中高一貫校の定期テストが難しいのはなぜ?好成績をとる5つの秘訣
「中高一貫校の定期テストが難しすぎて、子どもがよい点をとれない」
中高一貫校にお子さんが通うご家庭で、このような悩みを抱えることは珍しくありません。
中高一貫校の定期テストが難しい理由は、学校側が「大学受験」を意識しているためです。
それゆえ、定期テストの出来は大学受験に響くといえるでしょう。
ご家庭でも最終目標に据えていたはずの大学受験でうまくいかなくなる事態を避けるため、効率のよい対策が肝心です。
この記事では、中高一貫校の定期テストが難しい理由と、有効なテスト対策をご紹介します。
お子さんの定期テスト対策を万全にして、余裕をもって大学受験に臨ませたいとお考えの方はぜひ参考にしてください。
中高一貫校の定期テストが難しい理由
中高一貫校の定期テストが難しい理由は、学校側が大学受験を意識しているためです。
しかし、公立校でも大学受験を意識している生徒はたくさんいるでしょう。
では、中高一貫校と一般の公立校との相違点はどこにあるのでしょうか?
中高一貫校では、ほとんどの生徒が中学受験を経て入学しています。
そのため、学区ごとにさまざまなレベルの生徒が集まる公立校とは異なり、平均的に学習レベルの高い生徒が集まっています。
学校側は生徒のレベルに合わせて授業を進めていくため、授業自体もハイレベルです。
公立校で使う検定教科書ではなく、より難易度の高い教材を活用する学校も多く、何らかの原因で中だるみしてしまうとついていくのが難しいでしょう。
授業の難易度が高ければ、当然定期テストで要求されるレベルも高くなります。
中高一貫校の難しい定期テストを制する者は大学受験を制す
中高一貫校の定期テストは、いわば大学受験の練習のようなもの。
短いスパンで繰り返される定期テストをうまくこなせるようにならなければ、長期間に及ぶ大学受験対策の勉強は到底こなせないでしょう。
内部進学や指定校推薦での大学進学を狙っているお子さんにとっても、高校の定期テストは内申点に響くため、1回1回手を抜けません。
中高一貫校の中学部では気を抜いていても問題ないわけでもありません。
中学での基礎をしっかり身につけておかなければ、より難易度の上がる高校の学習についていけなくなります。
高校で出遅れないように学習の基礎を身につける期間と考え、中学でもしっかり学習する必要があります。
定期テストが難しいと感じる中高一貫校生におすすめの試験対策
ここからは、大学受験を見据えた定期テストの対策方法をご紹介します。
定期テストの対策とはいえ、基本的に大切なのは日頃の学習の積み重ねです。
日常的にできる学習方法を身につけましょう。
授業に集中する
定期テストで好成績を取るには、まず授業の理解が大前提です。
授業に集中し、まずは授業内容を理解しましょう。
黒板の文字をノートに写すだけでは不完全です。
きれいに書くことより後から見返したときに役立つノートの取り方を心がけます。
先生が口頭で説明した内容も、重要だと感じたものは色を変えてメモしておくと、定期テストの勉強で役立つでしょう。
また授業中理解できたか不安な部分は、後でじっくり復習できるよう教科書やノートにしるしをつけておきます。
ご家庭では、授業に集中できるよう早く寝るように促す、ノートの取り方をチェックしアドバイスするなどのサポートを意識してみてください。
予習・復習を欠かさない
授業の内容をより深く理解するために、予習は欠かせません。
予習で全てをしっかり理解する必要はありませんが、自分の苦手箇所を見つけておくことで、より集中して授業を受けられるようになります。
もちろん復習も重要です。
学校の授業では、「理解を助ける」ところまでしかやりません。
「わかる」から、自分で「できる」ようにするには、復習や宿題で理解の定着をはかる必要があります。
ここで生きてくるのが、授業中にとったノートです。
分かりにくかった部分や気になる部分などしるしをつけた箇所を重点的に復習し、宿題をこなすとよいでしょう。
集中できる環境をつくる
お子さんの学習環境は整っているでしょうか?
お子さんが「宿題が終わらない」「自宅で学習できない」などの傾向があるなら、学習環境を変えてみるとよいでしょう。
自宅には、ゲームやインターネット・スマートフォンなど学習の邪魔になるものが多くあります。
学校の自習室や図書館など、静かで勉強以外にやることがない環境に身を置くことで、集中して学習できるようになります。
自由に活用できる自習室のある塾への入会も、周りからよい刺激を受ける助けになるでしょう。
ご家庭で、近所の図書館など学習しやすい環境の活用の提案や、入塾の意思の確認などをしてみましょう。
学習方法を見直す
学習しているものの、なかなか結果が出ない場合は、学習方法が間違っている可能性があります。
たとえば、英単語がなかなか覚えられない場合。
書いて覚えられないのであれば、見て覚える方が合っているのかもしれません。
とくに苦手だと感じる部分も、学習方法を見直すだけで劇的に変化することがあります。
成果の上がる学習のコツは、ズバリ効率のよさです。
ご家庭で学習方法を見直すのが難しければ、学校の先生や塾の講師に相談してみるとよいでしょう。
演習を繰り返す
ここまでできれば、定期テスト対策はそこまで難しくありません。
まずは英語や数学などの、一夜漬けでは難しい教科から取り掛かります。
学校から渡された問題集やプリントをとにかく何度もこなすこと。
問題を数多く解けば解くほど、理解が深まり定着します。
また、演習問題を数多くこなしたことが自信となり、安心して定期テストを受けられるようになるでしょう。
思春期のお子さんに勉強の話をすると、煙たがられるご家庭も多いのではないでしょうか?
こちらの話にも耳を貸してもらうには、意識的に温かい言葉をかけつつお子さんの話をよく聞き、関係を良好に保つ努力をする必要もあるでしょう。
まとめ
中高一貫校は、大学受験を意識したカリキュラムで授業が進められています。
レベルの高い生徒に合わせた難易度の高い授業が特徴です。
そのため定期テストも難しく、思うほど点がとれないと頭を抱えているご家庭もあるでしょう。
中高一貫校の定期テストは、日々の努力がものをいいます。
予習・授業・復習の流れを作り、演習を繰り返すことが重要です。
しかし、「家ではなかなか集中できない」「学習方法が分からない」などの悩みがある場合は、まずそこから改善を図りましょう。
「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」は、中高一貫校生を定期テストから大学受験までトータルでサポートする個別指導塾です。
「WAYS」の特徴は、ほかの塾にはない「長時間の個別指導」。
1コマ120分の長い指導時間で、学校の宿題や必要な学習をすべて完結させます。
塾に通っていても自宅では勉強しないために成績が上がらなかったお子さんも、「WAYS」なら確実に成績UPが叶います。
学習方法が分からずお悩みの場合も、個別の学習指導とカリキュラムをこちらで作成しますので、効率よく学習を進めていけるでしょう。
「WAYS」では、お子さんの現状を把握するための無料体験指導・学習相談も実施しております。
お気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 2023年3月21日学校紹介【中高一貫校】武蔵野大学中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
- 2023年3月20日学校紹介【中高一貫校】東京都立武蔵高等学校・附属中学校の教育・評判を徹底解明
- 2023年3月19日学校紹介【中高一貫校】日本工業大学駒場中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
- 2023年3月18日学校紹介【中高一貫校】大阪星光学院中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明