大妻中学校3年生―計画を管理し、効率的で質の良い学習を重ねることで成績アップ!
今回は大妻中学3年生の成績アップ事例をご紹介します。
学年末考査では、英語が50→70点、数学が26→45点と大幅な成績アップをすることに成功しました。
なぜこのような成績アップを遂げられたのか。その秘訣をお教えいたしましょう。
入塾時の勉強法
中高一貫校は、学習する科目が多いうえに、各科目に「これでもか!」と言わんばかりの教材が配布されます。
中高一貫校生は何から手をつけていいかが分からず、どのように勉強していいか分からなくなり困惑してしまうことが多いでしょう。本件の生徒もご多分に漏れず、教材の量に困惑していました。
したがって、やるべき教材や問題に優先順位をつけ、絞って徹底的に反復しました。それと同時に、効果的な勉強法を徹底して身につけてもらいました。すなわち、「間違えた問題には印をつける」、「即解き直す」、「簡単に解説を書く」といったことを徹底しました。
さらに、中学受験の際につちかっただろう基本的な学習習慣をすでに忘れていました。まずは、それを思い出させて学習習慣を形成することに努めました。
計画を管理し、それに従って勉強することで成績アップ
本件の生徒には学習計画を立てました。「塾がない時もコツコツ勉強してもらいたい」という趣旨から日割りで学習計画を立てました。
確かに、塾では120分集中して勉強してもらい、それなりの勉強ができます。それだけでも、ある程度成績は上がります。
しかし、だからと言って塾がない日に勉強をしなくていいということはありません。あくまでも当塾の目標は学習習慣を形成することです。それに資するのは、きめ細やかな計画なのです。行き当たりばったりな学習計画では成果が上がりません。
本件の生徒で言いますと、具体的には、
①問題を絞り、やるべき問題を指示する
②それを授業内でやってもらう
③間違えた問題を集めて、授業の終わり際に確認試験をする
④間違えた問題を、次回の授業の冒頭で確認するから、次回までに再度見直すことを指示する
⑤塾のない日にやっておくべき問題を指定する(負担にならない程度で)
⑥次回の授業の、冒頭で前回の確認を軽く行う(確認試験などで前回の学習の定着具合を確認)
といったことを行いました。
効率が良く、質の良い学習をすることで成績アップ
「中だるみ」の生徒をはじめとした成績不振者は、好成績を取る能力がないわけではありません。単に勉強をしていないだけであり、勉強の仕方が非効率なだけです。となれば、勉強時間を確保して効率の良い学習さえできれば成績が上がることになります。
再三言うように、中高一貫校生は青春真っただ中で勉強だけで学校生活が終わるのは大変もったいないです。それなりに勉強し、最大限のパフォーマンスを発揮しなければなりません。
したがって、効率よい勉強法を習得する必要があります。本件の生徒で言えば、間違えた問題には印をつける。それをその場で解き直し、授業の最後でまた解き直すことを徹底しました。
また、前述のように間違えた問題を集めた確認試験をストックしておく。それを徹底的に反復することをしてもらいました。
試験勉強とは、できなかったものをできるようにすることに尽きます。できるものは何回もやる必要はありません。できない問題・できなかった問題を徹底反復し、穴を埋めていきました。
今後の目標
今までと同様に、英語をしっかりと学習してもらいたいです。文法事項や単語をきちんと習得し、運用できるようになってほしいです。また、数学に関しては、穴を1つ1つ埋めていきたいと思います。
文科系に進むか理科系に進むかによって数学の比重は大きく変わるかもしれませんが、「数学が苦手だから文系だな!」というような消極的な意思決定や、自ら選択肢を切り捨てるようなことをして欲しくはありません。
加えて、数学における論理性や抽象的思考は、いかなる学問であっても必要不可欠であると私は思います。
個別指導塾WAYSでは多くの「中だるみ」に陥ってしまった生徒が入塾し、勉強方法を工夫して短期間で結果を出しています。
学校の成績でお悩みの方は、是非とも個別指導塾WAYSにお問い合わせください!
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