新・英単語の暗記法~書かずに見て覚える方法~
こんにちは、飯田橋教室の福永です。
皆さん、英単語をどう覚えていますか?
私は「見て」覚えています。
「いやいや、見て覚える、って一番覚えられないパターンじゃないの?」
「普通書いて覚える、手を動かして覚えるでしょ!」
と思った方もいるかもしれません。
私も中学時代はそれで英語の成績を取っていました。
しかし、高校になってから英語の授業についていけなくなり、
なんとか英語の成績を上げようと
英単語の小テストから真面目に頑張ろうと
必死に勉強してましたが、一向に英単語を覚えられない泥沼にハマった時がありました。
しかしそこから這い出た方法が「見て覚える」だったのです。
ではこれからなぜこの方法が有効なのか説明していきます。
書いて覚えた気になっていませんか
私が「書いて覚える」ことから脱却した理由が
書くのがめんどくさい
という気持ちからでした。
そんな気持ちで書いていても覚えられるわけがないですよね・・・
書いて書いて書きまくっているうちに
「覚えようとする気もない状態でひたすら書き続ける作業に時間だけ奪われているな・・・」
と次第に気づくことになりました。
そもそも「覚える」という行為はインプットの後アウトプットができて初めて成り立つ行為であり
何回も同じものを書いた=覚えた という安易な発想に至っていたのも事実です。
入塾説明にお越しになる保護者様からも
「うちの子が全く手を動かさない。単語を覚えるのに見てるだけでは良くないですよね?」
というご質問を数多くいただきますが、
ただ手を動かすだけの行動には意味はない
と考えます。
とりあえず高速で何度も見よう
もちろん書いて覚える方法もあります。
①何度も書く
②日本語・英語片方を隠してテスト形式で書く
③間違えたものを何度も書く
④上記のループ
というものが有効ですが、高校時代の私は
・楽したい
・書かずに覚えたい
という感情もあったため、「とりあえず高速で英単語を見る」ということを徹底しました。
①覚えていない単語は日本語・英語を1単語5~20秒見る
②覚えたと感じた単語は日本語・英語片方隠しテスト形式で見る 回答時間は1単語1秒~3秒
③上記のループ
私は上記方法を徹底した結果英語の模試の偏差値が10以上アップしました。
こちらが有効だった理由は2つあると考えます。
1つ目は、書くよりも単語を見る回数が多い、ということです。
書く、という行為はどうしても時間を要します。
ただし見る、という行為は時間を要しません。
1単語書いている間に3単語以上見ることができるかもしれません。
このスピード感が良かったのだと感じます。
2つ目は、自然と覚えていく感じが英単語学習に対してのモチベーション維持につながった(書くことが重荷に感じモチベーションを下げていた)、ということです。
皆さん、マンガの内容って1コマ1コマ一言一句覚えている、ってことありませんか?
あれって「何度も読んでいるから自然と覚えてしまう」って状態なのではないでしょうか?
私は英単語の暗記にもそれを取り入れたほうが良い、言い換えれば
「マンガが見て覚えられるのであれば英単語も見て覚えられる」と思ったところが
ターニングポイントだったのだと思います。
書いて覚えたほうがいいものについて
と言ってもこのブログのタイトルにもあるように
英単語は書いて覚えるな
とありますが、何でもかんでも見て覚えられる、というわけでもないと思っています。
書いたほうが良いものもたくさんあります。
①漢字
漢字は書き順も覚えてこそ丁寧な字を書くことができます。
高校時代、英単語は見て覚えましたが、漢字は毎日200字書いて覚えました。
②数学の問題
記述しなければ点数にならない問題は書く回数を増やしたほうが圧倒的に理解も深まりますし点数アップにもつながります。
まとめ
「うちの子が全く手を動かさない。単語を覚えるのに見てるだけでは良くないですよね?」
こちらについては
・見て覚えることはできる
・ただし見る回数を増やさなければただ眺めているだけと一緒
と返答しています。
こちらは教科書を見て覚える、資料集を見て覚える、という学習法についても同じです。
ただ見ても暗記はできません!
時間を使っているのであればそれだけ暗記できるようしっかりと「勉強」していきましょう!
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