【中高一貫校生専用】難関大学受験を偏差値40台から成功させる完全ガイド
難関大学を第一志望にしているのに、偏差値40台から抜け出せない……。
このような状況を脱するために必要なのは、基礎固めと実戦演習のやり方を知ることです。
この記事では、中高一貫校生が押さえておくべきことを、おすすめ問題集を紹介しながら徹底的に解説します。
このページの目次
中高一貫校で必要な学習の基本姿勢3選
たしかな大学受験ノウハウをもつ中高一貫校。
授業進度が早いがゆえに、ハイレベルな入試演習の時間が確保されています。
まずは学校の授業をペースメーカーにし、応用レベルの内容まで含め、しっかりと追いつくようにしましょう。
ただし、中高一貫校のハイレベルな学習についていくためには、学習習慣が身についていることが前提です。
具体的には、次の3つの学習姿勢が重要になってきます。
それぞれをどれだけの完成度でやれるかは、勉強時間によって決まります。
お子さんが学習習慣を身につけていないようなら、まずは小テスト勉強からスタートするのがよいでしょう。
予習→授業→復習という学習サイクルを守る
特に英数で要求される学習スタイルです。
授業前の予習で1周目、授業で2周目、定期テスト前の復習で3周目、というイメージです。
ただし、中高一貫校の定期テストに対応するには、3周だけでは足りないことがほとんどです。
復習で4周、5周と積み重ねていくようにしましょう。
また、予習も非常に大事です。
予習前提の授業の場合、基礎事項の説明が簡略化されることがあります。
予習をしていないと置いていかれることになりかねません。
小テスト勉強をコツコツやろう
中高一貫校では漢字・英単語・暗唱例文(英語)・数学など、1週間のうちに様々な小テストが実施されます。
基本的に試験範囲は1週間分で設定されていますので、前日詰め込み型の勉強では対応できません。
漢字や英単語は覚えて忘れて覚えて……の繰り返しのなかで定着していくのです。
小テスト勉強はその第一歩となりますので、決して疎かにしてはいけません。
提出課題をきちんとやる
中高一貫校では多くの学習課題が出されます。
定期テストごとの課題・長期休暇課題・週末課題……。
これらは、ほとんどが既習内容の復習に該当します。
予習→授業→復習のサイクルを考えても、非常に重要な位置づけだといえるでしょう。
学習習慣がきちんと身についていない生徒ほど解答を丸写しして提出しがちですが、それでは全く意味がありません。
志望校決定は高3の夏前までにおこなうのが理想
志望校を決めると対策が明確になる
大学受験では、志望大学および志望学科によって、科目・出題形式・配点などが異なります。
対策の方針を固めるためにも、早いうちに志望学科を決めるとよいでしょう。
高2の冬以降に一度過去問にサッと取り組んでおくと、出題のイメージがつかめます。
また、ホームページなどを見て、志望校の問題傾向も知っておいてください。
たとえば、京都大学の理科では有機化学からの出題が多めになっています。
そうした情報を知っているのといないのとでは、学習効率が大きく変わるでしょう。
志望校に特化しすぎた勉強は選択肢を狭めてしまうので注意!
たとえば、早い段階で私立文系に志望校を定め、科目を絞ってしまった場合、あとで志望校を変えようと思っても、選択の幅が限られてきてしまいます。
志望大学では、自由英作文が出題されないので勉強しない、くらいならばよいのですが、「○○の勉強しかしない」というような勉強スタイルは危険です。
とはいえ、いずれの科目であっても、基礎力さえ身についていれば応用がききます。
まずは土台となる力を養成しましょう。
共通テストレベルの問題が解けるようになることが目標です。
数学や理科などであれば、教科書準拠問題集の完成を目指すのがよいでしょう。
現実はなかなか志望校を決められない生徒が多い
志望校が決まれば、ゴールが明確になって、勉強のモチベーションもあがる。と、頭ではわかっていても、なかなか志望校を決められない。
自分が大学で何を学びたいかというビジョンがなく、ホームページなどで大学や学部のことを調べてもピンとこない。
そのような場合は、無理に志望理由を見つける必要はありません。
こだわりがないというのは、長所でもあるのです。
国公立大学を志望するのなら、最終的には大学入学共通テストの結果を見て、志望校を決定します。
ある程度候補が絞れているのなら、変に焦らなくても問題ありません。
隙間時間に、大学の学びについてYoutubeや書籍などで情報収集を続けるくらいで十分です。
中高一貫校生の推薦入試対策
中高一貫校ならではの指定校推薦枠がある!
