神奈川県横浜市にある関東学院六浦中学校・高等学校は、キリスト教の精神に基づく教育理念を掲げる男女共学の私立学校です。
アットホームな校風ですが入試対策にも力を入れており、生徒に合わせた進路指導を行っています。
今回の記事では、関東学院六浦中学校・高等学校の大学進学状況にスポットを当てました。
このページの目次
関東学院六浦中学校・高等学校の内部進学について
系列大学
系列大学は、横浜市にある関東学院大学です。
キリスト教の観点から西洋文明や文化の理解を通じて、国際化・多様化が進むグローバル社会で活躍できる人材を育成しています。
多様な価値観を持つ人々とともに学ぶことで、多角的な視野を身に付けることができます。
内部進学できる学部
関東学院大学には国際文化学部や社会学部など合計11の学部があり、すべての学部・学科への内部進学が可能です。
内部進学率
関東学院大学への内部進学者の数をみると、2021年は42名（卒業生数173名）、2022年は32名（卒業生数179名）、2023年は32名（卒業生数164名）となっています。
このことから、内部進学率は20～25％といえます。
関東学院六浦中学校・高等学校の内部進学制度
内部進学の基準
関東学院六浦中学校・高等学校の公式サイトでは、内部進学の基準に関する情報は見当たりませんでした。
詳しい基準は不明ですが、よほど悪い成績であれば内部進学できるはずです。
成績があまりにも思わしくなければ、内部進学が希望であっても不合格になることがあります。
内部進学に不安がある場合は、高1の早い段階で担任の先生に相談し、自分に合った勉強法を教えてもらうなどしましょう。
関東学院大学の学部の中では教育学部と看護学部の偏差値が高めなので、教職員や看護師を目指して内部進学を希望する場合は、偏差値50以上を維持すると良いです。
他大学への受験
約8割近くが他大学に進学しています。
進学実績をみると、国公立には毎年5名前後、私立大学では慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、東京理科大学へ毎年1～4名が進学しています。
また、明治大学、青山学院大学、中央大学、法政大学といったGMARCHや、横浜市立大学、関西学院大学などさまざまな大学の指定校推薦枠があり、志望校に推薦で進学する生徒が多数います。
関東学院六浦中学校・高等学校の内部進学対策
学校の定期テスト対策
定期テストの結果は、内部進学や指定校推薦と密接に関わっています。
内部進学や推薦での進学を狙っているなら、高1の段階から定期テストを頑張りましょう。
定期テスト対策としては、問題は授業の内容から出題されることが多いので授業をしっかりと聞き、予習・復習を行うことが基本です。
プリントや宿題、学校配布の問題集から出題されることも多いので、これらもおろそかにしてはいけません。
また、苦手科目を勉強しないまま放置しないことも大切です。
学校独自の試験や外部の模試対策
学校独自の試験についての情報は、公式サイトではみつけることができませんでした。
しかし、関東学院六浦中学校・高等学校では、大学入試改革に対応したカリキュラムを採用しており、高2からは文系・理系にクラス分けして大学入試に備えます。
模試は高1で年3回、高2では年4回、高3では年6回実施しています。
試験結果は担任はもちろんのこと、教科指導教員や進路指導教員とも共有し、生徒一人一人に合った指導を行っています。
他大学の入試対策
関東学院六浦中学校・高等学校では他大学へ進学する生徒が多いため、他大学入試に向けた指導にも力を入れています。
模擬試験の過去問や受験関連の書籍が自由に閲覧できるほか、赤本の貸し出しなど、受験情報が豊富にそろえられており、模試の結果などが電子データとしてまとめられているので閲覧することもできます。
このほかにも生徒ひとりひとりの進路に合わせた指導を行っており、例えば医学部志望者向けの講演会や討論会、面接練習などが行われているのも特徴です。
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