私立本郷中学校・高等学校の英語/数学について
本郷中学校は、1928年に高松松平家の12代当主松平頼寿が開設した、東京都豊島区にある男子校です。
理念の一つに「文武両道」があり、クラブ活動も盛んで、全国レベルのクラブが複数あります。教育レベルは高く人気の学校でもあるため、偏差値は、桐朋中学、東洋英和学院女子中学等と同程度になります。
教育方針と取り組み
本郷中学校は、中学入学者はそのまま6年間の教育をしますが、高校入学者も受け入れている私立の併設型中高一貫校になります。高校入学者は、高校2年から中学入学者と合流します。
教育理念の一つに「自学自習」があり、自らを高める力を培うことで、大学進学等のハードルを自分で超えられる生徒の育成を行っています。
英語、数学、国語、社会、理科といった主要5科目は、中学3年時より高校の教程に入っていきます。
そのため、中学1、2年でおいていかれる生徒が出ないように、各クラスに2名の担当教員を配し、きめ細かい指導を行っています。また、中学3年時より大学受験を見据えた、サマーセミナーや、難関大学進学セミナー、職業研究といったカリキュラムを用意しています。
本郷中学校・高等学校の英語について
中学1年から高校1年までは、ネイティブの教員による英会話の授業が用意され、スピーチ、リスニングの能力の育成を図っています。英会話の授業はクラスをさらに2分割しよりきめ細かい指導ができる体制となっています。
また、英語検定を積極的に活用し、英単語、英文法の力の育成も図っています。ただし、これらは授業の延長に位置づけており、中学2年で準2級の取得を目標とした授業を行い、実際100%近い生徒が英検3級を所得し、多くの生徒が準2級を取得しています。
英検2級は、授業だけでは足りない部分もあるととらえ、準2級取得者向けの練習機会も用意しています。
さらに、先取り授業における英単語の語彙不足の負担を小さくするために、自学習の実践の場として「本単検」を各学期に行う等の工夫をしています。
本郷中学校・高等学校の数学について
数学も中学2年までに、計算や関数を含む代数、図形や空間を含む幾何の中学教程を終えます。
本数検という本郷中学オリジナルの数学検定試験を行うことで、自主学習を促すようにしています。本数検は、級や段が設定されており、自分のレベルにあった学習ができる上、クリアすればさらに上を受けることができるため、自ら学習を進める意欲の醸造に役立っています。
また、年に5回、中学1年と2年の合同授業を行っており、事前に渡された問題の解法を中学2年が中学1年に教えるという内容となります。
上級生にとっては、「下級生に教える」ことで、教えるための知識と表現の習熟が必要となり、下級生は、そういった準備をしている上級生を見ることで自らの学習意欲を高めることができます。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 2024年3月15日コラムプラグインのテスト
- 2022年6月15日成績アップ実績大阪星光学院中学3年生―aim@の活用と生活を区切ることで成績アップ!
- 2022年6月8日成績アップ実績富士見中学校2年生―定期テストまでの学習計画で成績アップ!
- 2022年5月30日成績アップ実績立川中等教育学校2年生ー効率の良い勉強法を身につけて成績アップ!
本郷中学校・高等学校