中高一貫校の定期テスト対策に市販問題集は役に立たない場合も。勉強方法をプロが解説
中高一貫校の定期テスト対策では、市販されている一般的な問題集での演習が効果的ではない場合があります。
なぜなら、大学受験を意識した授業・定期テストが展開される中高一貫校では、問題集の内容が合っているとは限らないためです。
問題集の選び方と、問題集を買うよりも効率よく定期テストの点数を伸ばせる勉強法を、500校以上の中高一貫校の生徒を指導してきた実績がある「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」が紹介します。
このページの目次
中高一貫校生なら学校配布教材とプリントが最適!問題集購入は不要なケースが多い
多くの中高一貫校では、大学受験対策を意識したカリキュラム、授業内容となっているため、難易度が高くなっています。
中高一貫校の事情が考慮されていない問題集では、中高一貫校生が購入して問題を解いても、定期テストの点数には繋がりません。
中高一貫校で定期テストの点数を上げるためには、学校が用意している問題集や、先生が配布したプリントでの演習が、最も効果的です。
また、担当教師から出される宿題や課題にしっかり取り組むことも有効です。
宿題や課題として出されるのはなぜか?を考えれば、テストに出題される重要な内容であるから、というわけです。
難易度の高い定期テストで高得点を狙いたいという場合は、また少し状況が変わりますが、基礎基本をしっかりおさえて、授業についていくという観点からは、学校配布の教科書準拠問題集や、宿題・課題をしっかりやることが第一です。
具体的な勉強・学習の進め方については、次の記事で詳しく解説しています。
定期テストで高得点を取る!さらに上を目指すときのおすすめ問題集&勉強法
学校から配られた問題集をしっかりやっても、難易度の高い中高一貫校では、一定以上の成績が取れないケースも多々あります。
たとえば物理や化学であれば、基礎を押さえた上で、国公立大学二次試験レベルの問題集を周回し、間違えた問題を解き直し、完成度を高めるという対策が必要になります。
- 問題集をまず1周終わらせる。できた問題に○、できなかった問題に△や×をつけておく
- 2周目は、△×の問題に取り組くむ。解けた問題には○をつけておく
- 全ての問題に○がつくまで問題集の演習を繰り返し、完成度を高める
教科ごとにおすすめ問題集や勉強法を紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。
中高一貫校生が定期テストで成績低迷してしまう原因&解決ポイント
私たち「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、定期テストで成績低迷してしまってる中高一貫校生の92.9%の成績アップを実現しています。
その経験から、定期テストで点が取れないのは、多くの場合「勉強をしていない」「計画的に学習を進められていない」のが原因です。問題集を買ったところで解決はしません。
自宅学習・自学自習をする
中高一貫校の授業は、大学受験を意識して、難易度の高い内容に時間を割くため、基礎基本の理解は、自宅での予習・復習が前提となっているケースが多くあります。
予習をして、自分がわからないところを把握して、要点を絞って授業を聞く必要があります。
また、それまでの授業内容を理解できている前提で授業が進んでいくため、復習をして、演習を繰り返し、知識の定着をはかる必要があります。
一度覚えた知識も、一定の割合で自然と忘れてしまうのが脳の仕組みだからです。
自学自習が苦手な場合、当然ながら授業についていくことができず、定期テストの点が取れなくなってしまいます。
演習量が命!計画的に学習を進める
定期テスト対策では、基礎を着実に理解し、応用問題にも対応できるだけの実力をつけるため、問題を何度も解く「演習」の量が大切になります。
テストが近づいたからと、問題集を一通りやってみました、という学習量ではぜんぜん足りないのです。中高一貫校はそれだけハイレベルな授業・テストとなっています。
そこでWAYSでは、次の定期テストまでに、テスト範囲を3周できるように指導計画を立てています。
なかなかこのような計画的学習を、子どもが一人で自分で考えて実行するのは、難しいと言わざるをえないでしょう。
家庭でのサポートをはじめ、大人のフォローが必要です。思春期で反発してしまい、親子関係がうまくいかない場合は、私たち個別指導塾などプロに頼るのも現実的な選択肢です。
ここからは、WAYSに通って学校教材を何度も周回して、成績アップに成功した事例を紹介します。
日本大学第二中学校2年生:学校教材の徹底周回で英語19点から61点!
学校教材を徹底的に周回し、わからない問題をなくしていったことで、WAYS入塾4ヶ月で英語の点数を19点から63点に伸ばした事例です。
入塾前は、週に6日ある部活動に追われて学習時間を作れず、授業が理解できていなかったため、英語に苦手意識を持っていました。
テスト前になっても、出題範囲を1周勉強する程度に留まっており、英語の成績は学年で下位25%に入っていたようです。
WAYSでは、指導時間の中で学校教材の文法問題集を3周することから始めました。
学習する中でわからない単語があれば調べて、発音しながら覚えることと、文章題は文法を意識しながら読むことを徹底しました。
文法問題集の周回だけで、2学期期末テストで41点に成績を伸ばすことに成功。
これが成功体験となり、生徒の苦手意識も薄れたため、教科書や学校のプリントも周回する教材に追加して学習を進めました。
地道な学校教材の周回によって、3学期期末テストでは63点を獲得することができました。
本郷高校1年生:「青チャート」の反復で数学A31点から60点にアップ
学校教材の「青チャート」を反復演習したことで、入塾から3ヶ月後の2学期期末テストで数学Aの点数を大きく伸ばした事例です。
WAYSに入塾してから、学校教材の「青チャート」を反復演習することとし、解答を読んでもわからない部分をピンポイントで講師に質問するように指導しました。
生徒自身にどこがわからないのか明確にしてもらうことで、講師による解説の理解度を深めるためです。
また、「青チャート」の補助教材として、WAYS独自のアプリ「WAYS MATH」を使用しました。
このアプリは問題を解く中で、間違えた問題を記録して繰り返し出題します。
学校教材とアプリによる反復演習の徹底によって、成績アップに必要な演習量を確保でき、数学Aの点数が31点から60点にアップしました。
早稲田中学3年生:学校教材を5周して数学31点から80点&評定平均7.8に
中学3年の1学期期末テストでは幾何31点だったのが、2学期中間テストまでの3ヶ月間WAYSで学習したことで、80点まで大きく成績を伸ばした事例です。
この生徒は、WAYSに入るまではテスト前の勉強をほとんどしていなかったようです。
授業や宿題で一度問題を解いて「わかったつもり」になっており、自宅での反復演習を行っていませんでした。
入塾後は、学校教材の「フォーカスゴールド」をテスト前までに3周解けるように、講師と学習計画を立てました。
この学習計画を着実にこなし、数学の点数大幅アップに成功し、学習意欲を取り戻します。
他の科目の成績アップや、数学のさらなる成績向上を目指し、テストの出題範囲について4,5周の反復演習をこなしています。
これによって、評定平均も入塾前は4.9だったのが、7.8までアップしました。
それだけでなく、学校から出される宿題・課題にも対応。しっかり宿題をこなせるだけでなく、定期テスト対策も順調に仕上がっていき、点数が伸びていきます。
WAYSに通う生徒の定期テスト成績アップ実績や、料金体系、入塾までの流れは、無料Webパンフレットを今すぐダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
投稿者プロフィール

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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。