大学受験対策の予備校はこんな人におすすめ！メリットと注意点紹介
「大学受験といえば予備校でしょ」
何となく予備校に行けば大学に合格できると思っていませんか？
予備校には、「大学受験の情報が豊富」なことや「友達と切磋琢磨しながら勉強できる」といったメリットがあります。
しかし、すべての生徒に予備校が向いているわけではありません。
むしろ、個別指導塾の方が向いている人もいます。
そこでこの記事では、予備校のメリットや注意点・予備校に通うのがおすすめの生徒のタイプをご紹介します。
どの予備校がよいか探す前に、自分自身が予備校に向いているのか判断する参考にしてください。
大学受験対策に予備校がおすすめの生徒のタイプ
大学受験のために予備校に通ったとしても、学力がアップしやすい生徒とそうでない生徒がいます。
中には、予備校での勉強が向いていない人もいるでしょう。
ここでは、予備校で成績が伸びやすい生徒のタイプを3つ紹介します。
基礎が身についている
予備校のハイレベルな授業についていくためには、基礎が身についていなければなりません。
定期テストに限らず、これまで勉強をコツコツ進め、基礎力がしっかり身についている場合は、予備校で学力アップが期待できます。
基礎からじっくり学びたい人は、基礎から学べるコースを開講している予備校、もしくは自分自身に合ったカリキュラムを組んでもらえる個別指導塾で勉強することをおすすめします。
自分のやるべきことが分かっている
学校の定期テストで予定をたてて学習し、テスト後に振り返りや反省をしてきた生徒は、その経験から学力を伸ばすためには何が必要か分かっています。
自分自身に合った勉強法を確立し、今どういった勉強をするべきか分かっていれば、予備校で成績が上がりやすいでしょう。
逆に自宅でも、何を勉強すればよいか分からない人は、勉強法を教えてもらえる個別指導塾がおすすめです。
自主的に勉強できる
やるべきことが分かっていても、実行に移さなければ意味がありません。
予備校の授業はあくまでもインプットの場です。
それをアウトプットさせるのが「自主学習」。
誰に指示されなくても、それができる人は、成績が上がりやすくなります。
予備校で苦手の克服や応用問題の解き方を学び、自宅でそれを定着させるよいサイクルが生まれ、志望校合格も現実的なものに近づくでしょう。
大学受験対策に予備校へ通うメリット
予備校は大学受験対策に特化した教育施設です。
そのため、大学受験を意識した際、まず予備校へ入校することを検討する人が複数います。
人気の理由は、大学受験に特化しているからこそ得られるメリットがいくつもあるためです。
ここでは、3つのメリットを確認しましょう。
大学受験に関する情報が豊富にある
予備校は、大学受験に特化しているからこそ、各大学に関する受験情報や受験を突破するためのノウハウが豊富にあります。
大学受験は情報戦ともいわれ、志望校の受験情報をしっかり把握しているかどうかで勉強内容すら変わってきます。
合格のための情報を、自分で調べずに入手できる点は、大きなメリットです。
ハイレベルな授業を受けられる
予備校では、医大や難関大学・有名私立大学などの合格実績が複数あります。
もちろん、もともと学力の高い生徒が集まっていることもあります。
しかし、そのレベルに合わせた難易度の高い授業が行われていることも、輝かしい合格実績の理由のひとつです。
予備校の講師は、学生アルバイトではなく、ほとんどがプロ講師です。
難しい内容でも分かりやすく教えてくれ、学力アップに貢献しています。
周りの生徒と切磋琢磨して成長できる
予備校は、学力レベルや志望校ごとにクラス分けされている場合がほとんどです。
そのため、同じ授業を受ける生徒は、同士でありライバルでもあります。
テスト結果を張り出す予備校もあり、ライバルとの差やお互いの成長を確認できる環境です。
互いに切磋琢磨しながら勉強ができるため、学力アップにも貢献するでしょう。
大学受験対策で予備校に通う注意点
大学受験に特化しているからと、ただ何となく予備校に通えば志望校に合格できると考えていませんか？
予備校に通う際には、いくつかの注意点があります。
予備校を検討する際は、次に紹介する3つに注意して入校しましょう。
基礎が身についていないと授業が難しく感じる
基本的に予備校の授業は、基礎が身についている生徒を対象に行われています。
そのため、基礎を学びきれていない場合、授業についていけない可能性があります。
大学受験対策といっても、まず基礎から行いたい場合は、予備校よりも個別指導塾でじっくり取り組んだ方がよいでしょう。
勉強の進め方や勉強法は教えてもらえない
予備校でも、おおよその1年間の授業カリキュラムが組まれています。
しかし、一人ひとりがどのように受験勉強を進めていけばよいかは、ほとんど教えてもらえません。
勉強のカリキュラムは自分で計画しなければならないため、定期テストや模試のテスト勉強を無計画で行ってきた人は注意が必要です。
予習・復習は自主性にゆだねられている
予備校で分かりやすい授業を受けたとしても、それが定着しなければ大学受験は突破できません。
定着させるためには、予習や復習で演習を繰り返し行うことが必須ですが、予備校ではこれを生徒の自主性に任せています。
そのため、予習・復習の重要性を理解し、毎回しっかりできている生徒とそうでない生徒の間には、大きな学力の差が生まれてしまうのです。
まとめ
大学受験対策には、予備校のハイレベルな授業や豊富な受験情報が役立ちます。
ライバルたちと切磋琢磨しながら勉強できるのも大きな魅力です。
しかし、基礎が身についていない生徒がいきなり予備校に通っても、内容が理解できないことや勉強法は自分で確立しなければならないといった注意点もあります。
場合によっては、個別指導塾の方が向いていることもあるため、塾選びはじっくり考えてから決めましょう。
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