【中高一貫校】駒沢学園女子中学校・高等学校の内部進学の基準・対策を徹底解説
駒沢学園女子中学校・高等学校は東京都稲城市にある中高一貫教育の学校になります。中学から入学して内部進学する生徒もいれば高校から入学する生徒もいますが、両者混合でクラス分けをしています。駒沢学園女子中学校・高等学校から内部進学で大学を目指せるのでしょうか?
このページの目次
駒沢学園女子中学校・高等学校の内部進学について
系列大学
駒沢学園女子中学校・高等学校の系列大学として、駒沢女子大学と駒沢女子短期大学があります。これら系列大学への進学を希望する場合、一定の条件を満たせば校長の推薦という形がとられます。推薦されれば、駒沢女子大学もしくは駒沢女子短期大学に優先的に進学できる機会が設けられています。
内部進学できる学部
内部進学できる学部は限定されています。駒沢女子大学の場合、人間総合学群と人間健康学部、看護学部が対象です。
一方、駒沢女子短期大学の場合、保育課への内部進学が可能です。
内部進学率
駒沢学園女子中学校・高等学校の内部進学率は、決して高くはありません。平成26~30年の5年間の内部進学率を見てみると、10%前後のところで推移しています。とくに、駒沢女子短期大学の保育課への内部進学率は低く、平成28年と30年は2%の内部進学率と低い結果になっています。
駒沢学園女子中学校・高等学校の内部進学制度
内部進学の基準
駒沢学園女子中学校・高等学校では駒沢女子大学や駒沢女子短期大学への内部進学の条件として、「成績面・生活面で一定の基準を満たすこと」としています。
つまり、定期テストなどで優秀な成績を収めるだけでなく、生活面でも素行の良さを維持し続けることが求められます。
そのためにはまず、生活態度に注意しなければなりません。欠席や遅刻日数が多ければ、生活面で問題ありと評価される可能性があります。もちろん体調不良による欠席や遅刻は致し方ないですが、さぼりなどはないように注意したいところです。また部活動で大きな大会に出た、生徒会活動に力を入れた、ボランティア活動に積極的に活動したなど勉強以外の取り組みも評価されやすいといわれています。
他大学への受験
駒沢学園女子中学校・高等学校の場合、基本的にほかの大学を受験するのであれば、駒沢女子大学や駒沢女子短期大学へ内部進学する機会は失われます。
ただし、駒沢女子大学の人間総合学群への進学を希望する場合に限り、ほかの大学の一般受験が可能です。(住空間デザイン学類除く)
駒沢学園女子中学校・高等学校の内部進学対策
学校の定期テスト対策
内部進学を希望するなら、定期テスト対策に力を入れるのは必須の条件と思ってください。定期テストで好成績を残し続けるためには、毎日勉強する習慣をつけることが大事です。一夜漬けのような勉強方法では、安定して好成績を収めるのは難しいです。
毎日の勉強の積み重ねが、学力アップにつながり好成績を維持することにつながります。毎日自主的に勉強すること、特定の科目に偏るのではなくまんべんなくバランスよく勉強することが内部進学へのポイントになると思ってください。
学校独自の試験や外部の模試対策
駒沢学園女子中学校・高等学校のホームページを見てみると、学校独自の試験はないようですが、外部模試はあるようです。
内部進学を目指す方は、学業面で「一定の基準」を満たすことが条件として書かれているので、模試など外部の試験も油断は大敵です。
模試の成績が一度悪かったとしても、それだけの理由で内部進学がダメになってしまうことはないでしょうが、繰り返し不振であれば、内部進学を検討するにあたってマイナスの影響をもたらしかねません。
定期試験対策を進めることももちろん大事ですが、模試が実施されるのであれば試験対策をきちんと進めてください。とくに他大学の受験を検討しているのであれば、本番のシミュレーションとして本腰を入れましょう。
他大学の入試対策
駒沢学園女子中学校・高等学校では併願制度を導入しています。駒沢女子大学の人間総合学群に限りますが、進学の権利を持った状態でほかの大学にチャレンジできます。
例年多くの生徒がこの併願制度を利用して、受験しているようです。人間総合学群には人間文化学類や観光文化学類、心理学類が含まれます。
他大学を受験する際には、まずどのレベルの学校に進学するか学力をベースに検討することです。慶応義塾大学や上智大学、中央大学をはじめとして難易度の高い大学に合格している生徒も過去にはいました。このような難関校を受験するなら、早めに受験勉強を進めなければなりません。
投稿者プロフィール

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