私立頌栄女子学院中学高等学校の英語/数学について
聖書の教えを徳育の基本にしたキリスト教の学校で、1884年に開校した伝統ある女学校です。男女は同権ですが同質ではないという理念の教育方針をとっており、女子にはふさわしい教養があるとの考えから、その教養を身につけるための女子だけの教育を理想としています。
教育方針と取り組み
中高一貫の私立のキリスト教の学校であるため土曜は休日とし、日曜には教会への出席を推奨しているので、週5日制となっています。
教養として学力以外にも高度な品性や豊かな国際感覚の涵養、社会貢献を進んで行う人格などを身につけることを目的としています。
授業では英語や数学は一般的な学校より授業時間が多くなっていて、途中から少人数習熟度別クラスを採用しています。高校1年までは全員同じカリキュラムですが、高校2年からは文科コースと理科コースに分けて、そして理科コースは3年ではさらに二つに分かれます。3年はコース別の授業以外にも受験対策として主要科目の講習があり、進路に合わせて自由に受けることができるので、自らに必要な力を養うことができます。
私立頌栄女子学院中学高等学校の英語について
英語教育には建学の頃から国際的に活躍できる人材の育成を目指し、教育の充実に力を注いでいます。
帰国生が生徒の約20%を占めるため中1から高1まで5クラス中3クラスが一般生と帰国生の混合となります。授業は全クラスを2分して少人数制で実施。混合式のクラスでは帰国生と一般生を分けて授業を行います。そして高校2年からは個人別に習熟度に分けた7クラス制となります。
中学はカリキュラムの一環で図書館のEnglish Libraryの英書を読み、英単語や英文法以外にも原書を読む力を育成しています。高校生も積極的に英文に親しむように推奨しているほか、中学では約2週間のカナダ語研修、高校では15日のイギリス英語研修で長期休暇内に海外研修を行い、ネイティブ英語に触れてリスニングや英会話の生きた力を養っています。
英検の取得も推奨しており、中学3年次で多くの生徒が準2級を習得、高校1年で2級程度の習得を平均像にしています。
私立頌栄女子学院中学高等学校の数学について
中高一貫校の特性を活かして数学は中学校の頃から図形や計算など中心的な分野の発展的な内容を授業で教えています。学校は週5日ですが授業数も標準的な学校より時間を多く取っています。
中学2年までは皆一緒のコースで数学を学びますが、3年では代数や幾何も勉強していきますので、3年時には習熟度別に7つに分けた少人数制のクラスを作り、それぞれの生徒に最適な授業を行っています。
生徒の習熟を手助けするために長期休み期間やそれ以外にも頻繁な回数で補習や追加の講習を積極的に行っています。教師が問題集の提示とその学習ノートを集めて生徒の習熟度合いを測ったり、個別の質問にも丁寧に対応していますので、受験にも万全の態勢をとっています。
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