指定校推薦とは、大学が指定する高校に在籍している生徒のみ受験可能な学校推薦型入試です。
主に私立大学で実施されています。
他の推薦入試に比べ、合格する可能性はかなり高いですので、気になる私立大学がある場合は、指定校推薦の枠があるかどうかを学校側に聞いておくとよいでしょう。
推薦入試対策ガイド
推薦入試で合格をとるために押さえておくべきことを、下記の記事にまとめましたのでご覧ください。
中高一貫校の環境を活かすなら一般選抜(テスト入試)で合格を狙うのがオススメ!
推薦入試を受けることで、受験機会が増え、その分合格可能性が高まることは事実です。
ただ一方で、国公立大学や医学部をはじめ、合格ラインが非常に厳しいところも存在します。
中高一貫校の教員として10年以上進路指導に携わっていますが、推薦入試に合格する大半の生徒が、一般選抜(テスト入試)でも合格するだけの学力を持っています。
推薦入試だからこそ受かったという生徒は、部活動で全国レベルの実績を残していたり、数学オリンピックや物理オリンピックで入賞したりしているのです。
中高一貫校では、早いうちから大学受験を意識した授業が展開され、在籍生徒も学力レベルが高めです。
そうした環境を最大限に活かし、一般入試を突破できるだけの学力をつけることが、大学合格の近道だといえるでしょう。
受験勉強を始める前に | 必須!基礎固めのやり方ガイド
中高一貫校は授業進度が速く、扱う内容も標準レベル以上のものが多いため、基礎を取りこぼしている生徒は少なくありません。
実戦的な演習に取り組む前に、基礎となる土台ができているか、確認することが大切です。
もし基礎が理解できていないようなら、まずは下記の問題集を3周するところから始めてください。
英語の基礎固め
大学受験の英語には、様々な出題方式があります。
リスニング、長文読解、段落整序、要約、英作文……。
ただ、それらの基礎となるのは、やはり英単語と文法、それから英文読解力です。
英単語
学校から指定された英単語帳を使いましょう。
寝る前に20分勉強するなど、取り組む時間を決めるのがオススメです。
前半の10分は前回の復習をして、後半の10分は次に進む、というやり方で進めると、1回分復習したことになります。
進みは遅いかもしれませんが、継続は力なり。少しずつ知識を増やしていきましょう。
英文法
中学英文法は、『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版』(Gakken)、高校英文法は『高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版』(Gakken)がオススメです。
1回分が2ページ構成で、英語が苦手なお子さんでも取り組みやすいはずです。
以下の手順で進め、できるようになるまで周回しましょう。
①左側ページの解説を読む
②右側ページの問題を解いて、答え合わせをする
③解説を理解して、音読する
英文読解
中学レベルの英文読解は、『ハイパー英語教室 中学英語長文』シリーズ(桐原書店)、高校レベルの英文読解は、『大学入試 英語長文ハイパートレーニング』シリーズ(桐原書店)がオススメです。
レベル別に分かれていますので、お子さんが実際に書店に足を運んで、どのレベルがよいかを決めてから購入しましょう。少し背伸びをすれば理解できる、くらいの難度がベストです。
SVOCの構文を意識しながら精読すると、より効果的です。
すらすら読めなかったものには印をつけておき、時間をおいて再挑戦しましょう。
英語が苦手な中高一貫校生のための厳選問題集12選
数学の基礎固め
学校から指定された教科書準拠問題集を使いましょう。
難しい問題は触らず、基本的な問題を一通りさらっていきます。
例えば、基本例題・基本問題・A問題・B問題・章末問題というレベル分けがあるのなら、基本例題~A問題までで十分です。
ただし、0から自力で解答が作れるようになるまで、徹底的に周回してください。
最低3周は覚悟しておきましょう。この泥臭い作業が、数学の土台をつくります。
理科の基礎固め
