中高一貫校生の定期テスト対策に問題集は必要?効率的な勉強方法とは?
定期テストで成績を上げるために、問題集を活用する中高一貫校生も多いでしょう。
しかし、一般的な問題集は、必ずしも授業内容と合っているわけではありません。
そのため、どの問題集を活用すればよいのか悩んでいるお子さんもいるのではないでしょうか?
中高一貫校生は、必ずしも定期テスト対策用に問題集を購入する必要はありません。
この記事では、中高一貫校生に定期テスト対策用の問題集が必要ない理由と、効果的な勉強法をご紹介します。
定期テスト対策でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
中高一貫校生なら既存の教材とプリントで対策できる!
中高一貫校では、難易度の高い授業を行っています。
そのため、「定期テスト対策用に問題集を購入して演習をしたほうがよいのでは?」と考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、新たに問題集を購入しなくても、基本的には今あるものだけで学習が可能です。
多くの中高一貫校ではすでに問題集が配られています。
もし問題集が配られていないとしても、授業で配布されたプリントや教材があるはずです。
学校から配られる問題集やプリント・教材は、先生が「身につけてほしい」と思っている部分です。
つまり、「定期テストはその中から問題を出すよ」と言っているようなもの。
だからこそ、定期テスト対策では、学校から配布されたものを積極的に活用して学習を進めることが、もっとも手っ取り早く点をとる手段なのです。
しかし、市販の問題集の中には、とても評価の高いものもあります。
市販の問題集を使用して勉強することで、苦手の克服や、基礎固めができる可能性もあります。
「配られている問題集が難しすぎて解けない」
「基礎固めから勉強したい」
といった場合は、市販の問題集の購入をするのもよいでしょう。
中高一貫校生の定期テスト対策に問題集を選ぶなら
定期テスト対策は、学校から配布されているプリントや問題集を解くことが、もっとも効率的な学習法です。
しかし、中には「配られたプリントは捨ててしまった」「配られた問題集が難しすぎる」といった場合もあるでしょう。
そのような場合は、どういった問題集を選べばよいのでしょうか?
問題集を選ぶ4つのポイントをご紹介します。
これまでの定期テストの出題傾向を確認する
問題集を購入する前に、これまでの定期テストの問題は、どこから出題されているのか確認してみましょう。
渡されたプリントや教科書内の演習問題・穴埋め問題など、傾向があるはずです。
その傾向を見るだけで、問題集が必要かどうかを判断できます。
プリントをなくしてしまったのであれば、友達に頼んでコピーさせてもらうか、先生に再度もらうなどして対応しましょう。
自分の学力に合ったレベルを選ぶ
問題集が必要だと判断した場合、選ぶポイントは、学力に合った問題集を購入することです。
基礎力が身についていないにもかかわらず、突然難易度の高い問題集をこなすのは難しいでしょう。
まずは、基礎力を身につけられる問題集を何度か繰り返して理解できたら、標準・応用と順番にレベルアップしていくことが理想です。
学校の教科書に対応しているか確認する
もうひとつのポイントは、教科書に準拠した問題集を選ぶことです。
一般的な検定教科書であれば、教科書を発行している出版社から、教科書準拠問題集が発売されています。
インターネットで購入もできますし、大手の本屋でも見つけられるでしょう。
ただし、検定教科書以外の教科書を使用している場合は、問題集が販売されていないこともあります。
先生に相談をする
どうしても自分で選ぶのが難しい場合は、学校の先生や中高一貫校に精通している塾の講師に相談する方法もあります。
学校の先生は、定期テストの問題を作っている張本人。
先生自身がテスト作成の参考にしている問題集があれば、教えてくれるかもしれません。
中高一貫校に詳しい塾の講師の中は、各学校の定期テストの傾向を調べている人もいます。
あなたの学力も把握している講師であれば、ぴったりの問題集を教えてくれるでしょう。
中高一貫校生の定期テスト対策法
中高一貫校生が定期テストで高得点をとるためには、普段から小テストや宿題をしっかりこなすことが重要です。
小テストや宿題は、必ず間違えた問題を解き直し、すべて解けるようにしましょう。
そのうえで、定期テスト前にどのような勉強を行えばよいのか、時系列でご紹介します。
定期テスト3週間前
多くの中高一貫校生は、定期テストの2週間ほど前からテスト対策に取り掛かります。
しかし、中高一貫校では、スピードが速く難易度の高い授業を行っているため、2週間前からの対策では間に合わない可能性があります。
これまでの定期テストで時間が足りないと感じた人は、1カ月~3週間ほど前から対策を開始するとよいでしょう。
まずは、数学・英語のように暗記だけでは解けない、知識の積み上げが必要な科目から行います。
基礎固めや弱点克服には、教科書の例題・渡されたプリント・小テスト・宿題などを活用しましょう。
次に問題集を使って、標準問題・応用問題に取り組みます。
定期テスト1週間前
定期テスト1週間ほど前になったら、英語・数学と並行して、そのほかの科目にも着手しましょう。
教科書の内容が理解できているか、一通り読んで確認し、単語や用語を覚えます。
覚える際は、単語の意味だけでなく、それと関わりのある用語なども一緒に覚えると効果的です。
それができたら、問題集に取り組みます。
定期テスト前日
前日は英語・数学は、これまで間違えた問題の解き直し、国語・社会・理科は苦手分野の教科書範囲の読み直しを行いましょう。
ラストスパートだからと、夜遅くまで勉強を頑張る人もいますが、それは逆効果です。
新しい問題に取り掛かるのはもってのほか。
寝る前は、英単語や社会・理科などの暗記系の確認程度にとどめ、早めに就寝し明日に備えましょう。
定期テスト後
定期テスト後、戻ってきたテストを使って次の定期テスト対策を行いましょう。
戻ったテストで間違えていた箇所は、必ず解き直しを行います。
分からない部分は、先生や友達に確認しましょう。
また、どこからテストが出題されていたかチェックしておけば、次の定期テスト対策を行う際に、より効率的に勉強できます。
まとめ
中高一貫校生が定期テスト対策で使用する問題集は、新しく購入せず、学校で配布されたものを活用しましょう。
さらに、プリントや小テストといった、授業で使われたものを活用するのも、定期テスト対策に効果的です。
しかし、定期テスト対策をしようとしても、自宅で集中して勉強できず、成績が伸び悩むお子さんもいます。
そのような場合は、ぜひ「中高一貫校専門個別指導塾WAYSト」にご相談ください。
「WAYS」では、中高一貫校生の定期テスト対策として学校で行われた小テストや配布されたプリント・問題集などを活用し、指導を行います。
これらの定期テストに直結する教材を使用することで、短期間でも大きな成長を遂げることが可能です。
実際に、これまで赤点スレスレだったものの、通塾後は平均点を超える結果を出しているお子さんもいます。
学力を伸ばすには、自分に合った勉強法を確立し、効率よく進めることが重要です。
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