中高一貫校で落ちこぼれる生徒の特徴6選!抜け出すためのポイント
「小学校であんなに頑張って入った中高一貫校なのに、勉強についていけずに落ちこぼれそう…」
お子さんがそのような状況では、保護者の方も心配でしょう。
中高一貫校で落ちこぼれてしまう生徒には、いくつかの特徴があります。
お子さんに今回ご紹介するような特徴でいくつか当てはまるものがあれば、落ちこぼれ予備軍かもしれません。
一度落ちこぼれてしまうと、本人だけの力で這い上がるのは、かなりの努力が必要です。
取り返しがつかなくなる前に、挽回しましょう。
この記事では、中高一貫校で落ちこぼれる生徒の特徴と、そうならないためにやるべきことをご紹介します。
中高一貫校で落ちこぼれる生徒の特徴
中高一貫校で落ちこぼれる生徒には、いくつかの特徴があります。
その特徴に当てはまるものがあれば、「落ちこぼれ」もしくは「落ちこぼれ予備軍」かもしれません。
まずは、6つの特徴を確認してみましょう。
定期テストの結果が平均点に達しない
定期テストの成績が、最下位まではいかないものの、毎回最下位層やその近辺をうろうろしている生徒は、「落ちこぼれ」もしくは「落ちこぼれ予備軍」の可能性があります。
勉強しているのにできないのか?単に勉強していないせいで成績が悪いのか?その原因によって、どのような対策が必要か変わってきます。
テスト後は、返却されたテストの見直しとともに、なぜその成績になってしまったのかも振り返ってみましょう。
授業の内容が理解できない
中高一貫校の授業は、ハイレベルかつハイペースです。
そのため、毎年何名か授業についていけず、留年や退学となってしまう生徒がいます。
本人の望まない結果になってしまうのは、何としても避けたいもの。
定期テストで成績をとるためには、授業内容を理解することが第一です。
入学後で気が緩んでいる
中学受験を突破し中高一貫校に入学したての場合、これまで頑張ってきたご褒美として少しゆっくりしたいと考えることもあるでしょう。
「中高一貫校へ入学」という目標を達成したことにより、抜け殻のようになってしまうことも考えられます。
しかし、中高一貫校は、入って終わりではありません。
授業内容もぐっと難しくなり、むしろ入った後が大変です。
集中して家庭学習ができない
落ちこぼれやすいお子さんは、いざ自宅で勉強しようとしても、スマホやゲーム・テレビなど気になるものがあって、なかなか集中できない特徴もあります。
苦手な科目はとくに休憩の方が長く、勉強時間はほんの少しということもあるでしょう。
自分に合った勉強法が分からない
落ちこぼれる生徒は、自分に合った勉強法を見つけられていないことがほとんどです。
小学校のテストは、ある程度授業さえ聞いていれば解ける問題です。
しかし、中高一貫校に入ると勉強の難易度はぐっとあがり、勉強しなければテストで点を取ることが難しくなります。
また、中学受験の勉強は、親や塾の講師が指導していたでしょう。
しかし入学後は、誰も指導してくれません。
学習以外に熱中するものがある
中高一貫校に入り、部活動に熱中するお子さんも多くいます。
しかし中高一貫校生は、遠距離通学も多く、部活をやっているとどうしても帰宅が遅くなります。
疲れて遅く帰って、勉強もろくにできずに寝てしまう。
テスト前だけ集中して勉強を頑張っても、時間も勉強量も足りず、その結果テストの成績はさんざん。
この繰り返しによって、落ちこぼれてしまうことがあります。
中高一貫校生が落ちこぼれないためにやるべきこと
では、これらの特徴をもつ中高一貫校生が、落ちこぼれないためには何をすればよいのでしょうか?
落ちこぼれ回避・落ちこぼれ脱却のポイントは、「勉強習慣」と「基礎力強化」です。
ご紹介する4つの方法を、できることから試してみましょう。
環境を変える
集中して勉強できない場合は、環境を変えてみるのもひとつの方法です。
たとえば図書館や学校の自習室で勉強してみるのもよいでしょう。
勉強している人がいる環境に身を置くことで、モチベーションが上がるかもしれません。
また、自宅学習する場合でも、まずは15分だけ集中してみようと決めて、タイマーをセットしてみる。
スマホが気になるなら、電源を切ってみる・視界に入らない場所に置いてみるなど、いつもと違う環境で勉強してみると、効果が出やすくなります。
勉強習慣をつける
落ちこぼれの原因は、勉強時間が足りない可能性が高いです。
ご紹介した特徴を見ても、「勉強していない」ことが共通しています。
まずは、勉強を習慣化する努力をしてみましょう。
取り組みやすいのは、予習・復習です。
予習は、最初は教科書を読むだけでも構いません。
それに慣れたら、英語なら英文を訳す・進出単語の意味を調べる、数学なら例題をもとに基礎問題を解いてみるのもよいでしょう。
復習は、学校の宿題や授業で習った部分の問題集を解くなどしてみてください。
授業の記憶があるうちに、もう一度勉強することで、記憶に定着しやすくなります。
長期休みに総復習をする
落ちこぼれ予備軍や落ちこぼれてしまっているお子さんは、基礎力が身についていません。
長期休みは、総復習の絶好のチャンスです。
部活動や遊びの予定とうまくバランスを取りながら学習スケジュールを組み、基礎力を身につけるための復習を行いましょう。
教科書を読む・基礎問題を解く・学校でもらったプリントを見返すなどの方法があります。
自分一人ではうなく勉強できない場合は塾を利用しましょう。
勉強法を教わる
落ちこぼれは嫌だと本格的に勉強に取り組んだとしても、自分に合った勉強法でなければ、成績はなかなか上がりません。
努力をしても報われなければ、やる気も半減。
せっかくの頑張りが結果に結びつくように、勉強法を教わるのもおすすめです。
学校の先生や頭のよい友達・指導に慣れている塾の講師もよいでしょう。
まとめ
中高一貫校で落ちこぼれ、または落ちこぼれ予備軍の生徒には、共通した特徴があります。
これらの特徴をみると、圧倒的に勉強不足であることが分かるでしょう。
中高一貫校に入学できるということは、お子さんはもともとやればできるということです。
まずは、お子さんの力を信じて、対策をしていきましょう。
しかし「自分ひとりでは到底勉強しそうにない」「勉強法が分からない」といった場合には、「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」まで、ご相談ください。
「個別指導塾WAYS」は、中高一貫校の中でも中堅~下位層のお子さんを対象とした個別指導塾です。
まったく自宅では勉強しないお子さんでも、入塾後は最低でも必ず週に10時間の勉強量を確保できるようになります。
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