中高一貫校・高校の英文法の勉強法【定期試験対策】
高校の英文法ではSVOCなどの理論を駆使して問題解いていきます。中学までのなんとなく英文法と異なり、理論をしっかり理解し、型や語法をたくさん覚えなければなりません。理解しなければならないところ、覚えなければならないところがごっちゃになって出てくるので、闇雲に問題を解いていてもできるようにはなりません。 ここでは、当塾で行っている英文法の指導をモデルとして効率のよい英文法の学習の仕方を紹介します。
タイマーを使って問題を解く
タイマーを使う理由は、1問に時間をかけすぎるのを防ぐためです。 おおよそ1問1分計算で5問程度問題を解いてもらいます。高校英文法では、大部分が知識がないと解けない問題なので、時間をかけて悩んだとしても解けません。単純に知識を聞いている問題が多いので悩むだけ時間の無駄をしています。
間違った問題をチェック
できる問題、できない問題を仕分けします。 まず、解答を見て答えあわせをします。間違った問題やたまたま正解した問題に目印をつけておきましょう。間違えた回数を把握できる「正」の字がおすすめです。
問題の解き方を把握する。
- どんな文法事項を問う問題なのか
- 正解をどうやって導けるか
- 覚えるべき知識はなにか
この3つの問いに答えられるように解説を理解してください。
問題を解説する。
問題の解き方を人に解説することにより、知識や解き方の理解が増します。 当塾の指導では、まずこれら3つを試問し生徒に説明させます。次第に生徒自らこれら3つの観点から説明ができるようになります。また、説明を考えることで疑問点がはっきりします。説明できない箇所は理解不十分とみなし、講師が解説を加えます。 英文法に限らず、友達に勉強を教えると自分の理解が深まったり、自分のわかっていないところがはっきりするので、めんどくさがらずに積極的に教えてあげてください。その理解はいつか役に立つときが来ます。
英文を音読する
音読することで英語の語順慣れ、フレーズ慣れを作ります。 高校の英文法・語法の知識は膨大です。全ての知識を暗記する気持ちで望むのではなく、まず音読で慣れを作ります。慣れを作ることでいつの間にか覚えてしまっているというのが理想です。問題の英文法を一通り理解したところで英文を音読します。穴埋め問題や四択問題の場合、正解のワードを入れて全文音読してください。日本語を介さず、英文のまま意味がすらすらとれるまで音読してください。覚えるべきフレーズがあった場合、そのフレーズだけ重点的に音読してもよいです。
出来なかった問題を出来るようにする
間違えた問題を時間をおいて再度解き直します。 ここまでは間違えた問題を出来るようにするための準備段階でした。わからなかった文法事項をわかるようにしても、出来なかった問題を出来るようになるとは限りません。 出来なかった問題に再度挑戦して出来るようにするまでが勉強です。
類題に備える
大学入試での類題出題に備えて問題の解説に書いてある周辺の知識をつけます。 高校の英文法の暗記量は膨大です。その全てを網羅したい場合、1,000問の問題集では全く足りません。1,000問程度の市販の大学入試向け英文法問題集を使う場合、解説に載っていて類題で問われそうな知識を確認しておく必要があります。 例えば、問題集にenjoy ~ingの知識を問う問題しか載っていない場合でも、試験ではstop ~ingやgive up ~ingが問われる可能性があるので補足解説に載っている語法も覚えておく必要があります。
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