【中高一貫校の勉強法】授業に置いていかれないための家庭学習方法
中高一貫校に入学後、勉強法が分からずに悩む中学生が多く見受けられます。
間違った勉強方法でいくら頑張っても、なかなか成績は上がりません。
成績が上がらなければ、学習意欲も削がれ、ますます成績は落ちてしまうでしょう。
今のうちに、正しい勉強法を身につけておくことが大切です。
ハイレベルな授業を行っている中高一貫校では、授業の理解が定期テストで高得点をマークする最大の近道です。
そこで今回は、学校の授業を中心とした勉強方法を、科目ごとにご紹介します。
中高一貫校に入学したものの、成績が伸び悩んでいるお子さんをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
中高一貫校生が押さえるべき勉強法のポイント
中高一貫校では、高校2年の終わりまでにほぼすべての学習を終え、高校3年では大学入試用の学習が始まります。
そのため授業のスピードが速く、一度分からなくなると追いつくのが難しくなります。
そこで授業に加え必要なのが「予習・復習」です。
少なくとも予習では、教科書を読み込むこと。
復習では授業でやった部分で、分かりにくい箇所・分からない箇所をなくすことが目標です。
このふたつがしっかりできていれば、定期テストの勉強もあせることなく進められます。
ただし、勉強法はお子さんそれぞれに適した方法があります。
いろいろ試してみて、自分自身がやりやすい方法を見つけることが一番です。
次の章からは、科目ごとに勉強方法の一例をご紹介します。
ぜひお子さんの学習法を見つける参考にしてください。
科目別・中高一貫校生の勉強法
ここからは科目別の勉強法をご紹介します。
基本は、英語・数学の積み重ねが重要な科目を重点的に学習すること。
国語・理科・社会は、授業をしっかり受けることに重点を置きましょう。
英語の勉強法
英語は知識の積み重ねが重要な科目です。
そのため教科書の内容を把握し、文法や熟語を覚える必要があります。
具体的な勉強方法は、「教科書に出てくる重要な文を覚えて理解する」ことです。
重要な文とは、以下の3つです。
- 新しい文法の含まれた文
- 新しい熟語の含まれた文
- 新しい単語の含まれた文
これらはテストで和訳・英訳・並び替え・穴埋めといった問題として出題される可能性が高いものになります。
教科書を頻繁に読み返して、覚えるようにしましょう。
数学の勉強法
数学も英語に並んで、積み重ねが求められます。
公式を理解していなければ、応用問題どころか基礎も解けません。
まずは簡単な問題から取り組んでみましょう。
徐々に難易度を上げていき、分からない問題があった場合は、すぐに答えを見てなぜそうなるのか確認します。
分からない問題・間違えた問題は必ず解き直しましょう。
なぜその答えになるのか理解できたところで、同じような問題を複数解いてみます。
数学は答えだけでなく、「なぜそうなるのか」の過程が重要です。
必ず「なぜそうなるのか」を理解したうえで、次の問題に取り組むようにしましょう。
国語の勉強法
国語はほとんど勉強しないというお子さんも多いのではないでしょうか。
しかし国語も暗記に力を入れることで学力アップが期待できる科目です。
国語にも、漢字や語彙・古文漢文の単語など覚えるべきことは数多くあります。
最終的に教科書の本文に出てくる単語はすべて書けて、意味も分かるようにしましょう。
また国語学習では、音読も効果的です。
文章内に出てくる「接続詞」「指示語」などが、どこにつながるものなのか把握できるように読み込みましょう。
これらは定期テストでも出題されやすい箇所です。
高校課程での古文・漢文も同様に、音読が重要です。
漢文は、カタカナの送り仮名部分に注意しながら読み込みましょう。
把握しておくことで、テスト対策にもなります。
理科の勉強法
理科は観察や実験といった図や表が多用される教科です。
教科書を一通り読んでみて、用語や図と合わせて、実験目的や結果などを頭に入れていきます。
物理や化学は、計算式の暗記が重要な科目です。
とくに化学は、さまざまな数学的知識を組み合わせなければ解けない問題も多くあるため、しっかりと抑えておきましょう。
学校から問題集が渡されていればそちらを一通り解いてみると、自身の理解度が分かるでしょう。
ただし、時間の経過で内容を忘れてしまうことも多いため、繰り返し問題を解き定着させることが重要です。
社会の勉強法
社会は地理や歴史など、暗記しなければならない単語や年号が数多くあります。
教科書を読み込むことにプラスして、歴史では流れを把握することが大切です。
地理は、暗記だけでなくなぜそうなるのかの背景や原理を理解する必要があります。
そこで重要なのが授業です。
これらは学校の授業で、教科書の内容を補填するように解説されます。
毎回の授業をおろそかにせず、しっかりノートをとることが、社会を理解するためには重要です。
さらに授業で覚えたことを、復習でアウトプットするという流れを身につけるようにしましょう。
学校から配られる問題集を繰り返し解くことで、定期テスト対策にもなります。
まとめ
中高一貫校生は、大学受験対策のために非常に速い進度で授業が進んでいきます。
内容を理解していることを前提に進むため、予習・復習で内容を理解しておくことが重要です。
学期ごとの成績や定期テストの結果は、内申点にも響きます。
附属大学の内部進学や指定校推薦を狙っているお子さんにとっても、内申点は非常に重要なもの。
気を抜かずに学習できるよう手助けしてあげましょう。
今回は、簡単に各教科の勉強方法をご紹介しました。
しかし勉強は、本人に合った方法で行うのが一番です。
中高一貫校専門個別指導塾WAYSでは、自身の学習方法が定まっていない中学生のお子さんへ、勉強法から指導します。
宿題は出さず、塾内ですべての学習を完結させるため、授業時間は1コマ120分。
ほかの個別指導塾と比べ、圧倒的に長い指導時間で「できる」までとことん問題と向き合うことが可能です。
もともとお子さんは、中高一貫校に入れるだけの実力をもっています。
正しい勉強法を身につければ、90日間でお子さんの成績は跳ね上がります。
無料体験指導も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 2023年3月21日学校紹介【中高一貫校】武蔵野大学中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
- 2023年3月20日学校紹介【中高一貫校】東京都立武蔵高等学校・附属中学校の教育・評判を徹底解明
- 2023年3月19日学校紹介【中高一貫校】日本工業大学駒場中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
- 2023年3月18日学校紹介【中高一貫校】大阪星光学院中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明