【中高一貫校】駒場東邦中学校・高等学校の内部進学の基準・対策を徹底解説

校舎と青空
駒場東邦中学校・高等学校は、戦後の青少年に将来への明るい夢を持ってもらいたいという想いのもと設立されました。
自分で考え答えを出すことを教育において重要視しており、レポート課題があることが特徴的です。
また、校内水泳大会や校内体育などユニークな学校行事があります。
そんな駒場東邦中学校・高等学校の内部進学の状況や他大学への進学について見ていきましょう。

駒場東邦中学校・高等学校の内部進学について

系列大学

駒場東邦中学校・高等学校の系列大学は、東京と千葉にキャンパスを持つ学校法人東邦大学です。
東邦大学は帝国女子医学専門学校という医療について学ぶ学校を前身としているため、医療系の学部がメインの大学です。
「自然、生命、人間」を建学の精神としており、自然や生命について追求することで、自然生命科学の普及と人材の育成に貢献してきました。

内部進学できる学部

東邦大学には医学部、薬学部、理学部、看護学部、健康科学部という5つの学部が存在しますが、内部進学できる学部についての情報はありませんでした。
その中で、医学部は推薦入試の制度が適用されるので、内部進学先は医学部のみかもしれません。
一定の基準を満たしている生徒は、学校長の推薦があれば推薦入試の出願が可能です。
ただし、多くの生徒は一般入試を受けるため推薦枠は余っているというのが現状です。

内部進学率

駒場東邦中学校・高等学校から東邦大学へ進学する人数は、片手で数えられる程度でほとんどいません。
学校が公表している2023年度の大学合格実績によると、東邦大学に合格したのは2人でした。
内部進学の制度を使ったかは不明ですが、医学部であることから推薦入試で合格したと考えられるでしょう。

駒場東邦中学校・高等学校の内部進学制度

内部進学の基準

駒場東邦中学校・高等学校から東邦大学医学部に内部進学できるかどうかは、適性試験、基礎学力、面接、調査書などをもとに決定されます。
募集人数は別の付属高校である東邦大学付属東邦高等学校と合わせて約25人です。
どの程度の学力があれば内部進学できるかどうかは公表されていないため不明です。
学校でも理系科目の対策はしっかり行ってくれるので、学校の授業についていければ問題はないでしょう。
実際に駒場東邦中学校・高等学校に通っている場合、内部進学の事情に詳しい先生に聞いてみてください。

他大学への受験

駒場東邦中学校・高等学校の卒業生の多くは内部進学せずに他大学へ進学しています。
2023年度は現役生と既卒を合計して約150人が国立大学、約550人が有名私立大学に合格しました。
また、2023年度の合格者の中で、約20人が国立大学の医歯学部に、約50人が私立大学の医歯学部に合格しています。
先生方は生徒の希望に合わせて進路指導してくれるため、生徒も受験勉強への高いモチベーションを維持できます。

駒場東邦中学校・高等学校の内部進学対策

学校の定期テスト対策

駒場東邦中学校・高等学校の定期テストは、内容の多くが学校で使用している教材から出題されます。
中学校の間は比較的標準的な難易度の問題が出されますが、高校では英語や数学などの大学受験で重要な科目は難しい問題が出題されます。
学校で問題集を購入するように言われるので、指定されている問題集をやり込めば6割以上は解けるでしょう。
定期テストの英語は特に難易度が高いので、独学では理解できないところが多いというケースもあるでしょう。
駒場東邦高等学校では評点が3以下になると追試があり、合格できなかった場合には進級できない可能性も考えられます。
日頃から授業で分からなかったところを理解するようにしましょう。

学校独自の試験や外部の模試対策

駒場東邦中学校・高等学校では、校内実力試験や外部模試が実施されます。
校内実力試験は中学1年生から高校3年生まで毎年実施され、外部模試は中学2年生から高校3年生まで毎年実施されます。
特別な対策をするよりも、授業の内容をしっかりと理解し問題集を自力で解けるようにしておくことが重要です。
問題集には基礎的な内容もあれば発展問題も掲載されているので、実力をつけたいのであれば発展問題まで解けるようにしておきましょう。
テスト前にあわてて復習する癖をつけないように意識して学習に取り組むことが重要です。

他大学の入試対策

多くの生徒は内部進学せずに他大学へ入学しています。
そのため、他大学への入試対策として進路指導室に関連書籍が多数置いてあります。
また、大学入学共通テストを受験する生徒のために、学校側で新テストのプレテストを学年ごとに受験し問題の傾向について分析しています。
日頃行われている授業のレベルが高いため、授業を受けるだけでも十分受験対策になると言っても過言ではありません。
ほとんどの教科は高校2年生で一通りの単元の学習が終了するので、高校3年生の1年間は大学受験勉強に集中して取り組むことができます。
同じように大学進学を目標とする生徒同士で切磋琢磨する環境も追い風となります。

投稿者プロフィール

秀彦太田

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