【中高一貫校】清泉女学院中学高等学校の教育・評判を徹底解明

2022年10月17日

学校紹介

清泉女学院中学高等学校の教育・評判

歴史や伝統ある清泉女学院中学高等学校は、教育熱心で校舎内が綺麗など生徒や親からも高評価を受けています。ICT技術を積極的に取り入れており、先進的な授業スタイルであることも人気の理由となっています。

清泉女学院中学高等学校の基本情報

沿革

1934年にローマに本部のある、スペイン系の聖心侍女修道会から、4名の修道女が来日しました。次の年に、シスター・オリバ・レイナが校名を「清泉」としたのが始まりです。1947年には横須賀市に清泉女学院小学校と中学校が創立されます。その翌年、同地に清泉女学院高等学校が創立。1963年に、清泉女学院中学校とその分教場の鎌倉清泉女学院中学校が統合して、鎌倉市に移転し、現在に至ります。

教育目標

清泉には軸としている教えがあります。「愛」を中心に「10個の価値」とされるそれぞれは、「生命の尊重」と「無償性」、そして「一致・兄弟愛」に「正義・連帯」、また「和解・平和」に「喜び・希望」、さらに「真理」に「自由」、「責任」です。これらは世界中の人々と共によりよい社会を作るために積極的に貢献する人を育むための教育理念です。清泉女学院中学高等学校では、10の価値を一つずつ毎月の月目標として掲げ、中高6年間を通じて学びを深めています。

施設

窓からは江ノ島や、箱根、富士山が見える、オレンジ色のレンガでできた校舎です。全校ミサなどが行われる講堂には美しいステンドグラスが施され、ミサや倫理、宗教の授業が行われる聖堂も設置。普通教室の他、様々な専門教科ごとの教室が豊富にあるのが特徴です。グランドやテニスコートの他、体育館や地下ホールもあり、各種様々な活動に利用できます。

校則

主なものでは、携帯電話・スマートフォンの持ち込みが届出制であるということ。校内での使用も認められていません。カバン、マフラー、傘、髪型は自由ですが、化粧、染髪、ピアスなどのアクセサリーは不可で、アルバイトや芸能活動も認められていません。

清泉女学院中学高等学校の教育

倫理科

キリスト教の学校の多くは、「宗教」や「聖書」という科目で学びますが、清泉女学院中学高等学校では「倫理科」という特徴的な名称の科目で、変化の激しい社会の中での生き方を学んでいます。

留学

7月にニュージーランド短期留学（高1希望者）とニュージーランド語学研修（中3・高1希望者）、1月にニュージーランド短期留学（中3希望者）、2月に清泉インターナショナルスクール1週間留学（中3希望者）と年間を通じて対象の学年の希望者に対して留学や語学研修の機会が与えられています。生徒のグローバルな視野の育成を目指しています。

進路状況

一定の条件を満たせば、姉妹校である清泉女子大学への入学枠を確保できるため、その他の大学への進学も含め、9割以上が4年制大学へ進学します。理系、文系にとどまらず、芸術系、看護・福祉系など幅広い分野に興味を持ち、それぞれの多様な道へ進学しています。

清泉女学院中学高等学校の学校生活

イベント

高校5月・中学12月に行われるのが合唱祭。クラスごとに自由曲と課題曲の2曲で競い合います。クラス全員の絆が深まると共に団結力が試されます。年に3回講堂で行われる全校ミサは、創立者の聖ラファエラ・マリアに祈りをささげるものです。9月には清泉祭で各クラブが1年間の活動成果を発表、10月には体育祭が開催されます。

部活動

活動は盛んに行われていて、運動系9個、文化系14個のクラブがあり、生徒の大半がどこかのクラブに所属して学業と両立させています。

清泉女学院中学高等学校の評判は？

教育熱心、設備が整っていて校舎内が綺麗など高評価です。歴史や伝統のある学校でありながらも、ICT技術を積極的に取り入れており、授業スタイルが先進的である部分にも今後の期待が集まっているようです。

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