夏休み明けテストに向けて
夏休みも終わりに近づいていますが、宿題などは終わったでしょうか。
「宿題が終わったから、あとは8/31まで遊ぶだけだぜ」と言っている生徒さんは確認して下さい。自分の学校に夏休み明けテストがあるかどうかを。
夏休み明けテストとは
夏休み明けテストとは何か?なんて問う意味はあまり無いように思う方も多いですが、中高一貫校の場合、夏休み明けにテストをするところは多いです。また、学校や学年によってテストの意味合いが大きく変わってきます。学校や学年によっては中間や期末考査以上に重要な場合もあります。
実力把握のためのテスト
休み明けに実力テストを行うというのは、学校側にとっては意味があります。ある程度広範囲のテストを行うので、中間、期末よりヤマ勘は効きませんし、自分の苦手分野をきちんと夏休み中に克服したかを確認することも出来ます。
この「実力試験としての休み明けテスト」は学校によって範囲や評価の付け方が異なります。1学期の範囲のみの学校や、過去の学年でやった内容まで全て出るところもありますし、評価も単純に成績順位を付けるだけの学校から、評定に大きく加味されるような学校もあります。
どちらにしても、英数に関しては過去の範囲の内容を理解していないと次の範囲で支障をきたす場合が多いです。この試験対策は文字通り自身の実力アップのための絶好の機会となりますので、良い点数を狙いましょう。
試験対策
科目数は大抵英数国の3科目というのが基本です。試験範囲は学校によって異なりますが、多くの場合実力試験の対策は、多くの学校の場合夏休みの宿題で対応することが出来ます。例えば共立の休み明けテストの問題は夏休みの宿題の内容から殆ど出る形になっていますから、「ただ答えを見て、宿題を終わらせる」という姿勢ではなく「きちんと問題を解けるようにする」という作業を夏休み中に行っていればきちんと点数が取れます。しかしながら、「過去の内容全てが試験範囲」という場合、全範囲を完璧にするのは極めて時間がかかります。
まず、宿題として問題を解いた範囲の中で出来なかった問題をリストアップしましょう。それらが全て出来ればテスト対策は万全なのですが、試験科目そのもののが苦手な人は、出来なかった問題が大量にあるはずです。大量にある人はまずできなかった問題群の中から基礎問題を優先的に解いていきましょう。
「どれが簡単でどれが難しいかすらよく分からない」という場合、まず宿題に難易度が書いてあるか確認して下さい。基礎問題、応用問題、発展問題などと分類されているところも多いです。この手の分類が宿題でされていない場合、学校の問題集から類題を探し、問題の難易度を調べましょう。
定期考査としてのテスト
二期制の学校の場合、9月に試験があります。夏休み直後に試験ということで、試験対策を万全にしている生徒さんは問題ありません。そのまま試験対策を続けながら、夏休みを有意義に過ごして下さい。しかし、もし「9月初めに定期試験があるけど全然勉強していない」という人は今すぐ勉強を始めましょう。
進級テスト
中高一貫校、大学付属高校では、「内申点のみ」で高校や大学に進級できる学校と、「内申+進級テスト」で進級や進学が決まる学校があります。
特に大学進学に関しては進級テストが必要な場合が多いです。また、進級テストも学校により役割が異なり、「進級の是非を決める」というものと「進級する際の進路先を決める」ものがあります。後者は大学進学の場合、学部や学科、高校の場合、進学クラスと普通クラスなどの選別に使われます。
中3生や高3生は自分の学校で行われる試験で何が決定されるのかをきちんと把握しておきましょう。
また、この進級テストの場合、試験範囲は極めて広範囲に渡ることが多いです。今から対策をするというには時間が足りないかもしれません。
試験科目を確認し、苦手な科目、苦手な範囲から復習していきましょう。
まとめ
休み明けテストは多くの学校で実施されますが、学校や学年で目的が違いことがあります。人生に大きな影響を与えるものもありますので、しっかり試験勉強をしましょう。
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