【要注意】中高一貫校は中だるみしやすい!気が緩む理由と対策法紹介
中高一貫校に通うお子さんをもつ親御さんの中には、中だるみを非常に心配している方も多いようです。
中高一貫校には、小学校やほかの公立中学とは異なり特有の中だるみしやすい環境があります。
そこで今回は、中高一貫校生が中だるみしやすい時期とその理由・対処法をご紹介します。
中高一貫校に入学できる力をお持ちのお子さんなら、早めに対処することで中だるみもすぐに脱却が可能です。
「中高一貫校にせっかく入学したのに、中だるみしている」
「家で全然勉強せずに、だらだら過ごしている」
このようなお子さんをお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
中高一貫校生が中だるみしやすい時期とその理由
中高一貫校生が中だるみしやすい時期は、主に2度あります。
この時期は、ご家庭でも注意して見守ってあげる必要があります。
中だるみしているなと感じた場合、その理由を明確にし、対策していかなければなりません。
まずはなぜ中だるみしやすいのか、その理由を確認しましょう。
中学1年生の1学期
中高一貫校入学後、最初にやってくる中だるみの時期は、中学1年の1学期です。
小学校から大きく変わる学校のシステムにも慣れておらず、戸惑いの多い時期といえます。
この時期の中だるみなら、まだまだご自身での挽回も可能です。
合格した安心感から勉強しない
中高一貫校生は入試という同じ難関を潜り抜けており、入学当初は誰もがほとんど同じレベルです。
だからこそ
「みんな同じくらいのレベルだから大丈夫」
「合格したのだから、勉強しなくてもこの学校ではやっていける」
という錯覚をおこしてしまうことがあります。
ご家族も本人が受験勉強を頑張っていたことを知っているからこそ、少しゆっくりさせてあげたいという気持ちもあるかもしれません。
しかしその思い込みが、中だるみを引き起こしてしまうのです。
勉強方法が分からない
小学校までは、ご両親や塾の先生に与えられた課題を、決まった期間でこなせば問題ありませんでした。
しかし中高一貫校入学後は、同じように助けてくれる人はいません。
自分にあった勉強法を、自分で見つけなければならないのです。
学校の授業は非常にスピードが速く、できる生徒を中心に進められていきます。
これまでの勉強法は通用せず、テストで点が取れないとやる気も削がれるでしょう。
このことも、中1の最初に、中だるみする理由となります。
中学2年生の夏休みと夏休み明け
もうひとつの中だるみしやすい時期は、中学2年の夏休みから夏休み明けにかけてです。
学校にも慣れ、自分のペースがつかめるようになっている頃。
しかしそれが、中だるみを引き起こします。
夏休みで生活リズムが崩れる
約40日間もある夏休みは、生活リズムを崩しやすくなります。
普段と違い自由に使える時間が増え、「まだ余裕がある」と錯覚しがちです。
毎日〇時間は勉強する・〇時には机に向かうなど決めて自主的に取り組まなければ、中だるみして勉強しない癖がついてしまう可能性があります。
ほかにやりたいことがある
中学受験を頑張っている間に我慢していた趣味や学校の部活など、学校に慣れてくると楽しめるものがいろいろあります。
勉強と両立できれば問題ありませんが、夏休みを満喫し、あまり勉強をしなかった場合は、その後苦労する可能性があります。
楽しく打ち込めるものがあるのはよいことですが、そのせいで中だるみしてしまうのは考えものです。
ハイレベルな授業についていけない
中高一貫校では、中2の終わりまでに、中学3年間の勉強を終わらせてしまうため、非常にハイペースで授業が進みます。
そのうえ、大学合格が目的のため、内容もハイレベルです。
入学当初は、小学校で積み上げた知識で何とかなったお子さんも、この時期になるとしっかり勉強しなければ、ついていけなくなってしまいます。
ペースが速いためテスト範囲も広く、いったんつまずくと一気にやる気もなくなってしまいます。
高校受験がない
通常の中学校に入学した生徒は、高校受験のために内申点対策や受験勉強をします。
しかし一般的な中高一貫校では、高校受験がありません。
目標となるものがなく、中だるみしてしまうお子さんは、非常に多くいらっしゃいます。
ではこういった中だるみをしないためには、どのような対策を取ればよいでしょうか?
中高一貫校生の中だるみ対策
中高一貫校といっても、中学までが義務教育であることは通常と変わりません。
高校に進級したとしても、成績や出席日数によっては、留年や退学の可能性が出てきます。
それを回避するためにも、中高一貫校での中だるみは早い段階で対策しなければなりません。
では、どのように中だるみから脱却すればよいでしょうか?
目標を立てる
一つ目の対策として「今後の目標を立てる」方法があげられます。
まずは、将来なりたいものや高校でやりたいことなど少し先の目標を考えてみましょう。
次にその目標に向かうための、短期間でできるような小さな目標をたてます。
細かく目標を立てると、それに向かって今何をすればよいか、分かりやすくなるはずです。
たとえば以下のような目標です。
- 次のテストで平均点以上とる
- 毎日必ず1時間は机に向かう
紙に書いて、こまめに見返すとモチベーションを維持しやすくなります。
勉強方法を変える
勉強しても結果につながらず中だるみしてしまった場合は、勉強方法の見直しをしてみましょう。
中高一貫校では、授業がハイレベルなため、その授業をカバーするような学習が必要になります。
予習・復習の配分や、教科ごとの勉強配分などを変えると勉強の理解が進み、やる気が上がってくる可能性があります。
塾に通う
最後の対策は「塾に通う」方法です。
塾には集団塾と個別指導塾がありますが、中だるみ対策には、生徒それぞれのペースで勉強が進められる「個別指導塾」がおすすめです。
とくに以下のことをしてくれる塾であれば、お子さんのモチベーションも上がりやすいでしょう。
- 学習方法を教えてくれる
- 個別のカリキュラムを考えてくれる
まとめ
中高一貫校は、さまざまな理由から中だるみしやすい環境です。
しかし中だるみしたままでは、大学進学はおろか高校の進級も危ぶまれます。
中だるみしやすい中1の1学期と中2の夏休み明けはとくに注意して見守ってあげましょう。
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- 勉強方法が分からない
- 家で勉強しない
- 学校の授業についていけない
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