【大学内部進学】中高一貫生は万全のテスト対策で内申点を跳ね上げる!
大学付属の中高一貫校生は「内部進学(内部推薦)」を狙っています。
そのためには、内申点に関わる定期テストで、常によい成績が出せるよう対策しなければなりません。
とはいえ、中学からそのまま進学している中高一貫校生は、環境の変化がなく中だるみしがちに。
そこで今回は、中高一貫校で内部進学を狙うために必要な定期テスト対策について紹介します。
成績が伸び悩むお子さんや、勉強方法が分からず悩んでいるお子さんに、ぜひアドバイスしてあげてください。
付属の中高一貫校生なら誰でも内部進学できる?
現在お子さんが通っている中高一貫校で、系列大学に内部進学できるのは何パーセントくらいかご存じでしょうか?
早稲田大学や慶応義塾大学の付属校は内部進学率が高いことで知られています。
しかし中には、学習院大学のように50~60%程度の進学率しかない大学もあります。
このように、付属校に通っているからといって、誰もが内部進学できるとは限りません。
まずは、お子さんの通っている学校が、どの程度の割合で内部進学者をとっているのか確認してみましょう。
上位何パーセントまで入ればよいか分かれば、あとは努力あるのみです。
どのように対策すればよいか考えていきましょう。
中高一貫校生が内部進学するために重視すべきテスト
系列大学へ内部進学するためには、重視すべきテストが「定期テスト」と「内部進学試験」です。
一般的に、内部進学者を決める際には、以下の3つの方法のうちどれかを採用しています。
①高校3年間の定期テストの成績を重視する
②内部進学試験の成績を重視する
③定期テスト・内部進学試験の成績両方を重視する
定期テストでは、目指す学部によって重視される科目があることも。
大学入学後、英語の学力が必要な学部なら、英語の定期テストの点が重視される可能性があります。
「内部進学試験」とは、通常の定期テストとは別に、内部進学者を選抜するための試験です。
たとえば日本大学の「日本大学基礎学力到達度テスト」が有名です。
日本大学の付属校では、高校3年間でこのテストを複数回行い、この順位によって、希望する学部や学科に進学できるかどうかを決定します。
通っている中高一貫校の系列大学がどのような推薦制度をとっているかによって、対策を変える必要があります。
付属大学の内部進学を狙う中高一貫校生がやるべき定期テスト対策
内部進学試験は、大学によって回数や内容・行う時期が異なるため、今回は定期テスト対策についてご紹介します。
中高一貫校は授業スピードが速いため、一般の公立校よりもテスト範囲が広くなります。
その分、早めに対策を始めなければ、すべてをやり切れません。
テストの2週間ほど前からテスト対策を行うことが一般的といわれますが、それより前にできることは、進めておく方が安心です。
どのような流れで学習すればよいか、確認してみましょう。
これと合わせて保護者の方は、規則正しい生活を送るためのサポートやテレビの音を小さくするなど、勉強しやすい環境づくりを意識してあげてください。
勉強習慣・学習環境を整えておく
定期テスト対策以前に、日常的に勉強習慣のないお子さんの場合、なかなかスムーズに学習に取り掛かれない可能性があります。
もともと中高一貫校は、ハイレベルな授業をハイスピードで行うことが特徴です。
日頃から、予習・復習を欠かさないことや学校から渡されている問題集を解くといったことをコツコツ行うことで、勉強習慣が身につきます。
また、学習環境も重要です。
自宅では集中して学習できないお子さんの場合は、図書館や塾の自習室など、誘惑のない静かな環境で勉強してみると、スムーズに学習を進められることがあります。
学習の計画を立てる
最初に、定期テストまでの計画を立てましょう。
計画を立てずに、やみくもに勉強するお子さんもいるようですが、それでは学習にムラができることや、時間が足りなくなる可能性があります。
ノートや問題集・学校の小テストなど、出題範囲のものを確認してみましょう。
その中に、「理解できていないもの」や「うろ覚えのもの」があると思います。
まずはこれらの理解できていない、または理解が怪しい箇所を学習しましょう。
とくに数学や英語のように、時間がかかる科目から取り掛かるのがおすすめです。
可能であれば、これらを2週間前までに終わらせてしまいましょう。
残りの時間は、設問を繰り返し解くことに集中します。
暗記は2週間~1週間前頃から着手し、定着を図りましょう。
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テスト後には反省と見直しを欠かさない
定期テストが終わったら、必ず反省を行います。
試験内容は教科書やノート、問題集などどこから出題されたのか確認し、次はどうすればさらに高得点が取れるのか、改善点を考えます。
これを行うことで、自分に合った学習方法や学習ペースがつかめるようになるでしょう。
また、間違えた問題は、必ず解き直しをしましょう。
解法が分かったところで、問題集や教科書の類似問題を何問か解き、記憶に定着させます。
中高一貫校生が内部進学するためにテスト以外にできること
内部推薦では、テストの点数以外に、特別選抜の制度を設けている学校があります。
定期テストの点数に加え、取得した資格や課外活動などが評価されるものです。
考慮される内容は、大学によって異なりますが、主に以下のようなものがあげられます。
・資格取得:英語検定・漢字検定・実用数学技能検定など
・運動:県大会出場・全国大会出場など
・文化関係:全国的なコンテスト・コンクール出場・出展 など
・生徒会活動:会長・副会長
中高一貫校では、英語検定に積極的に取り組んでいる学校もあるため、チャンスがあれば取得しておきましょう。
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まとめ
系列大学への内部進学を狙う中高一貫校生は、内申点を確保するために、定期テスト対策が欠かせません。
中高一貫校は学習進度が速く、テスト範囲も広くなることが考えられ、早めの対策がカギになります。
スケジュールを立て、効率的に学習できるよう、ご家庭でも協力してあげてください。
なかなか自宅では学習が進まないお子さんや、頑張ってもテストの点が上がらないお子さんは「WAYS」までご相談ください。
「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」では、内部進学を目指す中高一貫校生を全力でサポートいたします。
中高一貫校で使用している教材は、公立校とは違うオリジナルなものが多く、一般の塾では対応しきれないことや講師が指導に慣れていない可能性があります。
それでは、内部進学対策は十分にできません。
「WAYS」がこれまでに培ってきた、多くの内部進学に関する情報や経験は、きっとお子さんの学習にも役立てていただけるでしょう。
ぜひ一度、お近くの教室へ無料の学習相談・体験指導にお越しください。
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