せっかく中高一貫校に入学したのに「中だるみ」で成績が落ちていませんか？

2021年12月20日

コラム

中学入試に合格して中高一貫校に入学したのに、成績が低迷していてお困りではありませんか？
中高一貫校生の成績が落ちる原因のひとつが「中だるみ」です。
中だるみになってしまった生徒は、学校や塾での成績向上が難しくなります。

中だるみとは

中高一貫校には、独自のカリキュラムによって素晴らしい大学進学実績をあげる生徒がいる一方で、卒業までに留年・退学する生徒が約1割存在します。
留年や退学に追い込まれる原因の一つが「中だるみ」です。

本来、中だるみという言葉は「中間がたるむこと」「途中で一時的に緊張がゆるむこと」など、物の状態や人の心理状態を指す言葉として使われています。

そこで、個別指導塾WAYSでは、中高一貫校に通う生徒が自信とやる気を失った状態を指す表現として「中だるみ」を使っています。
中高一貫校には高校受験がなく、3年制の中学や高校にくらべて勉強に対するモチベーションを保ちづらい特徴があるからです。

つまり、中高一貫校生の「中だるみ」とは、高校受験のない中高一貫校の生徒が、極度の気の緩みから勉強についていけなくなった状態です。

中高一貫校では、3年制の中学や高校にくらべて、難易度の高い授業がハイスピードで行われます。
一度授業についていけなくなってしまえば、中学入試合格という成功体験を持つ生徒の一部は、勉強への自信を失って挫折してしまいます。
他の生徒との差が開けば開くほど、やる気を失い、いずれ中だるみ状態です。

自信もやる気も失った中だるみの生徒は、家で勉強することもできないため、成績がずるずると落ちていくのです。

中だるみになった生徒には、共通の特徴があります。

【中だるみチェックリスト】

授業内容についていけない

勉強と遊びの切り替えができない

やる気がでない

家で勉強できない

テストのたびに成績が下がり続けている

成績が学年の下位10%に入っている（深海魚）

一つでも当てはまる方は、中だるみ予備軍です。
早急に成績を向上させることをおすすめします。

二つ以上当てはまる場合は、中だるみの疑いがあります。

高倍率の受験を勝ち抜き、中高一貫校に入学した生徒には、本来、高い学力と才能が備わっています。
たとえ、中だるみによって落ちこぼれたとしても、潜在能力は成績トップ層に劣らないはずです。

中高一貫校生に適した学習環境を整え、自信につながる学習スタイルを確立すれば、中だるみから脱することは、決して難しくありません。

ただし、自信につながる学習スタイルの確立には、一人ひとりの状態に合わせた指導が必須です。

中だるみ状態に陥った生徒は、自力での成績向上が困難です。
「中だるみかな？」と思ったら、中だるみ中高一貫校生専門塾のWAYSに相談してみることをおすすめします。