記憶が苦手な生徒さん必見!記憶するための方法を紹介
記憶が出来ない生徒さん、結構いらっしゃると思います。
「なんで記憶ってできるの?」「どうすれば何かを覚えるようになるの?」
そういった質問、かなりの頻度で投げかけられます。
さて、今回は、そのような症状に陥っている生徒さんに対して、「記憶」をどのようにしていくか、どのようにトレーニングしていくか、をご説明いたします。
「記憶」の方法
一番効率の良い「記憶」の方法としては、
1、覚えるものをザッと眺める
2、隠して覚えているかどうかをチェック
3、覚えていなかったものには印をつける
4、印をつけたものだけもう一度やる
これを繰り返していくことが一番手っ取り早く、これ以上に記憶を作業化する方法は御座いません。
印が多ければ多いほど、自分が苦手としている部分が「見える化」してきますし、じっと眺めるよりも合理的、効率的に記憶を進めることが出来ます。
ただ、この方法で記憶が出来れば良いのですが、いつまで経っても印が減らない、10分も経てば大体忘れてしまう。そうなってしまう方、結構多いと思います。
そういった方は、「記憶をする」ということに対して、慣れる必要が御座います。
意識的に記憶をすることに慣れれば、苦ではなくなるはずですし、スムーズに記憶することができるようになります。
日常のなかで、常に「記憶」を
さて、記憶は、日々やっていくことで慣れてきます。日常の中で、暇つぶしのごとく記憶をやってみてください。言ってしまえば、記憶を趣味にしてしまえば良いのです。早速、その例を挙げてみたいと思います。
1、利用している鉄道の駅名全暗記。
これは結構楽です。簡単にいうと、「関連付け」ができるからです。例えば山手線であれば、「新宿→新大久保」は「新」が付いている繋がりで覚えることが出来ます。
アホらしいとも思うかもしれないですが、そういったところから始まります。
通学時間でできる話なので、是非やってみてください。繋がりを意識することが肝心です。
2、なにかの集まりがあったときに、人の名前全暗記。
これは、顔、形から名前を関連付けさせるのは難しいので、結構難易度は高いです。
なので、性格や雰囲気からうまく名前に頭のなかで関連付ける必要が御座います。頑張ってみてください。
3、一週間くらいの食事のメニュー全暗記。
ここまでできれば、英単語や歴史もかなり楽になると思います。正直、日付から食事のメニューを想起するのはかなり難しいんです。
食事の味や、その食事シーンの光景などを頭の中で思い起こして、その日にあったことなどから日付を当てる。私も結構これは大変です。
その食事でどのような会話をしたか、ですとか、食事のときどんな場所にいたか、ですとか、そういったことが関連付けとなって覚えるようになるんです。
やってみれば分かりますが、駅名や人名に比べて、相当難しいのが分かります。
ただ、こういったことを毎日続けていると、記憶が少しずつ娯楽になっていくんです。
そして、何より記憶が楽になっていくんです。
教養につながる「記憶」
例えば47都道府県の県庁所在地。香川県や島根県の県庁所在地など、言えるでしょうか?
例えば東京二十三区。例えば参議院や衆議院の人数。東アジア諸国の首都。挙げればキリがありませんが、日本人にとって「常識」と言えるような部分を「趣味」として記憶していくと、勉強や偏差値だけでなく、ちょっとしたところで役に立ちます。
単純に「そういうの言える自分、かっこいい」というとこからでも良いんです。どういう風なきっかけでも、記憶をする理由付けができれば大丈夫です。
記憶は大学受験までずっと続きます。文系理系問わず、記憶をすることは非常に重要です。
皆さまも、記憶に慣れて、記憶を楽しんでみてください。
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