人気学部の推薦を勝ち取るには？

• ポイント1

  定期テスト対策が最も重要

  

  中央大学付属からの内部進学は、定期テスト成績が大きな比重を秘めています。その他の評価要素（学力テスト・英語資格）が最大2,000点なのに対して、高1〜高3の定期テストの評価は合計12,200点と約86%の割合を締めます。また定期テスト全体で少なくとも50%に当たる6,100点に満たないとそもそも内部進学ができません。よって日頃からテストに向けた準備をして、しっかり点数を確保しておくことが非常に重要です。

• ポイント2

  学力テスト・英語資格で評価UP

  

  定期テストの他に学力テストと英語資格も内部進学評価に影響します。定期テストに比べると比重は低いものの、高2と高3に実施される学力テストは最大1,600点換算となるため、定期テスト16科目分に相当します。逆に2回の合計点数が50%（800点）を超えないと内部進学の推薦枠がもらえないため、決して蔑ろにすることはできない要素です。なお英検®︎では2級〜1級取得で、それぞれ200点〜400点が加算されます。

人気学部の推薦を勝ち取るには？

• ポイント1

  高1のテストから評定に関わる

  

  中央大学横浜の内部進学基準は、学校の定期テスト成績が大きな比重を締めます。具体的には、高1〜高3の2学期までの通知表を100点換算で集計し、上位の人から希望学部の枠を割り振る形式です。そのため、一般の受験のように高3からでは間に合わず、高1の最初のテストから好成績を収め、それをキープすることが求められます。なお中大横浜の定期テストでは英語と数学の平均点40〜60点と、難易度がやや高めとなっています。

• ポイント2

  各種検定試験で+αを狙う

  

  定期テストの成績に加えて、各種検定（英検®︎、漢検、数検）の取得級によって内部進学評価に加点されます。具体的な加点評価については非公開ですが、いずれも2級以上の取得で加点されることが、公式に発表されています。英語資格が評価対象になる学校は多いですが、漢検・数検も対象となるのが特徴的です。それだけ多くの検定試験に対応する必要があるため、計画的にいつまでにどの級を目指すかを考えておくことがポイントです。

人気学部の推薦を勝ち取るには？

• ポイント1

  高1のテストから評定に関わる

  

  中央大学杉並の内部進学は学校のテスト成績が大きなウェイトを締めます。またこの評価は高1〜高3の成績が反映されるため、法学部や経済学部を狙うなら、高1のうちからしっかりと定期テスト対策を行い、高得点を確保しておくことが重要です。目安として2023年度は内部進学者286名のうち、法学部が84名、経済学部が56名となっています。確実にこれらの人気学部を狙う場合は、学年の上位30%以内に入ることを目指しましょう。

• ポイント2

  計画的な学習バランスを

  

  中央大学杉並の内部進学は、学校の定期テストの他に実力テストや英語資格も加点対象となります。実力テストは高1〜高3でそれぞれ1回ずつ実施され、その合計点が内部進学評価全体の約2割分として加算されます。英語資格（英検®︎、TOEIC）についても取得級/点数に応じて評価がなされます。具体的な評価点は公表されていないものの、英検®︎でいうと2級〜準1級を目指すことが推奨されています。

人気学部の推薦を勝ち取るには？

• ポイント1

  早めの英検2級取得を意識する

  

  中央大学の他の付属高校では英検®︎などの検定資格を内部進学評価の加点項目として採用しています。しかし中央大学高等学校学校では、そもそも内部進学の基準として「英検®︎2級」取得が必須となっています。また、学年が上がると学校のテスト対策に実力テストなどやることが多くなってくるため、少なくとも高2までには英検2級の取得を目指したいところです。

• ポイント2

  人気学部を狙うなら上位3割が目安

  

  実際の数字は公表されていないため概算ですが、中央大学の各附属校の卒業生と2024年度の付属校推薦の学部別合格者数で計算をした結果、法学部や経済学部といった人気学部への推薦を確実にするには上位約30%の成績が目安となります。一夜漬けでこの順位を目指すのは現実的ではないため、早い段階から定期テスト対策を徹底するなどして、基礎力をしっかり身につけておくのがポイントです。