私立早稲田大学実業学校中等部・高等部の英語/数学について
早稲田大学実業学校中等部は、早稲田大学系列の中で唯一、小学校から大学までの一貫教育を実施している私立学校です。
早稲田実業の推薦制度には他の付属・係属校と別の独自枠が定めてあり、卒業生の95パーセント以上が独自の推薦枠から早稲田大学へ進学します。中等部は首都圏の中でも最難関校ですが、受験対策をしっかりすれば合格は十分可能です。
中高一貫教育の方針と取り組み
私立早稲田実業学校の教育方針は、校是に去華就実、校訓に三敬主義を掲げ、個性と学力をもち苦難に打ち勝つ精神を備えた人物を育成することです。
中高一貫を通して伝統的な早稲田スピリットを培い、早稲田大学へ更なる精進を試みる卒業生が多数いる傾向にあります。
主な勉学の取り組みは英語、数学、国語、理科、社会の5科目の時間を多く割きながらも、基礎学力をバランスよく実施します。個々の好奇心や創造性を育むために、外国人講師による英会話やコンピューターによる情報教育、長期休暇中の校外教室などの展開もあります。
教育課程の大きな特徴には、卒業研究レポートが上げられます。自分で決めたテーマをインタビュー取材し考え深めていき、三年間の集大成を文章化するのです。
早稲田大学実業学校中等部・高等部の英語について
早稲田実業中等部の英語教育は、英語の基礎力に重点を置きカリキュラムを組んでいます。週時数は数学と同じで5時間確保し、英単語、英文法、リスニングとバランスよく学習、英会話は外国人によるオーラル授業です。
英語の基礎力は総合的なコミュニケーション能力を見る必要があります。その進捗と成果を図るために中等部ではTOEIC Bridgeを毎年受験しています。試験は生徒のためだけではなく教師の教育方法にも役立てて、教育方針の見直しや改善として取り入れています。
基礎力が足りない生徒には補習等を行い調整を図るのです。さらに英会話能力をもっと上達させたい2年生以上を対象に、ネイティブスピーカーによる課外授業を設けています。
早稲田大学実業学校中等部・高等部の数学について
早稲田実業中等部の数学は、週に5時間の時間数に代数と幾何の2種類の授業に分かれ、担当教員も常勤、非常勤と学年ごとに異なります。
代数は式の計算から因数分解などの計算を中心に、幾何は平面図形から平行線・角などの図面を中心に授業が進みます。
テキストは学校で用意する「新Aclass問題集」や「新中学問題集発展編」などの問題集で、学年や担任の先生ごとに異なります。またパソコンを利用した授業とユニークな面もあるのです。
中学3年生になると授業範囲が高校生の内容に突入し、補助教材に一般の高校の教科書「高校への数学」を使用します。私立進学校の授業としてレベルが高く、高校や大学進学を視野に入れた学習が可能になります。
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