【中高一貫校】親和中学校・親和女子高等学校の内部進学の基準・対策を徹底解説

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校舎と青空
親和中学校・親和女子高等学校は、学校法人親和学園が運営する兵庫県神戸市にある中高一貫の私立中学校・高等学校です。
創立から136年目を迎える、神戸でも一番歴史のある女子校として多くの卒業生を輩出してきました。
現代の大きなテーマである多様性に対応するカリキュラムで、学業だけでなく、人間力、国際力、情報力などバランスの取れた女性を育成します。
また、系列大学である神戸親和大学との共同プロジェクトも始まっています。

親和中学校・親和女子高等学校の内部進学について

系列大学

学校法人親和学園が運営する系列大学に、兵庫県神戸市の神戸親和大学があります。
以前は神戸親和女子大学という名称の女子大でしたが、共学化に伴い2023年4月に大学名が神戸親和大学に変更されました。
「新たな価値を創造する人」の育成を目指し、学内と学外の学びから「他人と協力して問題を解決する能力」、「社会の変動や多様性に対応できる能力」の獲得を目指します。

内部進学できる学部

内部進学できる学部は、文学部国際文化学科、文学部心理学科、教育学部教育学科、教育学部スポーツ教育学科の2学部4学科です。
国際文化学科や心理学科では様々なコミュニケーションスキルを学び、教育学科やスポーツ教育学科では教育について学び、教諭免許取得を目指します。

内部進学率

2022年は8名、2023年には5名が神戸親和女子大学(現在の神戸親和大学)に進学実績があります。
大学進学者全体の1割に満たないことから、他大学に進学する傾向が強く、内部進学率はあまり高くないと言えるでしょう。

親和中学校・親和女子高等学校の内部進学制度

内部進学の基準

親和中学校・親和女子高等学校から神戸親和大学への内部進学に関する明確な基準は開示されていません。
しかし、「特進Bコース」から改称された「スポーツ・カルチャーコース」では、神戸親和大学進学希望者を歓迎しており、実際に神戸親和大学に入学する際には、受験料や入学金が免除となります。
また3年次には、神戸親和大学の一部科目を履修選択することができ、大学入学後に単位として認定されます。
よって、内部進学を希望する場合は高校入学時に「スポーツ・カルチャーコース」のカリキュラムを選択することが最も近道となります。

他大学への受験

親和中学校・親和女子高等学校は、他大学への進学についての進路指導を1年次から積極的に行っています。
一般受験に加え、関関同立をはじめとした数多くの指定校推薦枠を持っており、2023年は100名を超える指定校推薦による進学実績があります。

また、国際コースから改称されたグローバルコースの目指す先は海外の大学への進学です。
本コースでは1年次の3学期からは全員が留学し、現地の学生と同様の授業を受けます。
ネイティブな英語に触れることで、より実践的に学べるでしょう。

親和中学校・親和女子高等学校の内部進学対策

学校の定期テスト対策

親和中学校・親和女子高等学校の定期テストは、一般的な難易度といえるでしょう。
テストの問題は授業で取り扱った内容から出題されるので、授業に集中して聞くことが求められます。
また、試験問題は学校が配布する教材の類題であることが多いので、配布教材を理解しながら学習することが重要です。
特に内部進学を希望する場合、「スポーツ・カルチャーコース」(旧特進Bコース)の出題傾向をしっかり押さえて学習する必要があります。

学校独自の試験や外部の模試対策

親和中学校・親和女子高等学校は、様々な独自のカリキュラムで入試対策を行っています。
特徴的なのが、高校3年次に実施される入試を想定した7回の模擬試験です。
また、英語外部テストを活用する大学の増加に対応し、「英検講座」や「GTEC」などの対策講座を開講しています。

さらに近年の大学入試改革により、「知識・技能」だけでなく「思考力・判断力・表現力」や「主体性・多様性・協働性」などの総合的な能力が求められるようになった変化を受けて、中学や高校生活での探究学習の経験などを評価対象とする「探究学習評価型入試」を行う大学も増えています。
親和では「探究推進部」を設け、教科間をつなぐ探究的な教育を推進する教員を配置しています。

他大学の入試対策

「特進Aコース」から改称した「アドバンストコース」では、国公立大学、難関私立大学への進学を目標としており、高校から親和に入学した生徒を対象に1年次に週2回、7時間目に追加の授業を行っています。
また、夏休みと冬休みには補習が行われます。
このカリキュラムを行うことで、高1の1年間で中学からの内部進学生に授業内容が追いつき、2年次には高校入学組と内部進学組が同じ授業を受けることが可能です。
そして全員が2年次で高校課程の学習内容をほぼ終え、3年次にはそれぞれの目標とする大学入試対策に専念します。

投稿者プロフィール

秀彦太田
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