「ながら勉強」などの間違った勉強方法による悪影響
今回は「ながら勉強」などの間違った勉強法について考えてみたいと思います。
特に自宅で勉強するときに音楽を聴きながら、テレビを見ながらやっている人もいるかもしれません。
当然、本人もこれがあまり好ましいやり方ではないことはわかっているとは思います。
では、実際にどのような弊害があるの分析していきます。
勉強がはかどる!?
音楽などを聴きながら勉強している人たちの中には「音楽を聴きながらやると勉強がはかどるんだよ」や「数学は音楽聴きながらやった方がよく解ける」などと言っている人がいますが、
では逆に聞きます。
「テストのときどうするの?」
当然、テスト中は静かです。音楽などが流れるはずもありません。
音楽を聴かないと解けないのであれば、テストで良い結果がでる訳ありません。
「音楽を聴くと勉強がはかどる」というのは
幻想・思い込み
です。
好きな音楽やリズムがあるので、出来ている気がするだけだったり、頭には入ってなかったりします。
さらに、途中で歌詞を思い浮かべたり、歌ったりすることがあって集中できているわけがありません。
本当に集中していれば音楽など耳に入らなくなるので、音楽を聴く必要なんてないはずです。
実際、そのような「ながら勉強」をやっている人の多くはあまり成績が芳しくないです。
姿勢が悪い
よく授業を行っていると、机に突っ伏したりして頭を横にしながら問題を解いている生徒を見かけます。
その姿勢の場合、問題を解く効率も悪くなり、寝てしまう可能性が高くなるので、姿勢を正しましょう。
姿勢さえ正せば、寝てしまうこともなく勉強に取り組むことが出来ます。
基本的に姿勢が悪い場合、眠い・だるいなどでモチベーションが低いことが多いです。
仮に体調が悪いのであれば、そのまま続けても効果が薄いので、授業を振り替えて体調の回復に努めましょう。
しかし、単純に勉強が面倒だからという理由で姿勢が悪くなってしまうのは良くないです。
確かに、常にモチベーションを高く保ち続けて勉強に取り組むというのは難しいと思います。
時には気分がのらないこともあります。
しかし、塾で勉強する時間ぐらいは真面目に取り組みましょう。
決して常に緊張感をもって取り組めと言っているわけではないです。
ただ、せっかくの塾での勉強を集中して取り組めないというのはあまりにももったいないと思います。
そのため、そういうときは淡々と勉強に取り組めるように勉強内容を工夫しましょう。
そうすれば、効率よく学習に取り組むことが出来ます。
まとめ
今回は、勉強方法の中でも取り組み方について考えていきました。
勉強は、家でやろうとすると誘惑が多くだらけてしまいがちです。
せっかく勉強をしているのに、集中できていなかったり、時間ばかりかかって定着できていないと成績も上がらずモチベーションも上がりません。
特に音楽を聴きながら勉強している人は、勉強を真面目にやっている出来ていると思っていたりするので、他人に言われるまで気づかなかったりします。
また、姿勢が悪い人も姿勢が悪くても勉強はしているのだから問題ないだろうと思っていたりします。
当然どちらの方法も間違ってる勉強方法なので時間をかけている割に結果に反映されにくいです。
同じ量の勉強をやるのであれば、集中して短時間でこなした方が定着する上に費やす時間も短いので圧倒的に効率がいいです。
テスト前や受験前などの時間がない時は、普段から短時間で集中して勉強している人の方がはるかに効果的な勉強が出来て結果に結びつきやすいです。
もし、これまでの勉強方法で上記の取り組み方に思い当たる節があったら、すぐに改善しましょう。
そうするだけで、予想以上の変化が感じられるでしょう。
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