私立中学に通う生徒に塾は必要?判断基準と選び方
「せっかく私立中学に入ったのに、塾が必要?」
「どのようなときに塾へ行った方がよいの?」
公立中学と比べ、学習に力を入れている私立中学の生徒でも、塾へ通っている人はいます。
とはいえその理由はさまざまですし、通う必要のないお子さんもいるでしょう。
そこでこの記事では、塾が必要な私立中学の生徒の特徴と正しい塾の選び方をご紹介します。
お子さんが私立中学へ入学し、塾へ行くべきか悩んでいらっしゃる保護者の方は、ぜひ参考にしてください。
塾が必要な私立中学の生徒の特徴
私立中学は、2種類あります。
中学単体の私立中学で、高校進学時には受験が必要な場合と、高校受験のない私立の中高一貫校です。
中学校単体の場合、高校受験のために塾へ通う場合があります。
私立の中高一貫校に通うお子さんは、高校受験もなく、問題のない成績がとれていればそのままストレートで高校進学できるため、高校受験の勉強をする必要がありません。
それでも塾へ通っている生徒は少なくありません。
その理由として、次の4つが考えられます。
学校の授業についていけない
私立中学では、公立校とは異なる教材を使用しています。
難易度も高く、授業のスピードも早いため、授業を集中して受けるだけでなく、予習・復習で知識を定着させなければなりません。
それができない場合、授業についていけず落ちこぼれてしまう可能性があります。
とくに、知識の積み上げが必要な英語や数学は、一度ついていけなくなると、簡単には追いつけません。
そのような場合、基礎力を身につけるために塾が有効です。
自宅で集中して勉強できない
私立中学生の中には、小学校までは保護者や塾の講師に中学受験のための勉強を指導してもらっていた人もいるでしょう。
しかし、入学後は自分で考えて勉強をしなければなりません。
一人で勉強しようとしても、ご自宅にはスマホやゲーム・テレビなど、興味をひくものばかり。
なかなか集中できない場合、学習環境の整っている塾へ行く方が効率よく成績を上げられるようになります。
勉強法が分からない
自分から進めるのではなく人にいわれたことを勉強する小学校までの勉強とは異なり、中学からは自分で考えて勉強する必要があります。
実際自宅で勉強しているにもかかわらず、なかなか成績が上がらないことを悩んでいるお子さんもいらっしゃるでしょう。
その原因のひとつとして、勉強法が分からず、自分に合った学習ができていないことがあげられます。
このような場合、第三者に勉強方法を教えてもらうことが、成績アップのカギです。
保護者のどなたかが教えられればよいですが、難しい場合は、塾へ通って勉強法を教わるとよいでしょう。
学校の授業よりハイレベルな知識を身につけたい
ここまでは、学校の成績を上げるために塾へ通うケースでしたが、その逆の理由で塾へ通う場合もあります。
私立中学に入学する生徒の中には、大学受験を見越している人もいるでしょう。
その中でも、医学部や難易度の高い大学を目指す場合、学校の授業以上にハイレベルな知識を身につけるために、早い段階から進学塾や予備校へ通うことがあります。
私立中学の生徒はいつから塾が必要か?
では、塾が必要な私立中学の生徒はいつから通い始めるべきでしょうか?
「塾代がかかるから、できればあまり長く通わずに済むようにしたい」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、塾へ通い始めるベストなタイミングは「塾を意識したとき」です!
とくに、本人の勉強に対するモチベーションが高まっているときや、定期テストで思ったような成績ではなかったときもチャンスです。
熱が冷めないうちに、塾探しを始めましょう。
私立中学生の正しい塾の選び方
どんなに必要性を感じても、塾であればどこでもよいわけではありません。
本人に合った正しい塾選びをすることで、スムーズな成績アップが期待できます。
塾選びの際に気を付けるべきポイントをご紹介します。
通塾の目的と塾の方向性が合っている
塾へ通う目的は何でしょうか?
「定期テストの成績を上げるため」「志望高校合格のため」「難関大学を目指すため」など、さまざまな目的があるはずです。
その目的に合った塾を選びましょう。
塾には、集団塾と個別指導塾があります。
集団塾のほうが、ハイレベルな問題を多く扱う傾向があります。
学校の成績が思わしくなく、基礎力を身につけたいのであれば集団塾よりも、一人ひとりに合った勉強ができる個別指導塾のほうがおすすめです。
必要なサポート体制が整っている
それぞれの塾では、講義以外にもさまざまなサポートを行っています。
- 自由に使える自習室の完備
- 頻繁に面談や勉強相談ができる
- 志望校の情報が豊富にある
- 授業の振替が可能
- 保護者への学習内容の報告 など
自宅で集中して勉強するのが苦手であれば、自習室が完備されていることが必須です。
また、すでに大学受験を意識しているのであれば、受験情報を入手できることが大きなメリットとなります。
自分自身が必要としているサポートが整っているかどうかをチェックしましょう。
家から通いやすい
どんなによい塾でも、自宅から離れた場所にあると、通塾に時間がかかってしまいます。
平日の学校帰り、疲れた体で長距離の移動は勉強をするためにはあまり効率的ではありません。
勉強以外のことに時間を取られず、通塾するモチベーションを維持しやすい場所がおすすめです。
近隣に塾がない場合は、オンライン塾の選択肢もあります。
講師との相性がよい
塾には生徒の背中を押すように叱咤激励しながら伸ばすタイプやほめて伸ばすタイプなど、さまざまな講師がいます。
生徒によって、相性がよい講師のタイプがあるでしょう。
お子さんのモチベーションをアップさせてくれるような、相性のよい講師を見つけられれば、飛躍的な成績アップも期待できます。
まとめ
受験を乗り越えて私立中学に入学しても、勉強が楽になるわけではありません。
むしろ、レベルの高い授業についていけない場合や、さらに上を目指す場合は、学習のフォローのために塾へ通うことも考慮しなければなりません。
すべての生徒に通塾が必要なわけではありませんが、塾が必要だと感じた際には、お子さんに合った塾を探し始めるとよいでしょう。
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