中高一貫校生の勉強時間は平均より少ない?勉強時間を増やすコツを紹介
中高一貫校生の中には、勉強時間が足りずに、成績が下がっている人がいます。
いくら効率の良い勉強法を知っていたところで、それを実際に行わなければ意味がありません。
とは言っても、実際に勉強に使える時間が少ないのが現状でしょう。
しかし、現在の生活を見直せば、勉強できる時間を見つけることは可能です。
勉強時間を増やせれば、成績アップも望めます。
そこで今回は、勉強時間を増やす裏技を紹介します。
「忙しくて勉強どころではなくなっている…」
という人だけでなく、
「もっと勉強時間を増やしたい」
と考えている人も、参考にしてみてください。
中高一貫校生の勉強時間はどのくらい?
実際に、中高一貫校生全体は、どのくらい勉強しているのでしょうか。
当塾が行った調査では、約70%が、1日0~1時間程度勉強をしているという結果がでました。(※)
一方、Benesseが行った調査では、中学生の平均勉強時間が90分、高校生が84.4分ということがわかっています。(※)
つまり、中高一貫校生の半数以上が、中高生全体の平均よりも勉強時間を取れていないのです。
(※参考:中高一貫校生の勉強時間と勉強場所は?―自分自身で勉強ができるために
なぜ中高一貫校生の勉強時間は少ない?
Benesseが行った調査では、中学生の平均勉強時間が90分、高校生が84.4分ということがわかっています。(※)
つまり、中高一貫校生の半数以上が、中高生全体の平均よりも勉強時間を取れていないのです。
(※参考:「第5回学習基本調査」データブック [2015]
中学受験を経験しているにもかかわらず、なぜ勉強時間が少なくなってしまうのでしょうか。
その原因には、中高一貫校という環境によるものがあります。
自由にかまけている
中高一貫校には、学校ごとに独自の校風があります。
その中には、「自由」を校風としている学校も少なくありません。
もし、その自由にかまけてしまうと、必ずしも勉強に縛られる必要がなくなります。
そうなると、娯楽や趣味など、勉強以外のことに時間を使ってしまうでしょう。
もちろん、娯楽や趣味も大事ですが、それだけに傾倒してしまうのは考え物です。
登下校に時間がかかる
中高一貫校生は、公立中学に入学する生徒と比べ、通学に時間がかかることがあります。
公立の場合は、指定された学区の中学校に通うことがほとんどで、徒歩や自転車で通える近距離に学校があります。
しかし、中高一貫校生は、電車やバスなど公共交通機関を活用する場合があり、往復の移動時間が長くなりがちです。
登下校に時間がかかると、その分、家庭学習できる時間が少なくなるのです。
部活動が忙しい
中高一貫校では、6年間環境が変わりません。
そのおかげで、部活動の先輩や後輩、さらに同級生と長い時間を一緒に過ごすことになるでしょう。
さらに、施設が充実している中高一貫校も複数あるため、部活動がしやすい環境になっています。
このように、中高一貫校では、部活動に熱中できる環境が整っていることがあります。
しかし、そのせいで、部活動だけに一点集中してしまい、勉強時間を確保しなくなるのです。
中高一貫校生が勉強時間を増やす方法
上記のような環境下で、どうやって勉強時間を増やしていけばよいのでしょうか。
無理やり勉強時間を増やそうとしても、うまくいかない場合がほとんどでしょう。
睡眠時間を削ったりして勉強時間を確保すると、身体的な負荷がかかり、今後の勉強にも悪影響を及ぼすおそれがあります。
実は、勉強時間を増やすのにもコツがあります。
以下で4つ紹介するので、自分に合った方法を見つけてみましょう。
まずは5分間勉強を始める
いきなり勉強時間を1時間も増やすのではなく、5分間だけ勉強し始めるのがおすすめです。
毎日家で5分机に向かう時間を設けることで、確実に勉強時間を増やしていけます。
毎日5分であれば、今まで勉強習慣がなかった人でもハードルが低く感じられるでしょう。
ただし、5分間ではできる勉強も限られてきます。
おすすめなのは、授業の復習にこの時間を使うことです。
既に習ったことを教科書やノートを読み返すだけであれば、長い時間はかからないはずです。
すきま時間を利用する
電車やバスの移動中や、授業の合間の休み時間などのすきま時間を利用するのも一つの手です。
日常の中ですきま時間は複数あるので、生活を振り返って、ある程度勉強ができる時間を探してみましょう。
すきま時間におすすめなのは、単語や熟語などの暗記を必要とするものの勉強です。
すきま時間は自由に終わる時間を設定できないので、途中で終わっても問題ないものをするべきです。
眺めるだけでできる暗記なら、途中で終わっても思考が中断されるわけではないので、すきま時間にぴったりでしょう。
寝る前に暗記
もう一つ、暗記をするのにおすすめな時間は、寝る前です。
人が眠っているとき、脳はその日に覚えたことを整理します。
この脳の機能を利用して、寝る前に単語や熟語、用語などを覚えましょう。
ただし、睡眠時間が削られると元も子もないので、時間は5分程度に留めておきましょう。
日々の授業を聞く
「自主的に勉強している時間」と言われたときに、授業時間も含める人は多くはないでしょう。
これは、授業は単に聞くだけで、自主的な学習として考えられていないからと考えられます。
逆にいえば、日々の授業も自ら学んでいく姿勢を意識することで、授業時間も勉強時間として捉えることが可能です。
自ら学ぶ姿勢とは、受動的な態度ではなく、積極的に先生が言っていることを理解しようとする態度を指します。
たとえば、板書の内容を自分なりの言葉で書き換えてみる、授業内容に関する疑問を考えるなどが挙げられます。
自ら学ぶ態度で授業に臨むと、授業の理解もはかどるでしょう。
理解度が高くなれば、家庭での復習やテスト前の勉強もやりやすくなります。
まとめ
中高一貫校生は、環境によってメリットがある一方、勉強時間が少なくなる可能性もあります。
しかし、勉強時間を増やすコツを理解していれば、安定した勉強時間を確保できるでしょう。
ただ、今回紹介した方法では、書いて学習しなければならない勉強をする時間は確保できません。
数学の応用問題や、英語の作文問題が、この勉強に当たるでしょう。
これらは、勉強習慣を付けて、ある程度勉強時間を確保する必要があります。
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