数学で途中経過を考えることの大切さ
私は中高一貫校の中学生、高校生を対象に指導を行っていますが、その中で気になることがあります。
それは途中経過を気にせず答えだけ知りたがる生徒がいることです。
数学問題を解くときになぜその様な式変形をするのか、なぜそのような解き方をするのか。
それを説明している間はうわの空で結果がどうなるかしか聞いていない生徒がいます。
そのなぜを理解していないと類題が出てきたときに解けなくなってしまいます。
普段の生活でも同じことが言える
これは普段の生活でも全く同じことが言えます。
例えばなぜを考えることが出来ない人が、「電車の中では騒いではいけません。」とだけ言われたとします。
理由は周囲の人に迷惑がかかるからです。
しかし、その理由を考え、理解できない人は電車の床にあぐらをかいて座るかもしれません。
電車でシートに座るとき足を投げ出すかもしれません。
電車の中で周囲の人に迷惑をかけるという意味では全て同じですが、騒いではいけないとしか言われていない為、他のことはやっても良いとなってしまうのです。
例えが少し大げさになってしまいましたが、将来働く際も一緒です。
これはなぜこうするのかということを自分で考えられる人とそうでない人では仕事の成果が大きく変わってきます。
物事のなぜを考えるということは何事においてもとても大切なことなのです。
今後少しでも意識していただきたいこと
もしこれを読んでくださっている方が普段から「なぜ?」ということを考えていないようでしたら今後少し意識してみてください。
また自分の子供が「なぜ?」を考えられていないようでしたら、「なぜ?」を考えられるような質問をしてあげると、子供にも「なぜ?」を考える習慣がつくかもしれません。
是非一度試してみてください。
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