三輪田学園中学校2年生―春休みの課題を解き直すことで成績アップ!
今回は、三輪田学園中学校2年生の成績アップ事例をご紹介いたします。
入塾当時、この生徒は代数も幾何も30点程度でしたが、春休み明け試験の数学では72点(平均66点)を取ることができました。
なぜ、このような成績アップができたのでしょうか? その秘訣をお教えいたしましょう。
入塾時の学習法
入塾時は、せっかく中学受験を見事突破したのにもかかわらず、その後勉強をしなくなってしまったようです。それゆえ、中学受験で培った勉強の貯金がなくなってしまったとのことです。
みるみる成績が下がり、ますますやる気がなくなったために、学習の習慣がなくなってしまったようでした。そのため、計算問題でも計算過程を書かずに、雑な丸付けをしていたようです。「雑な学習をしてしまい、やっつけ仕事で終わっている状況を打破したい」ということから入塾しました。
このような生徒には、まず当塾の勉強法を徹底的に実践し、学習習慣を形成する。そして、勉強の楽しさ・成績アップの喜びを実感してもらう必要がありました。
春休みの課題を丁寧に解き直すことで、成績アップ
長期休みの課題は、先生方の娯楽や慰みのために出しているわけではありません。生徒の実力アップ、学習したことの復習を満遍なくできるように工夫されています。それを利用しない手はありません。「最低限これは押さえてほしい」という基礎事項が凝縮されています。何度でも繰り返し、内容を定着させる価値は大いにあります。
これをやっつけ仕事で済ませているのは、大変もったいないです。せっかくの基礎を定着させる機会を自ら捨てていることに他なりません。
本件の生徒は最初、適当に丸をつけていたので、そのあたりを厳しく指摘し、
①きちんと丁寧に過程を書くこと
②その場で解答解説を読んで、解き直すこと
を実践してもらいました。加えて、本件の生徒には指導の最後で再度間違えた問題をテスト形式でやり直しました。このような確認試験を実施しました。
そのように勉強に手間ひまをかけ、丁寧に解き直すことで、成績アップができました。成績がアップする生徒は、至極当然のことをやっているに過ぎません。
間違えた問題の解説をしてもらうことで、成績アップ
ただ、上記の学習で気をつけてもらいたいのは、答えを丸暗記するだけで根本原理が分かっていない可能性があるということです。
理解が伴わないと、柔軟に対応はできません。「問題の問い方が変わる」、「問題の数値が変わる」だけで失点しまう恐れがあります。それを防ぐべく、本件の生徒には、間違えた問題に対し、しっかり既存の知識を活用しながら、説明をしてもらいました。
先生になったつもりで解説をすることは、学習をする上では非常に有益です。少しでも理解が曖昧だと説明が詰まります。それこそが弱点です。このような口頭試問を繰り返すことで、その生徒の理解が曖昧なままにしてしまった個所を突き止めることができます。そこを補強していきました。
今後の目標
今後の目標は、数学や英語で積み上げてしまった苦手分野を克服することです。
数学も英語も、学年が進んでいくごとに既習事項を掘り下げて発展していきます。少しでも苦手があれば今後の学習に支障を来すということです。これらの苦手を今後は克服し、定期試験で平均点以上は当たり前、むしろ常に高得点を取ってもらう水準に達してほしいと思います。
個別指導塾WAYSでは、このように「中だるみ」で成績が下がってしまった生徒が多く入塾し、正しい勉強方法を身につけることで成績を上げていっています。
学校の成績でお悩みの方は、是非ともお問い合わせください!
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