【理科編】中高一貫校生の成績をワンランク上げる勉強法!
中高一貫校生の中には、理科が苦手で、難易度が高くスピードの速い授業についていけないお子さんもいるのではないでしょうか?
定期テストで点がとれない理由は、「原理や法則が苦手」「専門用語が覚えられない」ことなどが考えらえます。
どの科目も「暗記」が大前提とはいえ、むやみやたらに暗記すればよいわけではありません。
そこでこの記事では、中高一貫校生向けの理科の勉強法を科目別にご紹介します。
「理科の成績が上がらず、中高一貫校に通う子どもが悩んでいる」
「うまく暗記ができない」
といった悩みをお持ちの方は、ぜひご紹介する勉強法をお子さんにアドバイスしてあげてください。
【科目共通】中高一貫校生の理科の勉強法
中高一貫校生は、授業スピードが速く、どの科目も定期テストでは試験範囲がかなり広くなります。
そのため、英語や数学のような積み上げが重要な科目にばかり気を取られ、理科の勉強はギリギリまで手を付けられないお子さんもいるのではないでしょうか?
定期テストで理科の点数を稼ぐためには、授業の予習・復習が重要です。
ご紹介する方法をぜひ実践してみましょう。
授業の受け方
授業の際、黒板の文字をノートに写しているだけであれば、ノートの取り方を少し工夫してみましょう。
定期テストを作成している先生は、授業中にも随所でヒントを出しています。
先生がとくに強調して言った部分や、声が大きくなった部分は注意すべきポイントです。
ノートや教科書にメモをするか、しるしをつけて分かるようにしておきましょう。
実験内容など、簡単にしか教科書や黒板に書かれていない場合は、読み返したときに自分で思い出せるように、詳しくメモしておくと安心です。
計算など分かりにくかった部分は、その日のうちに先生に確認しましょう。
予習・復習の方法
理科の勉強は授業だけでなく、予習・復習もセットで考えましょう。
予習は、授業で行う部分に目を通しておきます。
復習では、宿題が出ていればそれを行い、出ていなければ問題集を解いてみましょう。
単語や実験結果など細かい部分まで同時に覚えるとよいですね。
【科目別】中高一貫校生の理科の勉強法
理科には、ジャンルの異なる科目が4つ存在しています。
4科目とは、暗記ができればほぼ問題ない「生物」と「地学」、暗記だけでなく計算や考え方を知らなければ解けない「化学」と「物理」です。
タイプの異なるこれらの科目で成績を伸ばすためには、それぞれに勉強法を変え、戦略的に学習していく必要があります。
「生物」「地学」の勉強法
まずは、暗記がメインとなる科目「生物」と「地学」の勉強法です。
生物は理科の中でも最も知識量が求められる一方で、計算は一番少ない科目です。
そして地学も同様に、暗記の科目です。
ただしほかの理科の科目と比べややマイナーな科目で、中には授業にない学校もあるようです。
授業になくても、大学受験で受けたい場合は、塾や独学で学ぶことになります。
教科書に出てくる単語や仕組みを覚える
暗記がメインとなる「生物」「地学」は、教科書に出てくる重要語句の暗記を重点的に行いましょう。
覚える際は、単語のみ覚えるのではなく、それに関連する表や図・グラフなどと合わせて覚えておくと、問題を解く際に便利です。
暗記の方法としては、どちらの科目も「教科書をしっかり読み込む」方法があります。
記憶は徐々に薄れていくため、定期的に読み返すようにしておくと、定着しやすいでしょう。
最終的には、単語を見て、しっかり意味を答えられるようになるのが理想です。
思考力を養う
教科書の理解ができたら、問題集を解きましょう。
問題集を解くのは、単語の暗記ができているかの確認と、計算演習ができるようになることが目的です。
まずは基礎問題や標準問題を解き、思考力を養います。
定期テスト前には再度問題集を解き、忘れてしまった単語があれば、教科書やノートを再度確認しましょう。
何度か繰り返し、すらすら解けるようになったところで、応用問題に挑戦です。
日常でここまでできていれば、定期テスト前には軽く復習するだけで高得点が狙えます。
「化学」「物理」の勉強法
化学は暗記だけでは太刀打ちできませんが、覚えなければならない用語が案外多くあります。
そのうえ計算問題もできなければ、高得点は狙えません。
物理は、物体の運動や仕組みなどの物理現象を理解し、それを数字で表す必要があります。
つまりどちらも、暗記ばかりに時間を割くのではなく、計算演習にも力を入れる必要があるということです。
教科書で大まかな流れをつかむ
「化学」や「物理」は、単語を暗記しただけでは点が取れません。
まずは教科書を読み込むという点では、「生物」「地学」と同様ですが、この時点で無理やり暗記をする必要はありません。
単語だけ暗記したところで、テストで高得点は狙えないためです。
まずは、ひとつの現象について流れを理解する意味で教科書に目を通しましょう。
そのうえで、計算や単位変換に必要な公式も理解しておきます。
化学や物理は、いかにイメージできるかが問題を解けるかどうかのポイントです。
教科書を読んで、内容を図解化できる程度まで理解を深めましょう。
知識を定着させる
教科書でつかんだ流れを、問題集を解くことで定着させます。
1冊の問題集を、3回は解くようにしましょう。
1回目は問題を読んで分からなければ、すぐに答えを見て構いません。
教科書やノートを参考にしてもよいでしょう。
この時重要なのは、答えを見て「この手の問題ではこの公式を使うのか」と覚えるのではなく、なぜその公式を使うのか納得できるまで考えることです。
公式を覚え理論的に理解することで、類似問題に出会ったときに、すぐに公式が思い浮かぶようになります。
まとめ
中高一貫校の授業はスピードが速く、その分テスト範囲が広くなります。
覚えなければならないことが多い理科は、授業と並行して効率よく学習していくことがポイントです。
ただし、暗記がメインの「生物」「地学」と、計算も必要な「化学」「物理」とでは、若干勉強法が異なります。
どちらもスムーズに問題が解けるようになるまで、じっくりと取り組んでいきましょう。
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