私立大妻中野中学校・高等学校の英語／数学について

2015年08月11日

学校紹介

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大妻中野中学校は、東京都中野区にある中高一貫の女子校です。JR中野駅から徒歩12分、西武鉄道新宿線新井薬師前駅から徒歩15分の場所に校舎を構えています。

21世紀に女性が自立するための手段を「実践的英語力」ととらえ、希望制の海外留学制度など、国際教育に力を入れています。

教育方針と取り組み

学祖である大妻コタカの「恥を知れ」という言葉が校訓となっています。毎日自分を振り返り、不完全な自分を自覚し自分を向上させることを大切にしています。

中高一貫教育の基本コンセプトは、「学力」と「情操」をバランスよく鍛えることです。学力では、6カ年教科別シラバスを設け具体的目標を設定した学習を行っています。3年間合計の週辺り時間数を国語15時間・数学15時間、英語18時間に設定し、主要科目の基礎学力を徹底的に築き上げます。

情操教育では華道・茶道の授業の実施、芸術鑑賞、始業前の読書、ボランティア活動、ピア・サポート等を取り入れ、豊かな人間性を育てることを目標にしています。

高校卒業後の進路は大妻女子大学のほか、およそ70％の生徒が国公立大学・他の私立大学へ進学しています。

大妻中野では、英語によるコミュニケーション能力及び表現能力の養成を柱としています。授業は専任の教師に加えて外国人教員が教え、ネイティブ・スピーカーとの英会話を通じてリスニング力・スピーキング力を養います。

また週2回、ネイティブ・スピーカーの英語による全校放送が行われます。中学3年ではスピーチコンテストが行われ、教員・生徒の投票で順位が決定します。

加えて、より英語で専門的な内容を学びたい生徒に対して、スーパーイングリッシュ講座(SEC)を実施しています。平日の始業前や放課後を使用し、世界の諸問題に関心を持ち、その解決に関わろうとする生徒を育成する講座です。

このように大妻中野では、単なる英単語・英文法の学習に終わらない国際教育を行っています。

中学校の数学では、小学校で習った図形や計算よりも難しい内容に取り組みます。そのため、大妻中野では初期指導を徹底的に行い、学習に対して丁寧に取り組む姿勢を育てていきます。

中学段階では、ノートの取り方、図の書き方、家庭学習の取り組み方から指導をし、「授業→宿題→長期課題」のサイクルを丁寧に教えていきます。

中学2年からは「代数」、「幾何」の2つのカリキュラムに分け、中学2年では週5時間、中学3年では週6時間を数学の授業に割り当てます。

また、中学3年から、理数系の科目に関してより高いレベルの内容に取り組みたい生徒のために、スーパーサイエンス講座(SSC)を実施しています。土曜の午後や平日の始業前・放課後を利用し、化学と数学に関して週3コマの授業を実施します。