中学理科は、『中1理科をひとつひとつわかりやすく。改訂版』シリーズ(Gakken)、高校理科は、学校から指定された教科書準拠問題集(『リードα』シリーズ(数研出版)など)を使いましょう。
やるべきことは数学と同様です。
難しい問題は触らず、基本的な問題を一通りさらっていきます。
最低3周は覚悟してください。
国語の基礎固め
他の教科に比べると、優先度は下がります。
ただし、古典文法については、早めに押さえておいた方が楽です。
『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル-四訂版-』(河合出版)や『ステップアップノート10 漢文 句形ドリルと演習』(河合出版)を隙間時間などで進めてください。
古典に対して苦手意識を持っているお子さんはかなり多いです。
文法のテキストを片手に、何度もやり直すしかありません。
中学1〜3年|大学受験に備えてやっておくべきこと3選
さて、ここからは、基礎固めを終えた中高一貫校生が大学受験を意識して取り組んでおいた方がよいことを紹介します。
基本的にはお子さんの年次以降の箇所を熟読してもらえたらと思いますが、それ以前の部分についても、どれだけのことができていたか、振り返りながら確認することをオススメします。
進度の早い英数を押さえる!
英数の強化が、中学での最優先事項です。
お子さんの学習時間が短いようなら、英数を中心に勉強するよう、促してください。
中高一貫校の英数の進度は公立に比べて早く、応用内容まで扱います。
中1・中2で中学内容、中3で高1の内容を修了します。
予習→授業→復習のサイクルを確立し、それぞれの単元を丁寧に押さえていきましょう。
英語は実用英語技能検定準2級の取得、数学は『青チャート 基礎からの シリーズ』(数研出版)or『フォーカスゴールド 5th Edition シリーズ』(啓林館)の問題が独力で解けるようになるのを目標にしてください。
中高一貫校生の英検取得について、詳細を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
基幹教科である国語を疎かにしない
意外と見落とされがちですが、国語力は、問題の読解と記述答案作成の際に必須です。
学校の定期テスト対策をしっかりとこなしたうえで、中学3年生になったら、『出口汪 現代文講義の実況中継 シリーズ』(語学春秋社)や『記述の手順がわかって書ける!現代文記述問題の解き方』(河合出版)に挑戦してみてください。
高校にあがると英数理社の負担が増えるので、国語にあてる時間は自然と減っていきます。
中学生の間がチャンスです!
大事なのは、大学受験と中学受験の違いを理解しておくこと
中高一貫校生のうちのほとんどが、中学受験経験者です。
無理からぬことですが、彼ら彼女らは、中学受験のイメージをそのまま大学受験に当てはめてしまいます。
通塾期間が短かった生徒のなかには、1年くらい本気で勉強すれば大学受験も間に合う、と考えている者もいるでしょう。
しかし現実には、大学受験と中学受験は別物です。
大学受験の方が試験範囲が圧倒的に広く、内容も濃くなっています。
高3の春くらいから本気を出しても間に合うとはかぎりません。
大学受験は中学受験よりも大変だ、という認識をお子さんが持っておくことが大切です。
高1|文理分けに留意しながら英数対策を継続
中学同様、英数対策に時間をかける
理社が本格化する高校2年生を迎える前に、英数の演習力をしっかりと強化しておきましょう。
英語は、学校の定期テスト対策をしつつ、実用技能英語検定2級を取得するのが目標です。
また、『やっておきたい英語長文 シリーズ』(河合出版)や『竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本』(KADOKAWA/中経出版)などを進めてもよいでしょう。
数学は、教科書準拠問題集→『青チャート 基礎からの シリーズ』(数研出版)or『フォーカスゴールド 5th Edition シリーズ』(啓林館)の順番で、単元ごとに完成させていってください。
なお、中高一貫校では、高1までで文系数学の範囲がほぼ終わります。
文系に進むか理系に進むか考えておく
