなります。
成績が上向きになるまで、「部活を休部」し、集中的に学習するのもひとつの方法です。
ただし、部活を休部したことで、モチベーションが下がってしまうようでは悪循環。
本人の意思をしっかり確認してから決めましょう。
塾に通う
塾に通うのも一つの対策方法です。
自宅でなかなか集中できない・勉強方法が分からないといったお子さんに試してみるとよいでしょう。
ここでのポイントは、本人に合った塾を選ぶこと。
急にレベルの高い進学塾や予備校に通うよりも、学習方法から指導してくれる「個別指導塾」がおすすめです。
その中でも、独自の教材に対応してもらえる中高一貫校の専門塾であれば、学校のカリキュラムに沿った学習指導をしてもらえるため、最短で成績UPが望めるでしょう。
まとめ
中高一貫校の授業についていけなくなったとき、まずはその理由を考えてみましょう。
- 学習量は十分確保できているか?
- 集中できる環境にあるか?
といったことを、お子さんと一緒に考えてみましょう。
叱るのではなく、あくまでも寄り添うことが大切です。
「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」は、このように学習方法に悩むお子さんのための個別指導塾です。
現在の成績を把握し、どこをどう直せばよいのかお子さんに合った学習方法を考えていきます。
また宿題は出さず、1コマ120分という時間で、理解から定着まですべての学習を終わらせます。
自宅では集中しにくいお子さんにもぴったりです。
まずは基礎を身につけ、直近の定期テストの点数を上げることに注力しましょう。
努力すれば結果が付いてくることが分かれば、お子さんのモチベーションも上がるはずです。
120分の無料体験指導・学習相談も行っております。
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