条件反射を利用する
想像して下さい!!
今、あなたは梅干しを食べています!!
突然失礼しました。
実際に梅干しを食べたわけではありませんが、唾液が出てきたはずです。
梅干し=酸っぱいものを想像すると唾液が出てしまう。
このような現象を「条件反射」といいます。
条件反射とは、刺激に対して、神経系を通しておこる生活体の反応のことです。
また、一定の訓練や経験によって後天的につくられた反射のことを言います。
我々は梅干しが酸っぱいことを知っている。
だから酸っぱいという刺激に対して身体が反応し、唾液が出たということです。
条件反射、勉強を始める生活習慣をつけるために利用が出来そうですよね!
今回はそのことについて考えてみようと思います。
まず初めに条件反射の有名な例として「パブロフの犬」と呼ばれる実験があるので、紹介します。
パブロフの犬
「パブロフの犬」とは、20世紀に活躍した生物学者のパブロフ博士の条件反射の実験例のことを指します。
パブロフ博士は消化腺の研究で1904年にノーベル生理学・医学賞を受賞し、
それはロシア人として初のノーベル賞受賞でした。
具体的な実験内容は、犬の頬に管を通し、唾液の分泌量を測定するというものです。
パブロフ博士は犬に餌を与える際に、
必ずベル(メトロノームやホイッスルという説もあるそうです)を鳴らして呼び出すようにしました。
そういった行為を繰り返した結果、犬はベルを鳴らすと涎を垂らしてしまうようになったのです。
ベルの音が聞こえたら、餌が貰えると思うわけですから涎を垂らしてしまいますよね。
条件反射で勉強習慣をつけてみる
では、条件反射を勉強にどのように利用していくか考えてみましょう。
実は私、学生時代生物の授業で条件反射を習い、実践していました。
それは特定の音楽を聴いてから勉強を始めるということです。
当時の私は長すぎず短すぎず、気分が高揚するような歌詞の入った楽曲は無いか探し、辿り着きました。
doaの『英雄』
試験勉強や受験勉強を始める前には、この曲を聴いてから始めるようにしていました。
初めのうちは「この曲を聞いている時間があったらさっさと始めたほうが良いんじゃないか!?」
という疑問を浮かべながらその日にやる勉強内容を考えたりしていました。
効果が現れたのは勉強のやる気が出ない時でした。
いつも『英雄』を聴いてから勉強を始めていたので、
『英雄』を聴くとなんだか勉強をしないとムズムズしてきたのです。
まとめ
つまり、メジャーリーグで活躍しているイチロー選手が打席でバットを縦に構えるしぐさして集中力を高めるように、
ルーティーンを見に付ける。
ということです。
私は音楽を聴くことで勉強の条件反射を習得していましたが、
自分で作った呪文を唱えてみるもよし、
準備運動をするもよし、
自分なりのものを実践してみてください。
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