一般的に、文系・理系のどちらに進むのかを決めるのは高1の冬頃です。
文系か理系かで、社会と理科の勉強具合が変わりますので、早めに決めるとよいでしょう。
自分が学びたい分野・興味のある学問がどちらなのかで決断するのがベストですが、たいていの生徒は、やりたいことがなかなか定まらない状態です。
教科の得意・不得意で決めてしまう場合も少なくありません。
なお、「『理転(=文系から理系に変わること)』より『文転(=理系から文系に変わること)』がラクだと聞いたので、とりあえず理系に進みます」と言い出す生徒がいますが、その考え方は非常に危険です。
志望校にもよりますが、文転であっても浪人を覚悟しなければならないケースがほとんどです。あるいは、志望校のレベルを落とすしかなくなるでしょう。
文系か理系かの選択は、お子さんが思っている以上に大きな選択となります。
真剣に向き合うよう、声をかけてあげてください。
中学範囲の積み残しがないか確認する
成績が伸び悩んでいる生徒は、たいてい中学課程(世間一般の中1~高1)の内容を理解しきれていません。
まあ、中学課程レベルの内容なら大丈夫だろう……と考えている生徒が多いのです。
本人のプライドの問題もあるでしょうが、基礎を固めるのが学習の基本です。
また、学習に弾みをつけるという意味でも、独学で取り組みやすい中学内容のやり直しをオススメします。
〈文系〉高2・高3|中高一貫校だからこその長い演習期間を最大限に活用しよう
英数国はひたすら入試演習ができる!
中高一貫校では、英数国については、高1までで大学入試の試験範囲のほとんどが終わっています。
入試対策演習の基本は、問題集の周回です。
1周だけ取り組んで次の問題集に手を出しても、復習不足で定着しません。
良い問題集を厳選し、1冊ずつ完成させていくのが学力向上の近道です。
数学は、教科書準拠問題集→『青チャート 基礎からの シリーズ』(数研出版)or『フォーカスゴールド 5th Edition シリーズ』(啓林館)を完成させたあとは、『標準問題精講 シリーズ』(旺文社)や『入試精選問題集 文系数学の良問プラチカ』(河合出版)に進みましょう。
国語は、『現代文 標準問題精講』(旺文社)や『古文上達 基礎編 読解と演習45』(Z会)などがオススメです。
最も難しいのは英語です。
語句・文法、段落整序、大意要約、長文読解、英文和訳、和文英訳、リスニングなど、出題形式が多様であり、志望校によって、何を重点的に対策すべきかの方針が変わるからです。
志望校が特に決まっていないようなら、オーソドックスに長文読解・英文和訳・和文英訳を中心に演習しましょう。
高校1年生と同様、『やっておきたい英語長文 シリーズ』(河合出版)や『竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本』(KADOKAWA/中経出版)などがオススメです。
英語が得意な人は、『ポレポレ英文読解プロセス50』(代々木ゼミナール)に挑戦してみてください。
学校の先生にオススメ問題集を尋ねるのもよいでしょう。
並行して社会・理科を進めよう!
社会・理科をどの程度まで勉強しなければならないのかは、志望校によって異なります。
たとえば、大学入学共通テストについて見ていきましょう。
社会には「地理総合、地理探究」・「歴史総合、日本史探究」・「歴史総合、世界史探究」・「公共、倫理」・「公共、政治・経済」(・「地理総合/歴史総合/公共」)といった科目があり、この中から2科目(あるいは1科目)受験することになります。
また、理科では「化学基礎」・「物理基礎」・「生物基礎」・「地学基礎」から2科目選ばなくてはなりません。
どの科目を選択するか早い段階で決めてしまいましょう。
まずは大学入学共通テストレベルの内容を押さえよう!
中高一貫校の定期テストや外部模試などで平均点を下回っている場合、大学入学共通テストすなわち教科書レベルの理解が十分でない可能性が高いです。
弱点単元を知り、危機感をもつという意味でも、高2の冬以降に大学入学共通テストの過去問に挑戦してみてください。
〈理系〉高2・高3|数学と理科に時間をかけよう!
