城西大学附属城西中学校・高等学校は、東京都豊島区にある中高一貫校です。
系列大学への内部進学はもちろんのこと、外部大学への進路指導も熱心に行われています。
また、スポーツや文化活動などの得意分野を伸ばすための「Culture&Sportsクラス」が設置されているのも特徴です。
このページの目次
城西大学附属城西中学校・高等学校の内部進学について
系列大学
城西大学附属城西中学校・高等学校の系列大学は、城西大学・城西国際大学・城西短期大学・日本医療科学大学です。
城西大学は緑豊かな環境にあるキャンパスで充実した大学生活が送れると人気があります。
城西国際大学はグローバルに活躍できる人材の育成を目指しています。
海外からの留学生も多く、国際色豊かな環境で学ぶことができます。
城西短期大学は、2年間で社会人としてのスキルが身に付くだけでなく、城西大学・城西国際大学への編入も可能です。
日本医療科学大学は医療・福祉分野で活躍する人材を育成しています。
内部進学できる学部
系列大学への内部進学に関して、学部などへの進学制限は特にありません。
基本的にはすべての学部への進学が可能ですが、学科に関しては記載がなかったため、対応していない部分もあるかもしれません。
念のために、担任や進路指導の先生などに、事前に確認しておきましょう。
内部進学率
内部進学率は約10%ほどです。
2023年度の実績だと、城西大学へ14名、城西国際大学へ12名、日本医療科学大学へ1名が内部進学をしています。
城西短期大学への内部進学者はいませんでした。
城西大学附属城西中学校・高等学校の内部進学制度
内部進学の基準
公式サイトでは、内部進学の基準については公開されていませんでした。
内部進学をするためには書類審査と面接審査をくぐり抜ける必要があります。
書類審査は定期テストなどの成績を主体に、部活動など勉強以外の活動も評価されるようです。
成績は履修科目全体が評価対象となりますから、苦手教科をなくし、全教科均一に成績を上げることが大切です。
面接ではマナーはもちろん、「系列大学を志望した理由」をしっかりと伝えることがポイントとなります。
他大学への受験
城西大学への内部進学は薬学部の人気が高く、2024年度の入試から薬学部に限り他大学との併願が可能になりました。
これによって、内部進学先を確保しつつ他大学の受験をすることができ、進路選択の幅が広がりました。
また、卒業生の多くが他大学に進学しています。
2023年の進学実績をみると、国公立大学には2名、早慶上理には4名が合格して進学しています。
その他だと、GMARCHに18名、成成明学獨國武に29名、日東駒専に68名、首都圏の理系大学に22名が進学しています。
城西大学附属城西中学校・高等学校の内部進学対策
学校の定期テスト対策
城西大学附属城西中学校・高等学校の定期テストは特段難しいわけではありません。
テストは授業内容から出題されるので、日々の勉強の積み重ねが大切です。
特に、授業中に配られたプリントや問題集から出題されることが多いので、これらもしっかりと勉強しておきましょう。
また、わからない所がある場合はそのままにせず、先生に積極的に質問するなどして疑問点をなくすことも重要です。
学校独自の試験や外部の模試対策
学校独自の試験や外部の模試対策に関する情報は、特に見当たりませんでした。
内部進学より他大学に進学する生徒の方が多いことから、本校では総合的な入試対策に力を入れているようです。
他大学の入試対策
高校のACクラス(普通科)では、希望進路に合わせて「国公立大学進学プラン」、「理系学部進学プラン」、「文系学部進学プラン」、「海外大学&国際系学部進学プラン」が用意されています。
高3の1月には「受験直前ゼミ」を実施し、共通テストと一般入試対策を徹底的に行っています。
さらに、高2、高3を対象にした英・国・数の特別講座も開かれています。
また、駿台予備校から講師を招き、過去問題などを解くこともあるようです。
このほか、夏休み・冬休み・春休みに実施されるゼミや放課後の受験指導などもあるので、他大学の入試対策は手厚いといえるでしょう。
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