これまで培ってきた英数の土台を活かす!
英語・数学ⅠAⅡBについては、中高一貫校ならではのアドバンテージがあるはずですので、数ⅢCと理科の学習に時間をかけましょう。
数学はこれまで通り、教科書準拠問題集→『青チャート 基礎からの シリーズ』(数研出版)or『フォーカスゴールド 5th Edition シリーズ』(啓林館)の完成を目指します。
その後は、『標準問題精講 シリーズ』(旺文社)や『入試精選問題集 理系数学の良問プラチカ』(河合出版)に進んでください。
なお、理科の学習法については、科目ごとにまとめましたので、下記の記事をご覧ください。
基本的には、教科書準拠問題集→『重要問題集』シリーズ(数研出版)→余裕があれば、応用レベルの問題集、という順で進めます。
なお、英語の勉強法は志望校によって変動しますので、一概にはいえません。
語句・文法、段落整序、大意要約、長文読解、英文和訳、和文英訳、リスニングなど、多様な出題形式のなかから必要な対策をおこないましょう。
志望校が特に決まっていないようなら、オーソドックスに長文読解・英文和訳・和文英訳を中心に演習するとよいでしょう。
高校1年生と同様、「やっておきたい英語長文 シリーズ」(河合出版)や「竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本」(KADOKAWA/中経出版)などがオススメです。
英語が得意な人は、『ポレポレ英文読解プロセス50』(代々木ゼミナール)に挑戦してみてください。
学校の先生にオススメ問題集を尋ねてみてください。
数Ⅲ・数Cの進度も早いので安心
ちなみに、中高一貫校は数ⅢCの進度も早く、遅くとも高3の1学期前半には全範囲が終わります。
学校の進度をペースメーカーとして、単元ごとに問題集を進めましょう。
まずは大学入学共通テストレベルの内容を押さえよう!
中高一貫校の定期テストや外部模試などで平均点を下回っている場合、大学入学共通テストすなわち教科書レベルの理解が十分でない可能性が高いです。
弱点単元を知り、危機感をもつという意味でも、高2の冬以降に大学入学共通テストの過去問に挑戦してみてください。
高2・高3で基礎固めができていない場合は、プロのサポートで効率をあげる
中学~高1までにやるべき内容を大きく削ることは難しい
さて、これまでの学習を振り返ってみて、それほど勉強してこなかったというお子さんも多いはずです。
しかし、ある程度割愛はできても、上記の学習過程を大きくスキップすることはできません。
どの教科・科目においても、基礎固めから行わなくてはならないのです。
大切なのは、今から少しでも多くのことに取り組めるよう、学習効率を上げることです。
プロのサポートで勉強の進度を早めるのがベスト
学習効率を上げるには、個別指導のプロのサポートを受けるのがベストです。
成績を上げる王道は、良問揃いの問題集を徹底的に周回することですが、ポイントを押さえた指導で疑問点が解消すれば、進みは一気に早くなります。
また、学習計画を立て、進捗を管理してもらえるところであれば安心です。
一方で、集団指導塾は、お子さんの学習進度に合わせた授業をしてくれるわけではありません。
学習進度に余裕がない場合は、通塾しても学習効果は薄いでしょう。
中高一貫校生専門!難関大学への逆転合格を実現するなら「個別指導塾WAYS」
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、学習習慣がないために成績低迷してしまっている中高一貫校の学力を跳ね上げることを最も得意としています。
私立大学最難関と言われる「早稲田大学」「慶應義塾大学」をはじめ、「上智大学」「東京理科大学」「国際基督教大学」「明治大学」「青山学院大学」「立教大学」など、有名大学の合格実績が多数あります。
中でも、偏差値50以下だった中高一貫校生の逆転合格に強みがあります。
①1コマ120分の指導時間による演習量の確保
②最短合格を実現するロードマップの作成
③生徒に問題を解説してもらうことで理解を深める
そして何より、中高一貫校生専門だからこそ、ハイレベルな学習内容にも完全対応していることが最大の強みです。
ここからは、学習習慣のなかった生徒がWAYSに通って、成績アップに成功した事例を紹介します。
東京女学館中学校3年生:自宅学習ゼロから4ヶ月で代数81点、幾何73点
1学期期末テストでは代数が34点、幾何は58点だったのが、WAYS入塾後の2学期中間テストで代数が81点、幾何73点に大幅アップした中学3年生の事例です。
WAYSに入塾する前は自宅で全く勉強しておらず、学年順位も下位層にいたようです。
部活動も週1日程度であったため、時間はありましたが学習意欲がないという状態でした。
夏休み期間にWAYSに入塾し、まずは夏期講習でこれまでほとんど理解できていなかった数学の総復習を行いました。
復習を終えてからは、2学期の授業内容の予習に入り、授業時間が無駄にならないよう、基礎的な内容を頭に入れて授業に臨めるように指導。
実際、学校が始まってから、驚くほど授業を理解できるようになったようです。
この生徒は週3コマWAYSに通っていたため、1コマ120分×3日で週6時間の学習習慣が確立できました。
これによって、全く理解できていなかった数学の総復習と学習習慣の形成に成功し、定期テストの点数を大きくアップさせました。
今後は定期テストで学年50位以内に入ることを目指して、積極的に勉強を続けています。
京都府立洛北中学校1年生:「燃え尽き症候群」から英語76点、数学65点へアップ
中学受験を終え「燃え尽き症候群」になっていた生徒が、英語55点から76点、数学基礎49点から65点へ、WAYS入塾4ヶ月で成績に成功した事例です。
入塾前は中学受験を乗り越えた反動で、勉強へのやる気が全くない状態でした。
勉強における具体的な目標を失い、友達と遊ぶことやスマートフォンに夢中になっていました。
そんな状況に危機感を持ってWAYSへ入塾。
WAYSでは、周囲の生徒が黙々と勉強しているため、モチベーションの低い生徒であっても、自然と学習にのめり込んでいきます。
指導時間120分のうち、最初の90分で問題演習と答え合わせを行い、最後の30分で間違えた問題にもう一度取り組んでもらいます。
また、1度目で間違えた問題には印を付け、テストまでにもう一度解いて、内容を定着させるように指導しました。
このサイクルを繰り返すうち、通塾がない日に問題の解き直しを行って塾に来るように学習姿勢も変化しました。
勉強への意欲が再び芽生えたことで、定期テストの点数アップに成功し、数学のより応用的な問題も解けるように、引き続き勉強を行っています。
明治大学付属中野中学校3年生:反復学習の継続で英語87点、数学94点を獲得!
自宅学習で疑問点を解消することができず、成績が伸び悩んでいたところからWAYSで2年間学習を続けたことで、英語と数学で高得点を獲得した事例です。
この生徒は、学校の宿題を1周解くだけで終わっており、反復演習ができていなかったため、疑問点を解消できていない状態でテストに臨んでいました。
そのため、テストの結果が平均点を下回ることが多く、成績が伸び悩んでいました。
WAYSでは、1コマ120分の指導時間を主に生徒の演習に充てるため、塾に通うだけで学習時間を確保できるようになります。
塾で勉強する習慣が身につくことで、この生徒も自然と自宅で学習をするようになっていきました。
演習をする中でわからなかった問題も、講師にすぐに質問ができるため、立ち止まらずに次の問題へ進められます。
勉強時間を効率的に問題演習に充てられるようになったことで、テスト期間までに学校教材の反復演習ができるようになりました。
その結果、中学3年生の1学期中間テストで英語1が87点、英語2が82点、数学1が82点、数学2が94点と高得点の獲得に成功しました。
逆転合格を可能にするWAYSの大学受験指導の詳細や、大学合格実績については、下記のリンク先をご覧ください。
投稿者プロフィール

- 中高一貫校に勤めて10年になる中堅教師。卒業生を3度送り出し、中学生・高校生問わず指導経験が豊富です。自身も中高一貫校出身なので、中高一貫校のことを知り尽くしています。勉強に苦しむ生徒に向き合い、試行錯誤をする日々。そんな教師生活から得られた知見をお伝えし、全国の子供たちの力になれたらと思います。
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